タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

アパイプーベート病院への旅<2017年>

プラチンブリー行きロッ・トゥー アパイプーベート病院への旅 [1]

タイのマンゴスチン石鹸がお土産に大流行したのは
いつでしたっけ?

01_18

このマンゴスチン石鹸です。

懐かしいですねー。十数年前だったかな?
美白効果があるとかで、私も職場ばら撒き用に買った覚えが(笑)

今でこそさまざまなメーカーが出してますけど、
当時はこの写真のマンゴスチン石鹸だけだったように思います。

ブランド名は「アパイプーベート」。

日本では「アパイプーベ」と呼ばれているのを目にするこのブランドは、
実は「チャオプラヤー・アパイプーベート病院」というれっきとした
病院のブランドなのです。

サムンプライと呼ばれるタイ・ハーブを使った伝統療法を
現代の薬学に取り入れる研究を続けてきた病院で、
研究成果から生み出されたサムンプライを使った製品の
製造販売も行っています。

今回は、この病院を訪れてみようと思いまして。

場所は、プラチンブリー県
グーグルマップの地図を拝借して説明すると、

01_17

バンコクの東方にある県で、意外とカンボジアからも近いのがわかります。

中心市街地は「ナコーンナーヨック」の「ク」と
「プラーチーンブリー」の「チ」を結んだ直線の
ちょうど中間地点に位置し、目指す病院もそこにあります。


旅行実施日は、2017年3月23日(木)。

まずはBTSモーチット駅の下から、
バスでモーチット・バスターミナルへ向かいます。

ちょうどやってきたのが無料バスでラッキー。
何番バスか忘れちゃいました ^_^;)

ターミナル敷地内に入って停車。

そこからターミナル中央の建物へ歩いて向かいます。

01_01

↑戦勝記念塔から移ったロッ・トゥー乗り場はこちら

と大きな垂れ幕が。

01_02

乗り場案内図によると、戦勝記念塔から移ってきたロッ・トゥーの乗り場が
青い枠線のところ、それ以外のロッ・トゥーの乗り場は黄色い枠線のところ
あるようです。

私は黄色い枠線のところ=3番プラットホームへ向かうとしますか。

01_03

裏へ抜けて、長距離バスのプラットホームも突き抜けて
さらに奥へと進んでいくと、

01_04

奥の5番プラットホームのさらに向こうに
目指す3番プラットホームがありました。

01_05

両側に並んだ仮設トイレみたいなのがチケット販売ブース。
外側に窓口があります。

うーん、どれだろ。

01_06

あった!
プラチンブリー行きロッ・トゥーは6番でした。

おばさんにプラチンブリーに行きたい旨告げると100バーツと。
あと10分で出るとのことですぐに支払います。

あの、チャオプラヤー・アパイプーベート病院まで行きたいんですが。

おばさんは運転手に相談してくれて、病院まで送ってもらえることに。
うわあ、ありがとうございます~。

「追加で40バーツね」

あ、はい ^_^;)

01_07

乗車して、

01_08

チケットをまじまじと眺めているうちに出発です。
11:07。
乗客は、なんと私一人!

心配していたところ、ターミナルを出てすぐに
軍人が一人乗ってきました。

その後、高速道路下のベーカーリー前で停車して
運転手さんは降りて行ったきり戻って来ません。

01_09

パンを仕入れているの!?

私も車を出てパンを一つ買ってみました。

01_10

こんなにレーズンが贅沢に詰まったパンでした!
20バーツ也。

10分経った頃ようやく運転手さんが戻ってきました。
パンを詰めた発泡スチロールの箱を抱えて(笑)
プラチンブリーでどこかに卸すんでしょうね。

で、11:25に再出発。

運転手さんと軍人さんはずっと話をしています。
当局がランシットからモーチットまでの間では停車させて
くれないんだよと運転手さんがボヤいているのが聞こえてきました。

そのランシットに11:56到着。
ここでわんさと乗車してきて満席に。
12:02出発です。

ここからはランシット-ナコンナーヨック通りをひたすら走り、
13:17に懐かしのナコンナーヨック市街に入りました。

左手には以前の旅でランチをしたナコンナーヨック病院が。

01_11

そのすぐ先のこの交差点で右折します。

ちなみにここを真っ直ぐ行くと宝くじにご利益のある寺、
ワット・プラーンマニーがあります。
境内には、旧日本軍第37師団慰霊碑もありましたね。


しばらく走って行くと沿道が緑豊かになってきました。

01_12

こんな苗木屋がいくつも車窓から見えます。

01_13

いきなりロータリーに出くわしました。
ロッ・トゥーは時計回りに270度方向転換して
南下する道へと進路を取りました。

ちなみにこのロータリーから写真の正面奥方向の道は、
カオヤイ国立公園の玄関口となる道です。

いつか行ってみたいんですが、公共交通機関だけでは
辿り着けない(要ヒッチハイク)ので悩んでいるところです ^_^;)

01_14

国鉄の線路を越えるあたりからプラチンブリーの市街地ですね。
この先を右折し、

01_15

国鉄プラチンブリー駅前を通過しました。
駅前にはトゥクゥクの姿しか見えませんね。

さっきから車窓を気にしていたんですが、
どうやらプラチンブリー市街地にはソンテオ路線がないよう
に見えます。たまたま私が見かけなかっただけかもしれませんが…。

その先で最後のお客さんを降ろすと
乗客は再び私一人に。

バンパコン川を渡りしばらく走ると、

01_16

目的地のチャオプラヤー・アパイプーベート病院に到着しました!
敷地内まで送ってくれてありがとうございます!

場所は、ここ

時刻は、13:58。
所要時間は2時間51分。


さて、まずはやっぱり見えているあそこからだよな ^^


<旅費交通費>
モーチット行きバス:0バーツ
ロッ・トゥー:140バーツ
ここまでの合計:140バーツ

<参考>
โรงพยาบาลเจ้าพระยาอภัยภูเบศร "ประวัติองค์กร"

※旅は2017年3月23日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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アパイプーベート・タイ式医療ミュージアム アパイプーベート病院への旅 [2]

モーチット・バスターミナルから乗ったロッ・トゥーで
プラチンブリー県市街地にあるチャオプラヤー・アパイプーベート病院
到着しました。

場所はここ(グーグルマップ)。

02_01

敷地正面にはその名のとおり病院本館が建っています。

でもまず目指すは、敷地右端の方にある

02_02

あの建物、アパイプーベート・タイ式医療ミュージアムです。

アパイプーベート」ブランドのロゴイラストにもなっているので
見覚えのある方もいるのでは?

02_03

入口で靴を脱いで裸足で入りますよー。
入館料は無料です。
時刻は14:01。

建物は2階建てで1階には3部屋あります。
まず左端の部屋は、

02_04

このお方の経歴の展示室。
チャオプラヤー・アパイプーベートその人です。

チャオプラヤーとは爵位の最高位なので、
訳すと公爵ですかね? ここではそうしておきましょう。

つまり「アパイプーベート公爵」(1851-1922年)の経歴が
展示されているのです。

このお方、元タイ領で現在はカンボジア領になっている
バッタンバン、シェムリアップ、シーソーポンの知事を
父から継ぎ務めていました。生まれもバッタンバンです。

ところが1907年、タイがフランスにその3地域を
割譲させられてしまいます。


アパイプーベート公爵は、自分はラマ5世のもとで官僚職を
務めてきたという信念で、
フランスからのバッタンバン知事を
引き続き務めて欲しいという要請を断ります。

雨季で道路の悪い中をゾウと牛の引く牛車でプラチンブリーまで疎開し、
普通の公務員として人生の再出発をしたのでした。

たださすがに財産は相当蓄えていたようで、
この地で学校、病院、寺院の建設に資金を寄付しています。

またアパイプーベート公爵はタイ・ハーブ「サムンプライ」を用いた
手料理が得意で、ラマ5世がプラチンブリーへ行幸された際には
自らの手料理でもてなされたそうです。

で、その時アパイプーベート公爵は、ラマ5世がまたいらした際のために
迎賓館の必要性を感じ、建てたのがこの建物なのです。
1909年のことです。

ラマ5世は残念ながら再びプラチンブリーを訪れることなく崩御。
でも次のラマ6世が1912年に行幸した際に使用されました。

1922年のアパイプーベート公爵の死後、遺産を相続した息子が
この建物を王族に寄贈。紆余曲折を経たのち、最終的には
病院用にと政府に寄贈されます。

それで1941年6月に病院としてスタート。

当初はプラチンブリー病院という名称でしたが、
この建物が最初の病棟だったこともあって、
1966年6月にチャオプラヤー・アパイプーベート病院に改称されました。

その後1989年に建物が修復され、
ミュージアムとして使用されるようになったというわけです。

ちなみに建築様式は、

02_05

今なおバッタンバンに残る旧アパイプーベート公爵公邸
そっくりのデザインとなっています。

この建物の落成後たった1年でアパイプーベート公爵
バッタンバンを去らざるを得なかったので、
名残惜しいお気持ちがあったんでしょうね。


次の中央の部屋では、

02_06

何やらセミナーの真っ最中でした ^_^;)


右端の部屋は、

02_07

サムンプライの調剤薬局になっているようです。

説明を読むと、今までの検査結果を提出して登録し、カードを作って…
と面倒な手続きをしないと利用できないみたいです。

02_08

薬草だけかと思いきや、貝がらやカメの甲羅、
さらにはヘビまで瓶詰になっていて見ているだけでも楽しめますね。

02_09

調剤カウンターで販売している商品は買えるようで。
なんか目ぼしいものはないかな。

02_10

なんだこの黒っぽい液体の入った袋は?

「ビタミンCが豊富なんです」
と薬剤師のお姉さん。

苦いんですか?

「酸っぱいです」

へ~、一つ買ってみるか。
15バーツ也。

02_11

次は階段で2階へ。

02_12

レトロな雰囲気の廊下がいいですね。

02_13

右端の部屋は、サムンプライの処方・効能などを記した古い書物などが
展示されています。

02_14

うおぉ、ヘビだ。
でもカンボジア語なのでまったく解読不能。

02_15

これ、壁のポスターには、

伝統処方は、薬の処方だけではありません。
入れ墨もあります。

目的は、
不死身の戦士となる。
愛される呪文
疫病予防
女性を口説く。女性をゾッコンにさせる。
妻に焼きもちを焼かせない。
家への泥棒侵入防止。
などなど…


と書いてあります。
ヲイヲイ ^_^;)

それよりも私は下に置かれた竜柄の水瓶に狂喜。
ラーチャブリー産水瓶に違いありません!
こんなところで出会えるとは。


02_16

隣の部屋にも昔薬を作る際に使った道具がいくつか展示されていて、
これはアユタヤ~ラタナコーシン朝初期の薬をすり潰す道具とのこと。

さらに奥の部屋ではそこでもセミナーをやってました。

…とまあ、こんな感じでひととおり見終えました。


そうそう、さっき買った黒っぽい液体ですが、
宿に帰ってから飲んでみたんです。

口に含んですぐは、煎じた漢方薬のようなモワーっとした苦味を
感じましたが、その後時間差攻撃で身震いするほどの強烈な
酸っぱさが襲ってきました。

身体には、たしかに良さそうではありましたけどね(笑)

袋には「ビタミンC豊富、抗活性酸素物質含有、
風邪・アレルギー・咳・痰防止、弱めの便秘薬」
と書かれていました。


さて、次はさらに病院敷地内を散策してみましょう。


<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ

<参考>
アパイプーベート・タイ式医療ミュージアム館内の説明
Wikipedia "เจ้าพระยาอภัยภูเบศร (ชุ่ม อภัยวงศ์)"
อภัยภูเบศร "ประวัติตึกเจ้าพระยา"

※旅は2017年3月23日(木)に行いました。

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アパイプーベート・スパ・キュイジーヌ アパイプーベート病院への旅 [3]

チャオプラヤー・アパイプーベート病院のシンボル的建物、
アパイプーベート・タイ式医療ミュージアムを出て、
その裏手に回ってみました。

03_01

アパイプーベート・サムンプライ園 ⇒
Abhaibhubjhr Herb Garden


との看板に従ってさらに進むと、

03_02

その名のとおり、タイ・ハーブ「サムンプライ」を植えた一角が出現。
でも予想に反してさほど広くないですね。
日本の住宅街にある児童公園程度の広さです。

03_03

これ、幹の途中からトマトみたいな真っ赤な実がごろごろと房になって
実っているのが面白いですね~。

チャムマリアン(ชำมะเลียง)と書いてあります。

実はフルーツとして食べられ、下痢止めの効能があるとか。
根は、解熱、鼻血止めなどに効くようですよ。


戻って、病院本館に右端から入って行くと、

03_04

アパイプーベート・コミュニティショップ
との看板が掲げられた農産物販売所を発見。

地元で採れたと思われる野菜やフルーツが
八百屋みたいに売られています。

03_05

あっ、この実ってナコンナーヨック市街地手前の道路沿いに
売っている屋台を沢山見たぞ。
その時は名前が分からなかったんだけど、この辺の特産なのか。

マヨンチット(มะยงชิด)と書かれていますね。

英語では Thai Plango と呼ばれ始めたようです。
味がプラムとマンゴーを掛け合わせたような味なので、
Plam + Mango で Plango になったんだとか(笑)

03_06

おぉ、ファックカーオ(ฟักข้าว)もあるじゃないですか!

オートーコー市場や水上マーケットで時々見かけるようになりましたね。
ビタミンAが豊富で、日本ではナンバンカラスウリと呼ばれているんだとか。

03_07

その先、スロープの左の一角に「アパイプーベート」ブランドの製品を
販売する店がありました。入口は裏側で…

03_08

こんな地味な佇まいです ^_^;)

でも中は、

03_09

明るくてお客さんも結構いますね。
店名は「アパイプーベート健康サムンプライ・センター」。

チャオプラヤー・アパイプーベート病院
そもそもサムンプライ事業を始めたのは1983年。

博士号を持つ一人の女性薬剤師がサムンプライに興味を持ち、
地元の薬に詳しい人への聞き取りや森に入っての調査などでデータを
収集したのに始まります。

でも前回書いたようにアパイプーベート公爵がサムンプライに
造詣が深かったことも間接的にせよ影響はしているんだと思います。

そして病院の事業として次の原則を掲げ、研究と製品化を進めてきました。

1.人々の健康管理への悩み・要望に応えること。
2.効能があり安全なサムンプライを用いて開発すること。
3.入手・栽培が容易で、集落から国レベルまでが日常的に使えるサムンプライであること。
4.国内外の専門書や研究・試験成果、民衆レベルの経験などあらゆる方面のデータを研究。
5.古来の知識と最新技術を融合させ状況に合うように応用すること。
6.公・民で協力すること。

効能に研究データの裏付けがあるサムンプライを用いて開発した商品は、
30年余りの間に100種以上に及び、ハーブ薬のほか、化粧品、ケア用品、
飲料などのラインナップがあります。

私も何を隠そう(って隠してはいませんが 笑)、
アパイプーベートアンチャン(バタフライピー)シャンプー
かれこれ10年以上愛用しているんです。

が、この日はユカン(Emblica)のフェイシャル・クリームを購入。

ちなみにアパイプーベートの製品は、何もプラチンブリーまで来なくても、
バンコク市内で購入可能です。

シーロム通りのCPタワー地下1階にある健康食品スーパー
Golden Place」や、セントラルワールド7階スーパー左奥の
タムラップタイ」(ร้านตำรับไทย)などで一部商品の
取り扱いがありますよ。



さて、時刻は14:35。

いい加減腹が減ったのでランチにしようと
方々で病院の食堂の場所を尋ねたんですが、
返ってくる答えが人によって全然違う!

病院総合受付女性:「左手奥にあります」
⇒ない! 最近食堂が無くなったことが判明。

売店女性:「ミュージアム裏のサムンプライ園にありますよ。」
⇒鍋のある小屋はあったものの、料理は出してないと言われる。

その小屋の女性:「あっちの端の緑の建物にレストランがあります」
⇒もうそれに賭けるしかなさそう -_-;)

というワケで敷地を右往左往した挙句、
西端から東端までさらに歩いて行くと、

03_10

屋根が緑だからあの建物のことかな?

近寄ると看板に

⇐健康レストラン

と。

03_11

指示に従い飛び石を進んでいくと、

03_16

ちょっと待った。
これって勝手口じゃ? ^_^;)

まあいいや、とガラっと開けて入ると、

03_12

確かにレストランではあったので、ひとまずほっとしました。

このレストラン、「アパイプーベート・スパ・キュイジーヌ
(Abhaibhubjhr Spa Cuisine)という名称でした。

頂いたメニューを開くと、

03_13

飲み物からして、聞き慣れない名前のサムンプライを使った
スムージーやジュースが並んでいます。右下のはミュージアムで買った
物凄く酸っぱいやつ、ナム・トリーパラー(น้ำตรีผลา)じゃないですか。

ハーブティーも様々な花を使ったメニューが並んでいて、
女性ウケしそうですよ。

料理のページも

「お年を召した方向け」
「お母さんや出産後の女性向け」
「痰を切り、咳の症状を軽くするメニュー」
「便秘を和らげお通じを良くするメニュー」
「糖尿病の方向け」

といった感じで、それぞれに合ったサムンプライを使った
お洒落なメニューが並んでします。さすがですね~。

面白いなと思ったのが、

03_14

「あなたにピッタリのサムンプライ入り玉子焼き」

10種類のサムンプライから好きなものを選べるんですよ。
単なる玉子焼きもちょっとした趣向で興味深いメニューに
なるもんなんですね~。



私はフースアのスムージー(มมูทตี้หูเสือ)と
普通にラープ・ムー(豚ひき肉和えサラダ)を注文。

03_15

フースアの日本名はキューバンオレガノだとか。
食欲増進、虫歯予防、風邪の症状軽減、鼻の通りを良くするといった
効能があるそうです。

写真では分かりにくいですが、そのフースアの葉が
上に一枚添えてあるのがニクイです。
ちょっぴり辛みのあるスースーする味で美味しかったですよ。

ラープも上品な味付けかつ適度な辛さでレベルが高かったです!


そうそう、レストランの本来の入口は、
次回紹介するスパと同じで建物正面にありました ^_^;)


<情報>
アパイプーベート・スパ・キュイジーヌ
(Abhaibhubjhr Spa Cuisine, อภัยภูเบศร สปา คิวซีน)
地図:グーグルマップ
営業日時:月~日曜8:00~20:00
公式サイト:Spa Cuisine (สปา คิวซีน) - สมุนไพรอภัยภูเบศร(タイ語)

<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ

<参考>
MedThai "ชำมะเลียง สรรพคุณและประโยชน์ของต้นชำมะเลียงบ้าน 12 ข้อ !"
ไทยรัฐ "คนไทยต้องเฮ! สื่อฮือฮา ‘มะยงชิด’บุกอังกฤษ วางขายห้างดังแล้ววันนี้"
อภัยภูเบศร "ประวัติตึกเจ้าพระยา"
MedThai "หูเสือ สรรพคุณและประโยชน์ของต้นหูเสือ 28 ข้อ ! (เนียมหูเสือ)"

※旅は2017年3月23日(木)に行いました。

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アパイプーベート・デイ・スパ アパイプーベート病院への旅 [最終回]

遅めのランチを終えた次は、せっかく
チャオプラヤー・アパイプーベート病院まで

来たんだから、マッサージでも受けてみることに。

04_01

最初に見学したアパイプーベート・タイ式医療ミュージアム
左横の建物入口に到着。

マッサージ&サムンプライサウナ・センター
との看板が掲げられています。

中に入ってすぐ右手の受付でマッサージを受けたい旨告げると
何やら電話をして確認してくれました。

「今日は一杯です。今度は電話で予約してくださいね」
と笑顔での返答。

そんなに人気があるのか!
うむむ、残念。

60分200バーツで受けられるようなんですが。
一応公式らしいサイトのリンク貼っておきますね。タイ語ですが。


でも、さっき食事をしたレストランと同じ建物にスパも入ってたよな。
高いだろうけど他に選択肢がないからあっちで受けてみるとしますか。

と再び敷地の東端まで歩いて、

03_10

さっきの建物に戻ってきました。
(写真は前回のものを再掲。)

正面に向かうと

04_16

アパイプーベート・デイ・スパの入口です。
さっきのアパイプーベート・スパ・キュイジーヌの本来の入口もこちら。

豪華そうでちょっとビビリますね ^_^;)

勇気を出して扉を開けると、

04_02

ゴージャスなレセプションが目の前に!
私が利用していいんだろうか(笑)

女性が丁寧にコースを説明してくれます。
1,000バーツ払って会員になればスパ代金が半額になるとか。
でも2度目の訪問があるか分からないしなー。

マッサージの他にもフェイシャルトリートメントや
サムンプライのバス・サウナ、アカスリ、ハーブボールなどの
メニューがあるようです。

が、私はマッサージをお願いしました。
90分で1,500バーツです。

会員になって半額なら750バーツですか。
でも入会費を足したら1,750バーツですから、
一度きりなら入会しないほうがお得ですよね。

「とくにマッサージをしてほしいところはありますか?」

肩をお願いします。

「どちらの肩ですか?」

おぉ、そこまで細かく尋ねるのか。


少々ソファーで待った後に案内されたのは
レセプション裏の小さな診療室。

「血圧を計らせてください」

本格的だな~。

「ちょっと高めですね。140です。コーヒーでも飲みましたか?」

あ、さっき辛い料理を食べたばかりなので、
そのせいかもしれません ^_^;)

で、次に案内されたのがマッサージを受ける部屋。

04_03

清潔感があっていい感じです。

用意された服に着替えたのでドアを開けようとすると
マッサージ師の女性が気配を察したのかノックして
入ってきました。

それからは至福の90分(笑)

「足の筋が張ってますね。
 これはずっと前からの慢性的なものでしょう」と。

タイでマッサージを受けるとほぼ毎回足の筋が張ってると
言われるんですけど、たぶんタイ人より歩く日本人は
みんな同じじゃないですかね?

それとレセプションで聞かれた肩についても、
リクエストした左肩を重点的にマッサージしてくれました。

90分が短く感じられましたよ。


マッサージ後、レセプション前の椅子で待つように言われました。
すると、

04_04

ハーブティーとお菓子を先ほどのマッサージ師が
運んできてくれるではないですか。

うわあ、かわいらしい ^^

お菓子はバナナ味でした。

ハーブティーは何なのか尋ねたところ、5種の花粉茶
(チャー・ゲーソーン・ドークマーイ5チャニット)だとこと。
優しい味で美味しいじゃないですか。欲しいぞ。

頂きながら周囲を見渡すと、

04_05

サムンプライ・コーヒー と書いてあります。

あなたに適したサムンプライから抽出した物質を
配合したコーヒーをお選びいただけます。

マームイ(หมามุ่ย)
脳の維持、体の維持、体力増強、男性に最適。

ラーク・サームシップ(รากสามสิบ)
全世代の女性の体維持、免疫力増強、綺麗な肌にする効果。

ブアボック(บัวบก)
脳の維持、記憶力増強、心臓維持、体力をつけすっきりした気持ちに。


…の3種類があるようで。
コーヒーを飲むだけでもここを利用できるのかな?
ちょっと不明です ^_^;)


さて、最後にマッサージ代金の支払いです。
後払いなんですよ。

レセプションで入会したいか再度尋ねられました。

04_06

入会したらこのアパイプーベート製品のセットを
プレゼントしますと言われたんですが、とくに必要ないしなぁ。
すみません…。

ということで1,500バーツを支払い、
アパイプーベート・デイ・スパを後に。

04_07

さすが病院な光景を横目に向かったのは、
食事前に寄った「アパイプーベート健康サムンプライ・センター」。

さっき飲んだ「5種の花粉茶」を売ってるだろうと思いまして。

店員に尋ねたところ、
「ここではなく、アパイプーベート・コミュニティショップ
 売っています。でも今日はもう閉店しました」

時計を見ると17:00を回っています。
たぶん17:00までなんでしょうね。残念!

じゃあ、仕方がない。帰るとしますか。
入口へ向けて歩きざまに振り返ります。

04_08

中央の建物にアパイプーベート健康サムンプライ・センター
アパイプーベート・コミュニティショップがあります。

左端が病院本館で、右端がアパイプーベート・タイ式医療ミュージアム

予約一杯でマッサージを受けられなかった施設の建物は、
中央と右端の建物の間の裏手に隠れて建っています。

04_09

入口の道路を挟んだ反対側にトゥクトゥクが待機していました。
よかった。つかまらなかったらどうしようかと心配でしたよ~。

運転手にバンコク行きロッ・トゥー乗り場までと告げると、
60バーツと。でも50バーツに値切れました。

時刻は、17:29。

ほどなくして右折し、

04_10

夕日に照らされたバンパコン川を渡ります。

「ランシットですか?」

ふいに運転手が尋ねてきました。
まあランシット行きでもいいので「はい」と答えます。

04_11

乗り場に到着です。
17:35。

04_12

確かにランシット行きです。
ロッ・トゥー乗り場はここ(グーグルマップ)。

モーチットプラチンブリー行きはあっても
プラチンブリー発は全てランシット止まりなんですかね?

怪訝に思いつつも80バーツを支払って乗り込みます。
20分待って17:55発車。


ナコンナーヨック市街を通過する頃には
日が暮れて真っ暗に。

そして

04_13

ランシットメジャー・シネプレックス南側駐車場の終点到着です。
時刻は、19:50。

この写真を撮っていたところ、その場に居合わせたおじさんが
「サービスが悪かったの?」とニヤケ顔で尋ねてきました。

あ、そうか。

最近タクシーやロッ・トゥーの対応だとか運転の酷さを
SNS上に写真をUPして批判する人がいるご時世だから
それだと思ったのかな。

なんだか写真を気軽に撮りにくい風潮になって
ちょっとイヤですねえ。

04_14

メジャー・シネプレックス正面でやって来た
戦勝記念塔行きロッ・トゥーに乗り、

04_15

BTSモーチット駅下で下車したのでした。
時刻は、20:30。


これにて今回の旅は完結です。

ショートトリップでしたが、「アパイプーベート」ブランド生みの親
チャオプラヤー・アパイプーベート病院の歴史と、
タイ・ハーブ「サムンプライ」について色々興味深い知識を得られたので
行って良かったです!

次回は、カンチャナブリーの山奥、ミャンマー国境にある
元鉱山だった集落への旅をお送りします。お楽しみに~。


<情報>
アパイプーベート・デイ・スパ
(Abhaibhubjhr Day Spa, อภัยภูเบศร เดย์ สปา)
地図:グーグルマップ
営業日時:水~日曜9:00~20:00
公式サイト:อภัยภูเบศร เดย์ สปา - สมุนไพรอภัยภูเบศร(タイ語)

<旅費交通費>
トゥクトゥク:50バーツ
ロッ・トゥー(プラチンブリー-ランシット):80バーツ
ロッ・トゥー(ランシット-モーチット駅):25バーツ
ここまでの合計:295バーツ

※旅は2017年3月23日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

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