タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコク5大恋愛の神様巡り<2015年>

ワット・テープモンティエン バンコク5大恋愛の神様巡り[6]

5大恋愛の神様の最後、ワット・テープモンティエンを
クリアするためには、ここを突っ切らないといけないのか。


06_01


でも無言でずんずん入って行ったら、
不審者扱いされかねませんよ -_-;)

右手に守衛室兼受付のような窓口があったので、
お寺に行きたいので入っていいですか? と許可を取ってみました。
守衛の男性は真顔のまま「いいですよ」と。

ちょっぴりビビリましたが、ひとまず安心。

飛び回る子供達の間を抜けて奥の建物へ向かいます。

今見かけるのは幼稚園児ばかりですが、
ここは幼稚園から小学校までの一貫校なんだそうで。


数段の階段を上がると、右手に


06_02


上階への階段が。
たしか上にあるはずなんですが、

     ↑
会議室への入口

って案内にはあるんですよね。
まあ上がればわかるか。


2階に辿り着くと、そこは広間でした。
そしてさらに


06_03


3階への階段があるんですが、
ドアに鍵がかかってます。
時刻は15:02。

ワット・テープモンティエン
の参拝時間は、
6:00~12:00と15:00~19:30。
12:00~15:00の閉鎖時間は過ぎたはずなんだけど。

あとから上ってきた参拝者達と、変だねえなんて話していたら、


06_04


白装束の男性がやってきて鍵を開けてくれました。

2階の両端に3階への階段があるんですね。
参拝者さんの話によると右は女性用で左が男性用だけど、
あまり気にしなくていいとか。本当かなあ?

サンダルをここで脱ぎ、
先に開けてくれた右の階段から上った3階はというと…

06_05


別世界が広がっていたのでした!

ここがワット・テープモンティエンか。
ヒンズー寺院ですね。

1969年6月11日の落成式には、プミポン国王夫妻も
式幹事としてここへいらっしゃったのだそうです。

インドのルンピニー、ブッタガヤ、サルナート、クシナガラの土や、
ガンジス川など代表河川の水が、霊験を高めるため、
寺院内に収められているんだとか。


赤絨毯敷きの広間の中央に安置されたご本尊は、


06_06


維持神ヴィシュヌとその妻ラクシュミー。

ヴィシュヌは、伊勢丹前のトリームーラティ像(三神一体像)の
三神のうち一神。

ラクシュミーは、ゲイソンプラザ4階のラクシュミー像と同じ。

そうか。夫婦揃っているから強力な恋愛の神様なんですね。

ちなみに神前に賽銭箱らしきものがありますが、
私はただ座ってお参りするだけにしておきました ^_^;)


広間の壁伝いにヒンズー神像や偉人らしき肖像画が
色々並んでいるので見て回ってみますか。


06_07


左はこれもトリームラティの一神、創造神ブラフマーです。
右のさらに顔だらけの神様は・・・どなたでしょう? ^_^;)


06_08


こちら、虎顔の台座に胡坐をかく白髭の男性は、
紀元3世紀にインド叙事詩ラーマーヤナを著した
詩人ヴァールミーキだとのこと。


06_09


人の姿でないので異彩を放つこの神像は、女神サティー。

このサティー、父がトリームラティの残る一神、破壊神シヴァを
嘲ったことから責任を感じ自ら火に飛び込み死んだのだそうで。

しかしその後ウマーテーウィーに生まれ変わり、
シヴァ神の妻となったのでした。

あれ? ウマーテーウィーといえば、
ワット・ケークのご本尊ではないですか。

なんのことはない。最初のメーナーク廟以外の4か所、

伊勢丹前のトリームーラティ像
ゲイソンプラザのラクシュミー像
シーロムのワット・ケークのウマーテーウィー像
・ワット・テープモンティアンのヴィシュヌ・ラクシュミー像その他

は、全てヒンズー神話でつながっているんですね。


他にも興味深い神像や肖像画が並んでいるんですが、
とても紹介しきれません。

中央に戻ると、


06_10


檀上に座る司祭…バラモンって言うんですよね?
がいかにも裕福そうな男性から何やら乞われ、
穏やかに教えを授けていました。

静かでいいところですよ。
また来てヒンズー神像をのんびり眺めてみたいな。

ではワット・テープモンティエンを後にしますか。
上ってきた階段を下ります。途中に


06_11


こんな壁画があるの、さっき気がつかなかった ^_^;)

「クリシュナとアルジュナ」と説明があります。
いずれもインドの神話や叙事詩に登場する英雄の名。

最後までインドの神話世界にどっぷり浸かったお陰で、
インドの神様や神話に初めて親近感を感じることができた気がします。

おっと、ワット・テープモンティエンの場所
お知らせしておきますね(グーグルマップ)。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:124.5バーツ

※旅は2015年7月23日(木)に行いました。

<参考>
siamganesh.com "วัดเทพมณเฑียร"

つづく

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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ワットテープモンティエン

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サオチンチャー(大ブランコ) バンコク5大恋愛の神様巡り[7]

3階のワット・テープモンティエンから階段で2階へ戻ってきました。


07_01


ドア上部にぶら下がったベルに、
タイとは違った文化を感じますね。

トイレを借りてから、靴棚に乗せておいたサンダルを取ろうとすると、


07_02


こんな注意書きが目に入りました。

テープモンティエンはローマ่字表記すると
DEV MANDIR なのか。
MANDIR=マンディールとは、ヒンズー寺院の意味のヒンドゥー語。

テープは神の意味。

モンティエンのタイ文字綴り มณเฑียร の末尾の字 ร は、
"r" の音を表す子音字ですが、タイ語には語末のr音がないため、
"n"の音に変化するのです。

つまりモンティエンの語源は、マンディールで、
ワット・テープモンティエンとは、
ヒンズー教の神の寺、ってな感じの意味なんですね。


1階へ戻ってきました。


06_12


相変わらず園児達が遊んでいます(笑)

邪魔にならないように端っこを歩いて行くと、
校門手前の左手に


07_03


またもやヒンズーの神様が。

タイ語でプラメー・スラッサワディー、
英語で Mata Saraswati と書いてあります。

サラスヴァティーという知識と知恵の女神です。
日本の仏教にも取り込まれて、弁財天になってるんですよ。


07_04


ワット・テープモンティエンの入っている学校を出ました。
時刻は、15:23。

今一度、ワット・テープモンティエンの場所
お知らせしておきましょう(グーグルマップ)。


出ると目の前には、


07_05


女子中高生がうじゃうじゃいるではないですか。
どうもこの辺りには学校がいくつかあるようです。
ちょうど下校時間のようで、屋台で何やら買い食いしてます ^^

んじゃ、私も。


07_06


ナム・マナオ(ライム・ジュース)で一服~。


さあ、帰りますか。
とりあえず北へと少し歩くと広場に出ました。


07_07


向こうに見える建物は、バンコク都庁じゃないですか。
この辺は、バスなんかで通ったことがあるだけで、
歩くの初めてなんですよ。

都庁手前の広場は、ラーン・コンムアンと呼ばれています。
「都民広場」ってな意味ですかね。
ラマ5世期(1868-1910年)には市場があったんですが、
のちに壊して広場にしたのです。

ちなみにこの広場で "Bangkok Light of Happiness" と名付けられた
イルミネーションが2015年12月30日から2016年1月30日の期間開催中です。
神戸ルミナリエだか東京ミレナリオだか、あんな感じみたいですよ。
イベントの様子をYouTubeを貼っておきますね。


そしてその西側に聳えるものは、


07_08


サオ・チンチャー

直訳すると、ブランコ柱。

かつてバラモン・ヒンズー教の儀式で使われたものです。
なんでもシヴァ神が年に1回、10日間だけ人間界に下りて来る際の
出迎えの儀式だとか。

女神ウマーテーウィーが天変地異を心配して、
夫のシヴァ神と賭けをしたのだそうです。

川べりのナツメの木に大蛇をぶら下がらせて、
シヴァ神がその上に足を組んだ上で片足立ちし、
大蛇が体を揺らしても落ちなければ、世界は揺るぎないものだと。

それにちなんで、ブランコの柱をナツメの木に、
ブランコを大蛇に見立てたんですね。


でもそんなブランコの儀式もラマ7世期(1925-1935年)に廃止に。

サオ・チンチャー自体は、ラマ1世期(1782-1809年)に建てられた後、
ラマ5世期に今の場所に移り新たに建て直されました。

が、木の柱のため腐食が激しく何度か修復をしたものの
いよいよ保存が無理になり、2005年に建て替えられたのが今のもの。
チークの丸太材で、防腐処理されているようですよ。

サオ・チンチャー
の場所はここです(グーグルマップ)。


すぐに帰るつもりだったんですが、
面白いのでもう少し歩いてみましょう。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:124.5バーツ

※旅は2015年7月23日(木)に行いました。

<参考>
Wikipedia "พระสุรัสวดี"
ウィキペディア "サラスヴァティー"
Dailynews "สุขุมพันธุ์"เปิดไฟประดับปีใหม่ที่ลานคนเมืองคนมาดูประปราย"2015/12/30
Wikipedia "เสาชิงช้า"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットテープモンティエン

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モン・ノムソット バンコク5大恋愛の神様巡り[最終回]

サオ・チンチャー(大ブランコ)の前には、


08_01


ワット・スタットが。

名前はガイドブックで見たことがあったけど、
こんなところにあったのか。

しかし、外国人は拝観料20バーツとの看板が目に入ったので、パス(笑)
いや、500バーツも取るワット・プラケオに比べたら良心的ですけど、
今日一日無料の寺院ばかり巡ってきたのでどうも… ^_^;)


辺りを歩いてみることに。


08_02


仏像屋やら、


08_03


軍や警察の階級章らしきモノを売っている店やらが
並んでいます。


08_04


右にバンコク都庁舎を見ながら、
ディンソー通りを北上していきます。

鉛筆通り
って名前なんですよ。
この通りが開通したラマ5世期には一帯に
学生用鉛筆を製造販売する集落があったからなんだそうで。


08_05


すると、男子中学生がたむろする店が目に入りました。
なんだろ?

あっ、モン・ノムソットじゃないか!

訳すと「モンさんの牛乳」という意味で、
牛乳やパンを出す創業50年の人気店なんです。

バンコクに3店、チェンマイに1店あり、 ここが本店。

前から気になってはいたんです
が、
偶然にも前を通る日が来ようとは!

モン・ノムソット
の場所をグーグルマップで
お知らせしておきますね。

もう店に入ってみるしかありません(笑)


08_06


ドアを開けると、中も男子中学生がうじゃうじゃ!
なんで男ばっかなんだ!?

右手にフードコートみたいにカウンターが続いています。
どうやら注文する品によって並ぶ場所が違うようです。
フードコートというより、日本の大学の学食に近いイメージかな。

私はもっとも入口側の1番の列に並び、
あたふたしながらパンを注文。
すぐにできてきて、その場で支払って席を探します。


08_07


女子もいるんだ ^^
それに中学生ばかりでなく大人もいて安心。

写真だと座席は空いているように見えますが、
結構混んでて、どんどんお客さんがやってきてました。


08_08


私の注文したのは、コレ。

食パンにバターと砂糖が塗られています。
確か「カノムパン・ヌーイ・ナムターン」(パン・バター・砂糖)
とメニューを見ながら注文した気が。

この手のパンを出す店はチェーンの「Milk Plus」など
他にもあるのですが、タイ人に言わせるとモン・ノムソットのが
一番美味しいんだそうで。

ここのパンはふわふわ&サクサクしてるけど、
他の店のはベチョッとしているとかなんとか。

言われてみると確かにそんな気もしなくもないです ^_^;)

店名にもなっているる牛乳も飲んでみたかったのですが、
またあの行列に並び直すのはもう勘弁。
またの機会にしましょう。


ということで店を後に。
さあ、今度こそ帰るぞ。


08_09


近くのバス停で待っていたら来たのは12番バス。
確か戦勝記念塔で見たことがあるぞ。乗っちゃいますか。


ディンソー通り
を抜けたバスは、


08_10


民主記念塔を回ります。

中央の上に乗っている金色の四角い箱は何だか知ってますか?
あの中には1932年の立憲革命で制定されたタイ初の憲法が
収められているんですよ。

民主記念塔
自体は、1940年完成。


そして12番バスは、その後もう一つの記念塔…、


08_11


戦勝記念塔に到着。

こちらはフランス(領インドシナ)との領土紛争に勝利したことを
記念して1942年に完成。

いずれも除幕式はピブーン首相が主宰したという共通点が。

ただし民主記念塔は太平洋戦争勃発前年。
戦勝記念塔は開戦半年後のため、除幕式には駐留していた
日本軍も参加したという違いがあるんですよね。

ちなみにNHKの映像と思われる、戦勝記念塔除幕式の様子
動画が日本語ナレーション付きでYouTubeにありました。

そんな2つの記念塔を通る12番は、
なかなか貴重なバス路線ですねぇ。


ということで、これにて今回の旅も終了です。

1日で恋愛の神様を5か所巡ったんですが、
ついでに訪れたサオ・チンチャーも含めて、
バンコクの街にはヒンズー教が意外と
根付いていることに気付かされた旅となりました。

恋愛運がちょっとは上がってたら嬉しいな(笑)


次回は、海上に建つ寺院を訪れる旅をお送ります。
お楽しみに~。



<旅費交通費>
12番バス:6.5バーツ
ここまでの合計:131バーツ

※旅は2015年7月23日(木)に行いました。

<参考>
myfirstbrain.com "ถนนดินสอ"
『タイ事典』 日本タイ学会,めこん,2009年

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットテープモンティエン

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