タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

コウモリ寺

セーナー経由アユタヤ行き スパンブリーのコウモリ寺へ[最終回]

コウモリ寺ことワット・プラーウを後にしますか。


04_01


さっきジグザグの橋を渡る際に上流側に見えた橋で
対岸に戻り、左の未舗装の路地へ。

すると先で


04_02


木橋に変わるではないですか。

この辺は湿地のようで右の木造家屋(廃屋?)も
高床式になっていますね。


突き当りの階段を上ると道路沿いの商店街に出ました。
ポープラヤーの町です。

確かソンテオの停留所は左手だったよなと
顔を向けると、


04_03


うわあ、待ってるじゃないですか。
小走りで乗り込みました。すぐに発車です。

時刻は、12:40。


04_04


どうせならこのポープラヤーでランチにすれば良かったな。
失敗してしまった ^_^;)

どういうわけかちょっと疲れたので、
もうバンコクに帰ろうかと思います。
でも往路と同じに帰ったらつまらないなーと考えて…

そのまま揺られること25分で到着した

04_05


スパンブリー・バスターミナルで下車してみました。


建物内に入ると「アユタヤ」との表示のある窓口に目が留まりました。
試しにアユタヤ経由で帰ってみるか。

45バーツのチケットを買うと、
「2番ホームへ行ってください」と。

04_06


なんだ、バスかと思ったらロッ・トゥーじゃん。
ちょっぴり残念だけどまあいいか。

13:14出発。

国道340号線
を南下し始めたロッ・トゥーは、
途中で左折し国道3263号線へ。ほう、そういうルートなのか。

でそのままアユタヤ直行かと思いきや、
途中で小ぶりなバスターミナルに入り込んで停車。

どこだここ? 窓から必死に手がかりを探すと、


04_13


マイクロバスに「セーナー - ランシット市場」との表示が。

ここがセーナーなのか!

2011年タイ大洪水ではアユタヤもろともここアユタヤ県セーナー郡も水没。
そんなニュースを読んでセーナーの町を知ったのです。

地図を見るとよく分かりますが、
アユタヤ旧市街と同様にセーナーも四方を川に囲まれて
島状になってるんですよ。

昔は防御のために役立った地形も
今ではよく洪水が起きる原因となってしまっているようです。

歴史のある町のため興味深い古い市場があるんですが、
お疲れモードなのでまたの機会に歩きましょう ^_^;)


しばしの停車後、再出発。


04_07


時計塔のあるロータリーを通過。
このあたりが市場かな~。


川を渡ってアユタヤ旧市街に入り、


04_08


終点に到着。
時刻は、14:35。

ここはアユタヤのどのあたりなんだろう?
と思いつつもiPhoneのマップで確認するのも面倒なほどとにかく暑い!

なんでアユタヤっていつ来ても暑いんでしょうね。
元気が回復していれば多少観光をしようと思っていたんですが、
ムリムリ -_-;)


04_09


降りたちょうど前あたりにバンコク戦勝記念塔行き
ロッ・トゥーの乗り場がありました。

眺めていると呼び込みの兄ちゃんに声をかけられたんですが
先に遅めのランチを済ませたいのでパス。


04_10


ここってローカルバス、ロッ・トゥー、ソンテオの
ターミナルになってるんですね。


04_11


お婆さんが一人で切り盛りしているオンボロな食堂を
見つけてガパオライス(挽肉のバジル炒めご飯)をさっと掻き込み、
ロッ・トゥー乗り場に戻ります。

「ついさっき出発したばかりなので30分待ってくださいね。」

兄ちゃん、私のこと覚えてたのか。


結局15:02に出発。

車内にはタイ人のほかに西洋人3人、韓国人3人も。
さすが観光地アユタヤですねー。


国道1号線
パホンヨーティン通りをかっ飛ばし、
ドンムアン空港を通過したロッ・トゥーは、


04_12


戦勝記念塔の北東側の一角で停車。
そういえば以前アユタヤに行った時もここから乗りましたね。

時刻は、16:29。


メインの目的だったコウモリ寺には行けたものの、
その他はなんだかボロボロだった感のある今回の旅も
これにて完結です。

お付き合いいただきましてありがとうございました!


次回はこのシリーズ初、ビーチへの旅をお届けします。
それも普通は自家用車で行くところ。
公共交通機関だけで辿り着けるのか? どうぞお楽しみに!




<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
アユタヤ行きロッ・トゥー:45バーツ
戦勝記念塔行きロッ・トゥー:100バーツ(? メモ忘れました)
ここまでの合計:335バーツ(?)

※旅は2015年2月23日(月)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

セーナー

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コウモリ寺ワット・プラーウ スパンブリーのコウモリ寺へ[3]

ワット・ウォーラチャンからターチーン川(スパンブリー川)
を渡った先には、


03_01


鬱蒼とした茂みの中に2つの祠が。

前回の「宝くじに当たる5大願掛けスポット巡り」で祠を調べた今では
一本柱の右が「土地神の祠」(サーン・ジャオティー)で
四本柱の左が「爺婆の祠」(サーン・ターヤーイ)
であることが一目瞭然なのですが、この時はそうとは露知らず ^_^;)

爺婆の祠には木の根っこのゴツイ塊がご神体として
安置されてました。


その背後に見える高床式木造家屋は、僧坊のようでです。

ということはここはもう、
コウモリ寺ことワット・プラーウ(วัดพร้าว)ってことか。


僧坊の間を縫って歩くと広いところに出ました。


03_02


ワット・プラーウで間違いない!
時刻は、12:05。

グーグルマップで場所をお知らせしておきます。

左に見える変わった屋根の仏堂(?)が特徴的ですね。
ビルマ様式を模したということのようですよ。

寺自体はアユタヤ時代の創建だとか。


案内板を見ると、この左手に「ワン・カーンカーウ」(วังค้างคาว)と。
コウモリ宮」ってな感じでしょうか?

どうやらそこっぽいので行ってみましょう!


歩いて行くと鬱蒼とした森が現れました。


03_03


でも森に到達する前から既にギーエギーエという
騒がしい鳴き声の大合唱が聞こえてきてたんですが…。


ここから先は、コウモリ嫌いの人要注意です。


03_04


おぉー、いたいた。
分かりますか?


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木々には無数のコウモリが密集して逆さまにぶら下がっています。
数千、下手したら万はいるんじゃないでしょうか。


03_06


遠目には枯葉にも見えるかもしれませんが、
もっと寄ってみると、


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間違いないです。
鳴き声が物凄いので間違えようはないんですけどね(笑)

あとは、コウモリの糞の臭い!
長居したら体に悪そうなレベルですよ。

かのエボラ出血熱も感染源はコウモリが有力視されているそうですし、
狂犬病その他さまざまな病原菌を持っている危険があるので、
糞も含めてコウモリにはあまり接触しないほうが良さそうです。

しかし真っ黒な体なのに陽の当たるところにいて
暑くないんだろうか?

というか、コウモリって昼間は寝ているものだと思ってたんですが
そうでもないんですね。


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飛んでるし…。

ここのはカーンカーウ・メーガイ(ค้างคาวแม่ไก่)、
訳すと「雌鶏コウモリ」と呼ばれるオオコウモリの一種。
世界一大きなコウモリの部類のようです。

ちなみに主食は、果実。
襲われる可能性は、低そうです ^_^;)


ふと足元を見ると、


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ありゃま。
これだけ無数にいれば、命を落とすのもいますよね。


ついでなので寺も見ておきますか。


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いかにも地方の寺って感じでのどかです。
コウモリの鳴き声さえなければ。


03_10


あれ、あそこにもたくさんぶら下がってるではないですか。

下まで近寄ってみると、


03_11


ここにも「コウモリ宮」との看板が。


03_12


なぜこのワット・プラーウにだけ、
コウモリがこんなに集まってるんでしょうね。
不思議です。

いつまでもコウモリを見上げてても仕方がないので(笑)、
スパンブリー市街地に戻るとしますか。



<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:180バーツ

※旅は2015年2月23日(月)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットプラーウ

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