タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

カンチャナブリー市街への旅<2016年>

クルア・チュッカドーン~川べりのレストラン カンチャナブリー市街への旅[6]

カオプーン洞窟のあるワット・タムカオプーンを後にして
来た道を自転車で戻ります。

時刻は、13:06。

06_01

下りは楽でいいや(笑)

国鉄西線(ナクトック線)の踏切を越えて、
そのまま真っ直ぐ走ります。

さっき訪れたチョンカイ共同墓地の横を通り過ぎ、
往路とは違う道でカンチャナブリー市街を目指します。

06_02

緑の多い直線道路が気持ちいい~。

06_03

しばらくして左手に現れた橋を渡ると、

06_04

橋の左手にはたくさんのボートハウスが!

これらって夜になると船に引っ張られてメークローン川に出て、
水上ディスコや水上レストランになるってことですかね?

そういえば数年前に、カンチャナブリーでは夜間のボートハウスからの
大音響の音楽騒音が問題になっているというニュースを見ましたが、
これだけの数があるんじゃ、そりゃ問題になりますよね ^_^;)

06_05

そして今度はメークローン川本流に架かる橋を渡ります。

対岸に見えている立派な塔のような建物は、
カンチャナブリー県出身で第19代大僧正となった
プラヤーンサンウォーン師(1913-2013年)の経歴を
紹介した記念館だそうです。

私は寄りませんでしたが…。


メークローン川を渡った先で右の路地に入り、

06_06

朝、古い町並みを見たパークプレーク通りに戻ってきました!

古い建物群の一帯とカンチャナブリー城門を通り過ぎ
さらに南東へと進むと、

06_07

パークプレーク通りにお寺の山門が建っていますよ。
ワット・チャイチュムポン・チャナソンクラームという寺で、
ここにカンチャナブリーの町ができた頃からあるようです。

が、ここも素通りして山門をくぐりさらに走ると、

06_08

再び両側に商店の連なる光景になりました。
で、突き当りを右折して緩やかな坂を下って行くと、

06_09

正面にはメークローン川渡し船の船着場が。
その右横が目的地なのです。

06_10

クルア・チュッカドーン (ครัวชุกโดน)というレストランです。
ここでランチにしようと思いまして ^^

時刻は、13:35。
場所は、ここ(グーグルマップ)。

ちはみにチュッカドーン(ชุกโดน)というのは、この一帯の地名。

太平洋戦争時、カンチャナブリーには日本軍が駐留し、
泰緬鉄道クウェー川鉄橋もあったことから連合軍機が
頻繁に飛来して爆弾を投下していました。

ここの集落にも誤爆なのかよく爆弾が落ちたのだとか。

それで住民たちは口々にこう言ったんだそうです。

ซุกก็โดน ไม่ซุกก็โดน (スック コー ドーン。マイ スック コー ドーン)
「隠れても(爆弾に)当たる。隠れなくても当たる」

この スック コー ドーン がいつの間にか訛って
チュッカドーン」という地名になったのでした。


そんな日本軍とも関わりのある地に立つこのレストランは、
ボートハウスのレストランです。

席に案内されて注文したのは2品。

06_11

ホイガタ(カキと玉子で包んだ鉄板焼き)

オイスターソースがベースの味かな?
日本人好みの味付けでとても美味しい!

06_12

こっちは料理名をうっかりメモるの忘れましたが、
プラークラポン(スズキ)の切り身を揚げた料理です。

ナムチムガイ(スイートチリソース)を付けて食べるんですが、
付けなくても軽く塩味が付いているので、さっぱりして
美味しいです。

両方とも大当たりでした!

それとライスにナムマナオ(ライムジュース)を頼んで、
〆て302バーツ。

ちなみに座席からの眺望はこんな感じです。

06_13

メークローン川の穏やかな流れは眺めていると癒されますよ。

時折、渡し船が対岸との間を行き来しているのが
またのどかでいいもんです。

06_14

バイクも載せて渡れるんですね。

06_15

対岸の船着場は、なんとも簡素な造り。


さて、遅めのランチを食べ終え一服できたので、
すぐ近くの次の目的地へと行きましょう!


<旅費交通費>
貸自転車を漕いだだけなので:0バーツ
ここまでの合計:220バーツ

<参考>
oknation.nationtv.tv "โครงการ หอพระประวัติ สมเด็จพระญาณสังวร สมเด็จพระสังฆราช สกลมหาสังฆปรินายก"
pantip.com "ชุกโดน ชุมชนเล็กๆ ในตัวเมืองกาญจน์"

※旅は2016年5月27日(金)に行いました。


元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

クルアチュッカドーン

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海がないのにチュッカドーン・ビーチ カンチャナブリー市街への旅[最終回]

メークローン川べりのいかだレストラン「クルア・チュッカドーン」での
やや遅めのランチを済ませてから、

07_01

店入口目の前の船着場へ寄ってみました。

07_02

対岸は建物も少なくこっち側と景色が全然違いますね。
ちなみに右へと顔を向けると、

07_03

今さっき食事をしたクルア・チュッカドーンが。

さて、次の目的地へ向かいましょう。
時刻は、14:30。

船着場から少し上がった右手の路地に入ります。

07_04

左の木に

チュッカドーン・ビーチ↑

との標識が。
よし合ってるぞ。

途中犬の群れに吠えられたりしながら、
また現れた標識に従い、途中を右へと曲がり、
道なりに進むと、

07_05

あそこがそうみたいですね。
行ってみましょう。

07_06

チュッカドーン・ビーチ(หาดทรายชุกโดน)に到着~。

時刻は、14:33。
場所はここ(グーグルマップ)。

はい、海じゃないのにビーチがあるんです。
目の前はメークローン川。
海岸ではなく川岸にある、れっきとしたビーチです(笑)

07_07

子供用のアトラクションまでありますよ ^^

でもさすがにこんな炎天下、お客さんは人っ子一人いません。

07_08

一応、飲食物販売店や土産物店もありますよ~。

ビーチに来たからといって水遊びをするわけでもなく、
早々に切り上げて次なる目的地へ向かいましょう。

時刻は、14:40。


来た道を戻り、船着場前の上り坂を上り切ると目の前は、

07_09

チュッカドーンの市場です。

それこそ百年市場並みに100年は経っていそうな
木造商店街が両側に連なっていいます。

中を通ってみましたがなかなかの活気。
ここも観光地として売り出せますね~。

で、この角を左折して元のパークプレーク通りを戻って行きます。

ワット・チャイチュムポン・チャナソンクラーム
山門をくぐった左手に、

07_10

JEATH戦争博物館(JEATH War Museum)が。

時刻は、14:50。
場所はここ

さっきは素通りしたんですが、今度は寄っておきます。

左の受付で居眠りをしていたおばちゃんを起こして
入場料50バーツを支払います。
各国語の案内チラシが揃っているようで日本語版を頂きました。

チラシによると、ここは1977年に泰緬鉄道建設に関する
遺品の展示・保存のために設立されたんだとか。

JEATHとは、当事国Japan、England、
America and Australia、Holland、
Thailandの頭文字を取って、"DEATH"を連想させる
順番に並べたものなのだそうで。

残念ながら館内は撮影禁止。

あったのは、泰緬鉄道建設に従事させられた戦争捕虜の
収容施設を忠実に模した建物とその中に並べられた
泰緬鉄道建設に関する写真…。

あれ? さっきカオプーン洞窟出口で見た「戦争博物館」に
ソックリだぞ。写真もほとんどカブってるし。

異なる点は、こちらには「遺品」の展示があること。
あと連合軍機によって投下された不発弾も。

滞在10分弱で後にしました。

そろそろシメにしますか。最後に向かったのは、
朝訪れたパークプレークの古い商店街の一角。

07_11

バーン・スィッティサン(บ้านสิทธิสังข์, SITTHISANG RESTAURANT)
です。


時刻は、15:02。
場所はここ

築90年ほどのコロニアル様式の建物を使ったカフェなんですよ。
パークプレークの商店街では観光客に一番の人気店のようで。

ドアを押して入ると目の前にカウンターが。
カウンターの女性に、ハチミツ入りナマオジュースを注文。

07_12

店内はこんな女性が好みそうな雰囲気。
オシャレですよね。

07_13

炎天下で自転車を漕ぎまくってバテた身体に
ハチミツ入りナマオジュースは最高ですね。
生き返りました~。

この店、営業時間は08:00~18:00とのこと。


体力が回復したところでバーン・スィッティサンを出て、
自転車を返しに「Monkey Bar」へ。

そこから徒歩で表通りのセーンチュードー通りに出て、
適当なところでバスターミナルへ行くソンテオを待ちます。

が、しばらく待ちましたねぇ。

07_14

ようやくやってきました。
この通りを東へ走るソンテオなら、きっとどれでも行くでしょう。

時刻は15:57。

ソンテオはカンチャナブリー・バスターミナル
2本手前のソイに入って停車。
みんなが降りるので終点のようで。

時刻は16:00ちょうど。

まあバスターミナルは目と鼻の先なんですけどね。
向かおうとすると、正面奥に

07_15

デパートかな? 興味を持ったので向かってみると、

07_16

カノックカーン・デパートメントストア
(กนกกาญจน์ดีพาร์ทเม้นท์สโตร์)という
ローカル・デパートでした。

時刻は、16:03。
場所はここ

ちょうど下校時間なのか中高生がうじゃうじゃ出入りしてます。
館内1階はもっと中高生だらけでした。
なんでこんなに人気があるんだろ?(笑)

07_17

上の階にもそこそこいますね。
左の下りエスカレーター、2つとも全員が中高生です ^_^;)

うーん、他に娯楽施設がないからなんだろうか…。

そんな不思議なデパートを後にして、
今度こそカンチャナブリー・バスターミナルへ。

時刻は、16:16。
場所はここ

バスターミナルへ足を踏み入れたら、
「どこに行くんですか?」と男性に声をかけられたので
戦勝記念塔と答えると、

07_18

ロッ・トゥーの受付まで案内されました。
120バーツでチケットを購入すると、あと15分で出発しますと。

急いでトイレに入ってから、写真の右後ろの車に乗車。
16:35に出発です。


途中で何度か渋滞にはまったので多少時間がかかり、

07_19

BTS戦勝記念塔駅下で降ろされたのは、
3時間後の19:37でした。


これにて今回の旅も完結です。

カンチャナブリーの市街やその近郊には見どころが盛り沢山で
今回はクウェー川鉄橋付近までは訪れる時間がありませんでしたが、
それでも1日でかなり多くの場所を訪れることができました。

貸自転車を使うと効率的に回れますね。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!


さて次回は、パープルライン沿線で行き残したスポットへ旅を
お届けする予定です(変更の場合あり)。


<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
ロッ・トゥー:120バーツ
ここまでの合計:350バーツ

※旅は2016年5月27日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

チュッカドーンビーチ

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