タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

キングモンクット工科大学ラートクラバン校

国鉄東線 バーンパコン川を見に[2]

パヤタイ駅から乗った国鉄東線の列車は、
エアポートリンクの高架橋下を東へと向けて走っていきます。


列車はクローンタン駅でしばらく停車。
その間に車掌さんが切符を売りに来ました。


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チャチューンサオ駅まで13バーツ也。


発車間際になって女子中学生の集団がどっと乗り込んできて車内は一気に賑やかに(笑)

さらには物売りのおばちゃんも登場。
ゆで玉子や串団子、飲み物をバケツに入れて通路を行ったり来たり。
結構売れてるみたいですね ^^


フアマーク駅でも大勢乗車して、通路に人が溢れるまでに。

私のボックスには目の前に一人で乗車のガタイのいい欧米人男性、
と、後からやって来た4人連れの20代後半のタイ人女性たち。

はい。4人掛けボックスにむりやり6人が座ったので、
欧米人は露骨にイヤな顔をしてます ^_^;)

私も暑いのに女性に密着されてなんだかなーですが、
まぁ、激混みのソンテオよりはいいかなと。


ワット・ラーンブンという駅に停車。
窓からタンポポの綿が飛び込んでくるのどかさに癒されます。


そして来たことのあるプラチョームクラオ駅に到着。


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駅前のキングモンクット工科大学ラートクラバン校(KMITL)の学生たちが
どっと下車しました。

でもまだ混んでますけどー。


パヤタイ駅を出てから1時間15分ほどで、
クローン・ルアンペーンという駅に到着。


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いかにも郊外といった趣のこの駅が、国鉄東線でバンコク都最東端の駅。
この先は、チャチューンサオ県です。


08:56、車内が混雑したまま列車はチャチューンサオ駅に到着!

どやどやと大半の乗客が降りていきます。
くだんの欧米人さんは、座ったまま。パタヤにでも行くのかな?


02_04


マハーチャイ線メークローン線だとディーゼル車の短い編成なので
なんというか近郊通勤列車って感じがしますが、
機関車けん引の東線の列車は、さすがに「鉄道の旅」をした実感が湧いてきます ^^

ついでにその機関車も見ておきましょう~。


02_05


そして駅舎内へと。


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わさわさと下車した大勢の乗客たちは、すでに外に出ていった模様…。
私も出ますか。







<交通費>
列車陳:13バーツ
ここまでの合計:13バーツ

※旅は2012年5月1日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ラートクラバン駅行きソンテオ BTS新終点ベーリンからの旅[17]

珍しく歩き疲れたのは、ラムカムヘン大学バーンナー・キャンパスと
ここKMITLの南側キャンパスを延々と歩いたせいかも。

気が付いたら、今回の旅は大学巡りと化してましたね(笑)


しかしどうせなら閑散とした南側じゃなくて、
賑やかなこっち北側のキャンパスをもっと歩きたかったです。

でもバテ気味で、もういいやって気分に。
それに実は18時にトンローで約束があるので
そろそろ戻らないと危険なのです ^_^;)


KMITLの門を出たところの歩道橋で反対側へ渡ります。


プラジョームクラオ・ラートクラバン


やっぱり郊外の大学って感じですよね。


で、反対側のバス停には下校の学生が大勢。
学生じゃないのって私だけで居心地悪いです(笑)

これは早々にここを離れようと思い、
やって来たフアタケー市場行きのソンテオに飛び乗りました。

時刻は、15:47。

そう、またフアタケーに一旦戻ることに。


ソンテオ内は、女子学生は座席に、男子学生は後ろのデッキ部に立ち乗り、
と見事に住み分けができています。暗黙のルールなんでしょうね。
私も勿論、デッキでポールにしがみついて立ってます。

ラートクラバン通りに出て、フアタケーの街を快走。
街の東端にある運河に架かる橋の下でUターンして少し戻ったところが終点。
全員が降ります。


プラジョームクラオ・ラートクラバン~フアタケー市場のソンテオ


乗って来たソンテオです。
プラジョームクラオ・ラートクラバン - フアタケー市場と書いてありますね。

運賃は8バーツ也。
時刻は、16:02。


この場所で次に乗るソンテオを待ちましょう。

実はさっきフアタケーの街を歩いている際に、
エアポートリンクのラートクラバン駅行きのソンテオを見かけたんです。
それに乗って、エアポートリンクでサクッとバンコクに帰ろうという魂胆です。


するとすぐにやって来たではないですか!


ラートクラバン駅行きソンテオ


16:04、乗り込みます!


席に着くと、「チャーイ・カードーイサーン・ドゥアイ・カ」と
横に座った女の子が。


ん?


「チャーイ・カードーイサーン・ドゥアイ・カ」
(運賃を払ってください。)

ロボットのように無表情で繰り返します。

あぁ、車掌さんだったのか。てっきり乗客だとばかり。
それに今日乗ったソンテオは全て後払いだったので迂闊でした ^_^;)

運賃7バーツを払おうとすると、
「どこへ行くんですか?」と怪訝そうな顔で。

ラートクラバン駅です。(だってそこ行きのソンテオでしょ?と内心思いつつ)

「エアポートリンクのですか?」

はい。


外国人ってこのソンテオを滅多に利用しないからですかね?
何だったんでしょう。まぁ、いいですけど。

そうしたら、他の乗客にも同様に「チャーイ・カードーイサーン・ドゥアイ・カ」
を座ったままロボットのように無表情に繰り返し言っていました(笑)


ラートクラバン通りを西進したソンテオは、右折してロムクラオ通りを北上。
すると、道をはずれるではないですか。


給油中のソンテオ


ガソリンスタンドで給油でした(笑)

今日2度目ですよー。ツイてるんだかなんなんだか。


ここでロボット車掌さんは、助手席へと移動。
もう乗客は乗って来ないんでしょうね。

ってことは、もうすぐ終点かな。






<交通費>
フアタケー市場行きソンテオ:8バーツ
ラートクラバン駅行きソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:132バーツ

つづく


※旅は2011年8月15日(月)に行いました。


KMITL~フアタケー市場~ラートクラバン駅




プラジョームクラオ駅 BTS新終点ベーリンからの旅[16]

国鉄フアタケー駅から歩き出します。
時刻は15:23。

あ、ここで一つ訂正させてください。
フアタケー駅を通るバス路線は、あるそうです。
バンコクバスマニアさん、どうもありがとうございました!


線路沿いに続く屋根付きの歩道は、踏切を越えた先にも
まだ続いていました。


フアタケー~プラジョームクラオ駅間を結ぶ屋根付き歩道


その終点にあるのが、国鉄プラジョームクラオ駅です。


国鉄プラジョームクラオ駅


フアタケー駅から徒歩9分でした。

駅舎が無いシンプルな駅ですね。
空にはスワンナプーム空港への着陸態勢に入った飛行機が。


キングモンクット工科大学のキャンパスは、国鉄の線路を挟んだ
南北両側にあります。なのでこんな光景が見られるんですよ。


線路を渡るキングモンクット工科大学の学生


学生たちの、線路を跨いでのキャンパス間大移動!(笑)


跨線橋には目もくれず、みんな線路を横切って渡っていってます。

そう言えばキングモンクット工科大出身の知人が、
「キャンパス内に線路がある」と言っていたのを思い出しました。
在校生にとっては、線路もキャンパス内なんだという感覚なんでしょうね。


ちなみにこの写真の女子学生の頭上に、
フアタケー駅の白い駅名看板が小さく見えています。
分かりますか? 本当に2つの駅間距離は近いですね。


じゃぁ、私も見習って線路を横切って北側のキャンパスへ行ってみますか。


到着してみた分かったんですが、どうやら北側がメインのキャンパスの様子。
南側と打って変わって活気があります。
やっと理系上位校らしい雰囲気が感じられるようになりました。


ここでこの大学の名前についてちょっと説明します ^_^;)


日本では普通、キングモンクット工科大学と呼ばれていますが、タイ語の正式名称は、
「サターバン・テクノロジー・プラジョームクラオ・チャオクンタハーン・ラートクラバン」
という長~い名称だったりします。で略称は、「プラジョームクラオ・ラートクラバン」

英語名は、「King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang」
それを略して「KMITL」とも呼ばれています。

ちなみにプラジョームクラオもKing Mongkutもラマ4世のこと。
博識で皆既日食の日時・場所をご自身で計算して特定し、在タイ欧米人を
驚愕させたということなどから、理系のこの大学の名に冠してあるのでしょうね。

チャオクンタハーンの名は、このキャンパスの土地を寄付した方の先祖、
チャオプラヤー・スラウォンワイヤワットが今で言う軍最高司令官を19年勤めあげ、
敬われてこう呼ばれていたことからなんだとか。


さてさて、ATMやら売店やらが並んでいる横にちょっと入ってみます。
そうすると、こんな部屋に遭遇。


福岡工業大学バンコク・オフォス at KMITL


福岡工業大学」との額が掛かっています。
そして「FIT Bangkok Office at KMITL」と。


福岡工業大学のサイトを見てみると、
どうやら「日本語センター」を運営しているようですね。

学生に日本語を教えて現地入試を実施。
合格者を福岡工業大学へと受け入れているそうです。

もちろん交換留学も行っているとか。
KMITL側からは「短期日本研修」となっています。


へぇ~。日本とこんなところにも繋がりがあるんですね。

…と思ったら、実は東海大学との方がもっと結びつきが強いのだとか。
1977年から交流協定を結んでいて、やはりKMITLキャンパス内にオフィスを構えて
いるんだそうです。あまり歩き回らなかったので気付きませんでした -_-:)

そもそもここの校舎群建築に際して日本が多大な援助を行ったんだそうですしね。


本当はもう少しキャンパス内を散策してみたかったんだけど、
疲れたし雨も心配なので、そろそろ帰るかなー。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:117バーツ

つづく


※旅は2011年8月15日(月)に行いました。


フアタケー駅~プラジョームクラオ駅




 
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