タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

クローン・ピッタヤーロンコーン学校

バーンクンティエン区博物館 ~ バンコクの海へ![12]

クローン・ピッタヤーロンコーン学校前にやって来ました。


クローン・ピッタヤーロンコーン学校


この学校内には、看板にあるとおり、
バンコク都立バーンクンティエン区地域博物館があります。
ここまで来たのでせっかくだから見てみましょう!

敷地内に入り、奥へ進むとまた看板が。
近くに座っていた中年女性(先生?)に、博物館はどこか尋ねると、

「この先の緑のドアのところだよ。鍵を開けるから待ってて。」

はーい。ここですね。


都立バーンクンティエン区民俗博物館


この雰囲気、木造の旧校舎を転用しているようです。

しばらく待っていると、違う女性の方がやって来て鍵を開けてくれました。
来訪客は滅多にいないんでしょうねー。

慌てて電気とエアコンをつけてくれて、一緒に靴を脱いで入ります。


博物館内のパネル展示


「ここに記帳してください。」

はい。私、日本から来たんですよ~。

「えっ!? では結構です。記帳しなくて大丈夫です!」
女性は慌てて答えました。

そうなんですか。なんだ、書きたかったのに。
しかしさっきから話していて、外国人って気がつかなかったんですか…(汗)


博物館には、バーンクンティエン区の歴史や生活様式などが、
おもにパネル説明のかたちで展示されています。

「昔、バーンクンティエン区一帯は海でした。」

おぉ、解説までしてくださるんですね。
ありがとうございます。

現在は、エビなどの養殖をして生計を立てている住民が多いんだとか。


足元に動物の骨が転がって、もとい、展示されているのに気付くと、

「これらは、クジラの背骨、イルカの頭蓋骨、ワニの頭蓋骨です。
 運河の掘削で見つかりました。」

えぇっ!? ワニが!?

「はい。でもここに生息していたのではなく、
 どこかから迷い込んだのでしょう。」

とは言っても、ここで生きていたのは確かですよね・・・(大汗)


続いて隣の部屋に移ります。


博物館内の農具展示


こちらには、古い生活用具が多数展示。

中央奥の機械は、脱穀機との説明だったと思います。
左端に転がっているのは、塩田をならすローラーなんだとか。へぇ~。


興味深い展示を見終えたところで、女性に尋ねてみました。

この辺りに貸自転車屋があると聞いたんですが、
どこだかご存知ですか?

「ありますよ。案内します。」

うわぁ、ありがとうございます!

そうなんです。ネットで情報収集している時に、
この学校の辺りに貸自転車屋があると知ったんです。

一緒に歩いて向かった先は…、
なんと校舎の裏。つまり学校の敷地内。

へ?


学校内のレンタサイクル


そこには、「自転車室」と書かれた建物が。

なるほどー!
生徒用の自転車を一般向けに有料で貸し出しもしてるんですね!

女性は、校舎の職員室らしき部屋の窓をたたき、
中の人と話して戻って来ました。

「担当者が買い物に出ていて、いつ戻るか分からないそうです。すみませ~ん」

えぇ~!!
ど、どうしよう。




<交通費>
徒歩なので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




クローン・ピッタヤーロンコーン学校 

船着場へ戻る ~ バンコクの海へ![11]

バンコク・シービュー・レストランの横を通り過ぎた舟は、
元の運河に入ります。


運河沿いには民家が


運河沿いには、ところどころに民家が建っています。
漁師の家なんでしょうかね。

来る時とは違うルートで帰るようです。
しばらく直進して運河の交差点(?)に達しました。


交差点(?)で左折


左右に走っているのが、船着場のあるピッタヤーロンコーン運河ですね。
ここで左折。


ピッタヤーロンコーン運河


両側がマングローブ林の穏やかな運河を突き進みます。
いやー、気持ちいいですね。
この素晴らしい景色を一人占めしている気分になりました。


このピッタヤーロンコーン運河は、
東はポム・プラジュン北方のチャオプラヤー川西岸から
西はサムット・サーコーン県マハーチャイのターチーン川河口付近東岸まで
延々と続いています。いつか端から端まで舟で旅してみたいものです!


漁をしている光景に何度か出合いました


時々、漁をしている光景に出くわしました。
何が獲れるんでしょうねー。


そうこうしているうちに、舟はあっけなく船着場に到着。
もう少し運河の景色を楽しみたかったんですが(T T)


あーあ、帰って来てしまいました。


時刻は14:15。

で、これで終わりだとお思いでしょう。
ふっふっふ。まだ続きがあるのです(笑)


船着場を後にし、正面の道に出て左側へと足を進めました。


向うはピッタヤーロンコーン学校


右手に見えるのが次の目的地、クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
そうです。結局は行くんです(笑)

目的は2つ・・・。




<交通費>
舟代追加料金無しなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海~船着場

いよいよ舟で出発~ バンコクの海へ![6]

船着場の建物内で座っていた(寝ていた?)おばちゃんに
レストランへ行く舟は何時に出ますか?
と尋ねると・・・

「休日なら8人集まれば大きな舟が出せるから一人50バーツだけど、平日は難しいね。
 一人なら小舟をチャーターすることになるよ。チャーター代は300バーツ。」


休日なら大人50バーツなんですが・・・


カウンターに表示されている料金は、休日限定ってことですか。

うほー。
休日に来るべきだったか。

でもバーンクンティアン地区の他の場所でチャーターすると500バーツらしいので
まあ妥当な料金なんでしょうね。なので了解です。

「じゃあ、舟の準備をするからちょっと待ってて」

おばちゃんに大声で呼ばれた船頭さんは、準備を始めました。


右端に吊り下げられた準備中の小舟が


右やや上に運河の上に吊り下げられた舟が見えますか?
白いTシャツの船頭さんが乗り込んで何やら準備してます。


じゃ、その間に私は周囲の散歩でも・・・


船着場の敷地はだだっ広くて駐車スペースが有り余ってます。
敷地を出て前の道まで来てみました。

右側(東)の風景はこんな感じ。


船着場前の道(右側)


とんでもないところに来ちゃったなー(笑)

左から伸びてきてこの道にぶつかってるのが
バーンクンティアン・チャーイタレー通りです。

続いて左側(西)。


船着場前の道(左側)


まだ舗装工事中~。
いったい何年やってるんでしょうかねぇ(汗)

左に見える申し訳程度の看板が、この船着場の目印になりますね。
青字で「Bangkok sea View」と書かれてます。

そうそう、右に見える建物がクローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
ここまで来てるソンテオ路線があるはずなんですが。


暑いので船着場に戻って待つことに(笑)

すると一台の車がやって来るではないですか。
降りてきたのは4人の女性。

舟はいつ出るのかと同じ質問をおばちゃんにしてます。
おぉ、これはもしや。

おばちゃんが話をまとめてくれました。
4人組&私で一緒に小舟をチャーターすることに。
都合一人当たり60バーツになりました!

おばちゃんに60バーツ払うと、ちょうど舟の準備が終わり
乗船するように促されたので桟橋へ。

「前に座りますか?」

女性の一人が気を遣って声をかけてくれました。

いえいえ、どうぞ。


時刻は12:20。

いよいよ出発~!!


出発した舟から


ピッタヤーロンコーン運河からすぐに左折して南下する運河に入ります。


運河を進みます


両側はマングローブ林。

穏やかな水面を轟音をとどろかせて小舟が進んでいきます。


風が気持ちいいです~


素晴らしい景色に気持ちいい風。
これは最高だ~!!


<交通費>
舟チャーター代:60バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・

船着場から運河へ

 
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