タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ<2017年>

ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6]

タイ・ミャンマー国境の検問から急いで戻ります。

06_01

イートンピロック)の集落入口ゲートまで戻ってきました。
時刻は、17:18。

次に行きたいのは、右の山の山頂なんですよ。
なんとか日没までに間に合いたいのですが。

宿に戻りオーナー女性に相談してみました。
貸し自転車はどこかにありますか?

方々に電話をかけてくれた結果、
バイクしかないとのこと。

私、バイクを運転したことがないんですが、
それでも貸してくれますかね? 無理ですよね… ^_^;)

また何度か電話をしてくれて、
ソンテオをチャーターしてくれました。

しばらくするとインド系っぽい顔つきの男性と
男の子2人がバイクで登場。
この男性がソンテオ運転手みたいです。

1か所案内するのに200バーツとのこと。
OKです。お願いします m(_ _)m

「市場を抜けて橋を渡ったところまで歩いてきて」

わかりました! では出発~。

06_02

宿から左に目抜き通りを進み、

06_03

奥の右手の路地にある市場を突っ切ります。
この市場はまた明日の朝に立ち寄ろうと思うので、
今は素通りです。

その先の池に架かる橋の欄干(?)には、

06_04

こんな木のプレートが無数に結わえつけられています。
観光客が残して行ったんでしょうね。
橋のところでこのプレートを販売しています ^^

橋を渡り切ったところに

06_05

タイ文字とミャンマー文字で
イートン市場 1939年開設
との看板が。スズ鉱の始まりと同時なんですね。

この先にバイクで先回りしていたソンテオ運転手が待っていました。
後をついて行くと、

06_06

なんと、トーンパープーム市場-イートン路線のソンテオを
使い回して案内してくれるようです。

ということは、この運転手も1日4回運行の
いずれかを担当している方なんですね。

17:35に出発したソンテオは山道を登って行きます。

06_07

例え貸し自転車があっても、ちょっとキツかったかも ^_^;)

06_08

お子さんらしき2人の男の子も一緒です(笑)

この山に登ったことある?

「うん、何度もあるよ!」

06_09

見晴らしの良いところに出たと思ったら、

06_10

到着です!
時刻は、17:42。

物々しい監視台とゲートが見えてますね。
あそこまで早速登ってみますか。

06_11

チャーンスック陣地
国境警備警察第135中隊


と書かれています。

ゲートをくぐり到着した頂上には、

06_12

タイ国旗がはためいていました。

ここは「ヌーン・チャーンスック」(เนินช้างศึก)と呼ばれています。

ヌーンは「丘」。
チャーンスックは直訳すれば「闘象」なのですが、
タイのサッカー・ナショナルチームの愛称も「チャーンスック」なので
「タイ」を意味していると捉えていいでしょう。

つまり「ここはタイ領の丘だ」との主張が込められた地名です。

かつてこのタイ・ミャンマー国境の山岳地帯には、
ミャンマー政府に反対する少数民族武装組織が拠点を構えて
ミャンマー政府軍と戦闘を繰り広げていました。

時にはミャンマー政府軍に圧迫された武装組織が
タイ領側に越境して逃れてきて、さらにそれを攻撃するために
ミャンマー政府軍まで越境して砲弾を撃ち込んだりしていました。

この丘にも一時はミャンマー政府軍が陣地を構えていたのだそうです。

以前訪れたラーチャブリー県のタイ・ミャンマー国境
フアイコークムーでは1999年に反政府武装組織が制圧されたので、
恐らくイートンの地でもその前後には同様に制圧が済み、
ミャンマー軍も退却して行ったのでしょう。

そうしてミャンマー軍が去った後、
この丘にタイ国境警備警察が陣地を設けたのでした。

06_13

監視台には、国境警備警察の青年が1人で見張り番をしています。

いつの間にかソンテオ運転手と男の子2人もやってきていました。
男の子たちは監視台の中に入って国境管理警察の青年と遊び始めるし(笑)

06_14

西側のミャンマーの光景は、ここからも山が果てしなく続いています。
地平線の先まで山しか見えない景色を、この人生で目にする機会に
遭遇するとは思いもしませんでしたよ。

中央を左右に走っている稜線がタイ・ミャンマー国境です。
で、稜線を辿って視線を右、つまり北へと移すと…

06_15

この写真の左から中央奥へと続く稜線につながっているのですが、
真ん中あたりの稜線上に、先ほど訪れたヌーン・サオトン(旗柱の丘)
が見えています。

その先に切り通しになった国境検問の位置も
なんとなく確認できますね。

稜線を右のタイ側に下りた、写真の右端あたりに
金色の仏塔が見えるでしょうか?
それを目印に…

06_16

視線をもう少し右に移したのがこの写真。

金色の仏塔が左に位置しています。
中央の家屋の塊が、イートンの集落です。

集落と国境線との距離感を掴んでいただけたでしょうか ^_^;)

こんな感じで丘から四方八方の景色を眺めてぐるぐる歩いていると、
「サワッディークラップ」(こんにちは)と20代後半ぐらいの
タイ人男性が声をかけてきました。一人で来ている様子ですね。

「こんにちは」
と笑顔で答えます。

丘の上にいる野犬を見て
「うああ、こんなに大きくなったのか。以前は小さかったのに」
と私に敢えて聞こえるように言うではないですか。

えっと、会話にのってあげたほうがいいんだろうか。
もう少し様子を見てみよっかな ^_^;)



<旅費交通費>
ソンテオのチャーター代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:939バーツ

<参考>
lovethailand.org "เนินช้างศึก"

※旅は2017年3月27日(月)に行いました。



元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

イートン

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タイ・ミャンマー国境の日没 ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[7]

イートンのタイ・ミャンマー国境ビュー・ポイント
ヌーン・チャーンスック(เนินช้างศึก)に到着してから
10分近くが経ちました。

チャーターしたソンテオの運転手さんからは「30分」と
言われているので、あと20分ほど。

07_01

国境を監視する国境警備警察の青年と遊んでいた
ソンテオ運転手の子供たちが中から出てきました(笑)

07_02

監視台の横にちょこんと座って、
国境線となっている目の前の稜線を眺めます。

「こっちに来てみなよー」

運転手の子供が呼ぶではないですか。

07_03

「入れるんだよ」

ん?

07_04

シェルターになってるのか。
かつてのピリピリした雰囲気が伝わってきますね。


再び座りなおしてミャンマー側を眺めます。

07_05

山々が幾重にも折り重なって幻想的な光景です。

左手を眺めると、

07_06

タイ国旗があそこでもはためいていますね。
ちょっと行ってみますか。

07_07

タワン・ルアンシー陸軍大将記念碑

と書かれています。

この方はカンチャナブリー県が拠点の第9歩兵師団司令官。
2011年にペッチャブリー県の山間部で起きたヘリコプター墜落事故の
行方不明者捜索に、悪天候の中自らが指揮を執ってヘリコプターで
向かったものの、そのヘリもまた墜落して殉職したのだそうです。

それで陸軍が勇気と栄誉を称えてここに記念碑を建てた、
という経緯が記されていました。


元の場所に戻りますか。

07_08

監視台の
チャーンスック陣地
国境警備警察第135中隊

の文字が夕日に照らされています。

そう、

07_09

もうすぐ日没なんですよ。

07_10

再び監視台横に腰を下ろし、時間まで夕日を眺めていることに。

「ビールいかがですか?」

さっき話しかけてきた20代後半の男性がLEOビールの缶を差し出して
くるではないですか。「横に座って話をしてもいいですか?」とも。

ありがとうございます。どうぞどうぞ。

仮にエークくんとしておきますか。
エークくんは、ここヌーン・チャーンスックに来るのは4回目だそう。
気分転換したくなると800CCのバイクでバンコク近郊から4時間
かけてやって来るのだとか。

たった4時間でここまで来れるとはビックリ。

どうやら今回は好きな女性に振られたのが来た動機のようです ^_^;)
でも今でも仲の良い友達ですよと。

好青年なので、エークくんのことを気になっている女性はきっと
大勢いると思いますよと慰めたら、「はい、もう大勢」と
これっぽっちの謙遜もない返事が返ってきました(笑)

ここイートンは年中多雨の地域なのだそうです。
しかし3,4,5月の間だけは雨が降らないベストシーズンなんだとか。
知らずに3月に来た私はなんとラッキーなんでしょう ^^

雨季には霧が立ち込めて一寸先も見えないほどだそうですよ。

そんなこんなで話をしていたら、
運転手との約束の30分が経ってしまいました。

するとエークくん、僕がお願いしてきてあげますよ、と
運転手のところまで行って夕日が沈むまで待ってもらえるように
話を付けてきてくれました。なんと知り合いなんだそうで。

よくよく話を聞いたら、カンチャナブリー県内のここから
さほど遠くないところ出身なんだとか。それでか。


さあ、いよいよ夕日が沈みそうです。

07_11

缶ビール片手にミャンマー国境の山脈の彼方に沈む夕日を眺める男2人。

こんなベタなシーンを当ブログで演出することになるとは、
考えもしませんでした(笑)

07_12

日が沈みました。
静かです。とにかく静か。

ふと見上げると、

07_13

うわあ、なんて綺麗なんだー。

これ以上運転手を待たせては申し訳ないので、
そろそろ行きますか。

「下で夕食を一緒にしませんか?」

エークくんの誘いに是非!と答え、山頂を後にします。

07_14

ヌーン・チャーンスック、ぜひまた来て今日と同じように
夕日を眺めたいな。

07_15

下山するソンテオの座席からあの空をずっと眺めていました…。



<旅費交通費>
ソンテオのチャーター代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:939バーツ

※旅は2017年3月27日(月)に行いました。

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つづく

イートン

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イートンの夜 ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[8]

日没を見たヌーン・チャーンスック山頂から
チャーターしたソンテオで下りてきました。

08_01

時刻は、18:55。

運転手さんにお礼を言いつつチャーター代200バーツを
支払います。

山頂で知り合ったエークくんもすぐに大型バイクで到着。
「知ってますか? ここには防空壕があるんですよ」

えっ!?

「防空壕見ていいですか~?」

エークくんは運転手さんから了解を得て、
電気を点けました。

08_02

なんでも昔、ミャンマー軍からの砲弾がよく飛んできていたので
運転手さんの家族が手掘りで防空壕を作ったんだとか。


08_03

内部は結構広くできています。
ミャンマー反政府少数民族武装組織が抵抗を続けていた1990年以前は
物騒だったんですねぇ。

2人でイートン集落へ歩いて行こうとすると、

08_04

集落入口の前国王肖像画前に、かつてスズ鉱で使用していた
水を高圧で噴射するノズル状の器具が置かれていました。

08_05

池の脇の橋でイートン集落へと戻ります。
灯りがともっているのは、宿やカフェのようで。

08_06

目抜き通り沿いの「クルア・ジェーニー」(ครัวเจ๊ณี)という食堂で
一緒にディナーを食べることに。

「あら、また会ったわね」

なんと店先にはトーンパープームからのソンテオで一緒だった
集落長さんが座っているではないですか。
もしやこの店のオーナーって集落長さん?

まあいいや ^^

08_07

エークん曰く、ここはカニ料理が美味しいとのこと。
でも残念ながら今日はカニが無いのでエビの料理を1品注文。
左のがそれ。

あとプラーカン(ปลาคัง)という魚の料理。
日本ではレッドテール・キャット・フィッシュと呼ばれているみたい。

それにパッカナー・ファイデーン(カナー炒め)も。

なんとエークくんが奢ってくれちゃいました。
お礼にビールは私の奢りで、いい感じに酔いながら
旅や恋愛の話で盛り上がったのでした。

で、エークくん、泊まらずに夜道をまたバンコク近郊まで帰るんだとか。
あのカーブの多い山道を街灯も無い中で運転して大丈夫なんですか?

「大丈夫大丈夫、慣れてるから」

食堂を出ると、集落入口に停めたバイクへと向かうエークくんと別れたのでした。
無事に帰れますように!

私はと言うと

08_08

静まり返ったイートン集落の目抜き通りを奥の方まで歩いてきました。
突き当り付近で集落住民たちが集まって飲んでいるようです。

私はここを右折し、全て閉まって淋しい限りの市場を通り、

08_09

池のほとりに出ました。池沿いに歩いてみますか。

08_10

これ、左面は

Love ピロック
ホームステイ
0km


宿みたいですね。

右面は

イートン市場
0km
ピロック鉱山
200メートル


さっきの食堂の住所表示には
カンチャナブリー県トーンパープーム郡ピロック町イートン集落
とあったので、ピロックは町名かつ旧鉱山名で、
イートンはここの集落名ということのようです。

08_11

ここも宿ですが、「PILOG CAMP COFFEE」との看板が
目に留まったので寄ってみることに。

中庭兼テーブル席では、制服姿の警官と集落の人たちが
楽しげに談笑しています。

「日本人かな?」

と言っているのが聞こえたので、はいと答え、
一応愛想を振りまいておきました ^^

08_12

カウンターでホットのアメリカンと頼むと
女の子がちゃんとマシンでコーヒーを淹れてくれます。

08_13

酔い覚ましのコーヒーはちょっとぬるめでしたが、
涼しい気候にちょうどいい感じ。

まだ20時半ですが、店はあらから閉まっていて
何もすることがないので、宿に戻るとしますか。

08_14

オーナーさんの家の横の通路へと入って行こうとしたら、
私を待っていたのかオーナーさんが出てきて、
「明日7:30のソンテオを呼んでおいたから」と。

え、さっきチャーターした運転手さんが7:00の便だというので、
乗ると言っちゃいましたけど…。

「7:30の便の運転手は今日トーンパープームから乗ってきた便の
 運転手だよ。彼は私の教え子なの。優しい人だからそのほうがいいよ。」

なんと、学校の先生だったんですか。
わかりました。そうします ^^

部屋に戻ったところで、壁に飾ってある写真に気付きました。

08_15

3,4,5月以外の時期はこんな日が多いってことですね。
これはこれで幻想的で素晴らしいかも。

22:00頃にエークくんからトーンパープームに着いたと
LINEで連絡がありました。一安心したので寝ることにします ^^


<旅費交通費>
ソンテオのチャーター代:200バーツ
ここまでの合計:1,139バーツ

※旅は2017年3月27日(月)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

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イートン

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夜明けのワット・ムアンレー・ピロック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[9]

タイ・ミャンマー国境の集落イートン(ピロック)の宿で
スマホのアラームを午前5時にセットして就寝。

なぜなら翌日のトーンパープーム行きソンテオ最終便が
07:30発なので、その前に少しでも集落を歩いて
おきたいからなのです。

翌3月28日(火)、犬が一斉に吠え出して目が覚めました。
時計を見ると5時直前。アラームが鳴る前に起きちゃいました ^^

どうやらこの集落は朝5時から始動するようですね。

身支度をして宿を出てみます。

09_01

時刻は、05:57。
この頃には静かになった犬に代わって、
ニワトリや鳥が一斉に鳴き始めています。

6時ちょうどになると今度は山の上の寺
ワット・ムアンレー・ピロックからお経が響き渡り始めました。

そんな中、既に開いている市場を通り過ぎて、
池の反対側まで歩いてきました。

09_02

お経が聞こえてくるワット・ムアンレー・ピロックに目を向けると、
背後の仏塔の電飾が私を呼んでいるではありませんか(笑)
よし、あそこまで登るぞ。

09_03

この時間はみるみるうちに空の明るさが増していきますね。

09_04

登り道を経て、お寺の階段をよじ登ります。

09_05

東の空は、もうかなり明るいです。

09_06

本堂の背後の仏塔を目指しますか。

09_07

僧侶の像が並ぶ階段を上がって辿り着いた仏塔は、

09_08

下から見たイメージよりかなり小振りで意外。

でもまだ日が昇っていない中、空の明るみに
照らされて優しい光を放つ金色の仏塔は、
何とも言えず見ていて和みます。

09_09

いかにも東南アジアな電飾が、そろそろ空の明るさに負けそう。

09_10

日の出までここにいようかと思ったんですが、
まだしばらくかかりそうなので下りて朝食を取ることに。

イートン集落の目抜き通りに戻ったら、

09_11

トーンパープーム行きソンテオがちょうど走ってきました。
06:30の便だな。まだ乗りませーん。

私は右に折れて、

09_12

イートン市場に再び戻ってきました。

09_13

並んだ商品はミャンマー文字が躍っているものだらけ。

ミャンマー嗅ぎ薬にミャンマー軟膏、ミャンマー日焼け止めクリーム、
ミャンマー・ランプ…とタイ文字で説明が書かれた値札には
「ミャンマー」が溢れています。

もちろんミャンマー名物、顔に塗る「タナカ」もありました。
真ん中の袋がそうです。20バーツ也。

09_14

右に掛かっているのは民族衣装かな?
その先に料理の屋台を発見。

何がありますか?
私が店のおばちゃんに尋ねると、

09_15

「これだけだよ。カオソーイ・ガイ」

と鍋の蓋を開けて見せてくれました。
一択ってことですね。じゃ、カオソーイ・ガイください ^_^;)

30バーツ也。

09_16

カオソーイ・ガイ(鶏のカオソーイ)

チェンマイで見るのに比べて、かなりシンプルです。
カオソーイって元々ミャンマーの料理なんですよね?
これが原型に近いカオソーイなんでしょうか。

09_17

池を眺めながら食べる素朴なカオソーイは、
薄味なものの額に汗がにじみ出るちょい辛なお味でした。

時刻は、06:45。
そろそろ宿に戻って出発の支度をするかな。



<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:1,139バーツ

※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

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イートン

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イートンを後に ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[10]

早朝のイートン市場でカオソーイを食べ、
橋を渡りながら市場を振り返ると、

10_01

托鉢らしき僧侶の姿が。
タイで一般的な山吹色の袈裟より濃い色をしていますが、
ミャンマー僧なんでしょうかね?

10_02

池から見渡すと、さっき訪れた山の上の寺ワット・ムアンレーピロック
ちょうど昇ったばかりの朝日を受けて輝いていました。

時刻は06:50。
ぶらぶら散策しながら宿に戻りますか。

10_03

イートン集落の目抜き通りにもようやく日が射してきました。

10_04

お、昨晩エークくんと飲んだ食堂がもう営業してますよ。
さすがに今朝は集落長の姿がないですね。

すると背後から黄色いソンテオがやって来ました。
運転席には昨日ヌーン・チャーンスックへ行くのにチャーターした
ソンテオの運転手さんが。7時ちょうどの便ですね。

すみません。7時半の便に乗ることにしました。

なんだ、という顔を一瞬見せたかと思うと仏頂面に戻った運転手さんは
そのままソンテオを走らせていきました。すみませーん ^_^;)

10_05

宿の部屋に戻り荷物の支度をします。
昇ったばかりの朝日が眩しくすがすがしいですね。


07:25、部屋から出ると、

10_07

目抜き通りの奥には既に7時半のソンテオが停車中。

10_06

そうそう、これが今回私が泊まった宿です。
ナット-エン-トン-ハウス(ณัต-เอ่ง-ต่อง-เฮ้าส์)

ここイートンは元々「ナットエントン」と呼ばれていました。
多分ミャンマー語で、ナットは神、エンは家、トンは山の意味。
なので「神の山の上にある集落」という意味だったとか。
それが次第に略され訛って「イートン」になったとのこと。

町名でありスズ鉱山名であった「ピロック」の由来も
解説しておきましょう。


ビルマから越境してきた鉱山労働者がタイ当局側に抵抗して
戦い死んだとか、
鉱山事故やマラリアなどの熱帯病で死者が出たとか
色々言われているんですが、
とにかくかつてここでは多くの人が
死んだんだそうです。


それで「ピー・ローク」(ผีหลอก)=「お化けの出る」鉱山、
と呼ばれていたのがやはり訛って「ピロック」になったとのことです。


扉が開いていた表の母屋兼受付にお邪魔して、
女性オーナーにチェックアウトしますと告げます。

「おまけで朝食を出してあげるね」

あれま、どうもありがとうございます ^^

焼き上がったトーストを目の前の皿にポンポンと3枚積み上げて
さらにミカンも2個くれて、スティックコーヒーも付けてくれました。

「ウォーターサーバーの水は天然の湧き水だよ」

さすが山の上の集落!
せっかくなのでその水も頂きました。

「外は20℃だね」と温度計を見て教えてくれます。

外を眺めながらパンを食べていて気付きました。

10_08

見づらいですが、山の上の右寄りにタイ国旗が立ってますね。
あそこが昨夕登ったヌーン・チャーンスックです。

するとオーナーさん、さらに右手の山を指差し、
「あの山、左半分が禿げているでしょ?」

10_09

あ、本当だ。

なんでも2か月前にミャンマー側から出火した山火事が延焼して
あんな姿になっちゃったんだとか。夜も赤々と燃えていたそうです。

「集落の人総出で棒切れで火をはたいて消火活動をしたのよ。
 だって水をあそこまで運ぶことはできないからね」

それで消火できてよかったですね、ホントに。

そうこうしていると、ちょうど07:30にソンテオ登場。
昨日乗ったトーンパープームからの便と同じ運転手です。

10_10

オーナーさんにお礼を言って荷台に乗り込もうとしたら、
運転手さんが助手席に座るようにと。ありがとうございます!

いいところだったな、イートン
懐かしく感じるというか、また絶対に来たいと思わせる
何かがある集落です。


山道を下って行く間、運転手さんとずっと話をしていました。

子供の頃はトーンパープームまで歩くしかなかったんだそうで、
イートンを朝5時に出て、トーンパープーム着が16時だったとか。

未舗装の道で赤土が舞い、雨が降るとぬかるんで膝下まで
ドロドロになったものだけど、10年ほど前に舗装されたんだと
教えてくれました。

しかしカーブの多い山道です。
転落事故は起きたことないんですか?

「転落事故は一度もないよ。象廟が守ってくれているからね」

運転手さんがおもむろにクラクションを鳴らしました。

10_11

ここが象廟か。
この山道の守り神なんですね。

象廟っていうぐらいだから、もしやと思い尋ねると、
やはりこの辺りには野生ゾウがいるとのこと。

たまに姿を見せるもののほとんどは夜間。
ここのゾウは大人しいので、カオヤイ国立公園のゾウのように
車を襲うことはないそうです。

また北タイやイサーンと違い、ここは食べ物が豊富なので
人里に下りて農園を荒らすこともなく、ご利益のあるゾウなんだと。

イートンには人にとっても食べ物が豊富なんだと運転手さん。
山に入ればタケノコやキノコが取り放題。
湧き水が飲めるから水を買う必要もない。

唯一ないのが農業に適した平坦な土地。でも農業ができたら
化学肥料や農薬で水が汚染されて飲めなくなるから
このままでいいんだ、

と言ったかと思うと、おもむろに車を停めて降りていっちゃいました。
すぐに戻ってきた運転手さんの手には何やら木の実が。

「これはスープ(トム・ジュート)にすると美味しいんだ」

イートンの自然の豊かさと自給自足に近いお金のかからない生活を
誇らしく思っているように窺えます。
なんでも一旦はバンコクへ出ていたものの、故郷に戻ってきて
ソンテオ運転手になったんだそうで。

「ここの人はたいていタイ語とミャンマー語の2つを話せるんだ。
 両親がミャンマー人で生まれてからタイにいるのでタイ国籍を
 持っている人も多い。僕もハーフで2言語を話せるよ」

失礼ながらあんな山奥の集落なのにというか、だからこその
バイリンガル環境、なんだかちょっと羨ましいですね。


運転手さん、右に折れてソンテオを停車させました。

10_12

昨日は通過したビューポイントではないですか。

「時間があるから寄り道して行こう」

ありがとうございます!
時刻は、08:11。

10_13

一番先端の展望台に来てみました。

10_14

見えるのは山ばかりですね。
ワチラロンコン・ダムも見えるようなんですが、
ガスが若干かかっていて発見できませんでした。

頭上にはトンビのような鳥がぐるぐる回って飛んでいます。

10_15

5分ほど景色を眺めてから、再び山道を下り始めました。


<旅費交通費>
ソンテオ運賃まだなので:0バーツ
ここまでの合計:1,139バーツ

<参考>
ceediz.com "หมู่บ้านอีต่อง กาญจนบุรี"
ceediz.com "เหมืองปิล๊อก กาญจนบุรี"

※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。


元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく

イートン

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