タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅<2015年>

ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[1]

ロッブリーの名物というと何をイメージするでしょうか。
私は、「サル、クメール遺跡、ヒマワリ畑」です。

そのうち前の2つは2014年6月に訪れた際に見たので、
ヒマワリ畑をまだ見ていないことが心残りでした。

しかしヒマワリの見頃は毎年11~12月、遅くても1月。
なかなかチャンスがありません。

今年2015年も時期を過ぎた2月中旬にタイへ行けることに。
諦めていたところ、嬉しいニュースを目にしたのです。

ロッブリー
で2月14~22日にナーラーイ王祭りを開催され、
それに合わせて2月いっぱいの間、郊外の8ヘクタールの土地に
ヒマワリ畑を残しておくとのこと。

やった!

じゃあそのナーラーイ王祭りも軽く見つつ、
ヒマワリ畑に行こうじゃないですか。


今回もとりあえず位置を確認しておきましょう。


ロッブリー地図.jpg


ロッブリー中心部は、地図上「ロッブリー」の「ブ」の字の辺り。
バンコク北方155kmほどのところにあります。


日帰り旅は2015年2月21日(土)に出発。

まずは戦勝記念塔に到着。
時刻は、06:53。

ここからロッ・トゥーに乗ろうと。


01_01


ロータリー南西側に並んだロッ・トゥー発券ブースの中に
ロッブリー行きを見つけました。すでに多くの人が待っていますね。


01_02


120バーツでした。
こんなチケットを渡され待っているようにと。

5,6分で呼ばれ、みんなでついていくと、


01_03


この車ですね。
わらわらと乗車していきます。


01_04


気が付くとほとんど女性! ^_^;)

07:03に出発したものの、
車窓はディンデーンあたりから…


01_05


雨!
なんてこった!

焦っていると、ドンムアンでピタリと止んでくれました。
幸先いいぞ。今回は前回みたいに熱中症になったりしない気がする(笑)


揺られること1時間50分ほどで
ロッ・トゥーはロッブリー市街地へ西側から入りました。

プラーンケーク礼拝所
前で降りる人がいたので 私も降りることに。


01_06


時刻は08:50。

右手のプラーンケーク礼拝所を見やると、


01_07


何やら人が集まっているではないですか。

遺跡には、


01_08


トゥクトゥクや花が飾ってあります。
これもナーラーイ王祭りの一環なんでしょうね。


01_09


自治体の名が掲示してあったので、
各自治体で持ち場を分担して飾り付けを行っているのかも。


01_10


あれ?(笑)

記念撮影しているのはワンちゃんだけでなく、もちろん人も。


01_11


しかもこのご家族はみなさんタイ伝統衣装を纏っています。

実は、ナーラーイ王祭りの期間、ロッブリー県は住民に対して
タイ伝統衣装姿での祭り参加を呼び掛けているんです。

きっとこの後も伝統衣装姿の人を多く見かけるんでしょうね。


01_12


プラーンケーク礼拝所遺跡前でも
タイ伝統衣装を売っているじゃないですか。

女性のは綺麗なんですけどねー。
男性のももう少しデザインが良ければ着ることも考えたのですが ^_^;)


じゃあ、ナーラーイ王祭りメイン会場の
プラナーラーイ宮殿に向かってみるとします。




<旅費交通費>
ロッ・トゥー:120バーツ
ここまでの合計:120バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ロッブリー市街

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ナーラーイ王祭り会場 ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[2]

プラナーラーイ宮殿正門に到着しました。
時刻は、08:57。


02_01


早速入りますか。

あれ? 以前来た時には入場料を取られた気がするんだけど、
今回はいいのかな? 見当たらないぞ。

入って左側へ。


02_02


宮殿遺跡内に多くの店が出ています。
ここはタイ伝統のお菓子ですね。

でも多いのは、


02_03


布地や伝統衣装を売る店。


02_04


右の布地は手織りのマットミーだそうで。

2,200バーツと書いてありましたが、
それが高いのか安いのか私にはさっぱり ^_^;)

でもロッブリーのプアン族によるロッブリー・マットミーではなく、
チャイヤプーム県のもののようでした。
探せばロッブリー・マットミーもきっとあるはずですけど。


さらに歩くと、ステージがこしらえてある一角で、


02_05


親子でタイ伝統衣装っていうのも、いいもんですね~。

この右手奥でも…


02_06


チョー・ムアンというお菓子が並んでましたが、まだ準備中。
正直、朝早く来すぎましたね。まだ準備中の店が多いんです。

なぜそんな早くに来たかって?
そのワケは、おいおい明かします ^^


並ぶ店をひやかしながら西へと歩いていくと、


02_07


2つめの門が現れました。
その先に赤い絨毯が敷かれているのが見えますか?

絨毯の先には、


02_08


アユタヤ王朝第27代のナーラーイ王(在位1656-88年)の像が。

ロッブリーにこの王宮を造営し、副都に定めたナーラーイ王にちなんで、
毎年この時期にナーラーイ王祭りがロッブリー県の主催で行われているんです。


02_09


この辺には前回足を踏み入れなかったな。
あの門を通ればミュージアムの辺りに出るはず。

しかしそこらにステージがこしらえてあるんですよ。
夕方になればきっとさまざまな催しがあるんでしょうね。

そんな時間までいられないのが残念。


02_10


お、こっちのステージ横でも伝統衣装姿の女性が記念撮影中。


ぐるっと回って、正門から真っ直ぐ伸びる道を
奥から正門に向けて歩いていきます。

すると右手に


02_11


なんだこのタイ数字が書かれたマス目は。


02_12


人間マークルック?

マークルックとはタイ将棋のこと。
つまり人間タイ将棋なのか?

まるで山形県天童市の人間将棋みたいですね。

うーん、これも見てみたい気がするけど、
長くいられないのです (T_T)




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:120バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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ロッブリー水上マーケットが… ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[3]

ロッブリーのプラナーラーイ宮殿内で開催されている
ナーラーイ王祭りの店を引き続き見て歩きます。

正門の近くに戻ってきました。
さすが入口周辺には店が多いですね。


03_01


多くは、やはり布地や伝統衣装の店。


03_02


こういうのが好きな人だったらとても楽しめそう。


03_03


こっちの一角はアクセサリーの店が多いですね。
道なりに歩いていくと、宮殿北門が開いています。

普段は確か閉まっているので、祭り期間中だけ特別に
開けているんでしょう。

そこで撮った写真をセピア調に加工してみました。


03_04


タイ伝統衣装を纏った人たちが行き交っているので、
こうするとまるで19世紀末から20世紀初頭の光景に見えませんか?

シャッターチャンスを待っていれば、
きっともっと良い写真が撮れると思いますよ。

先を少々急ぐ私は、北門を出て左へ。
時刻は、09:19。


03_05


食べ物屋台が並ぶ城壁伝いに西へ歩いていきます。


03_06


右手には道路を挟んで商店街が。
その前でお婆さん達が地べたに野菜を並べて売ってたり。

ロッブリー
まで来ると、まだ昔ながらの雰囲気が
結構残っているんですね~。


03_07


城壁が途切れたところで、それに合わせて左折。
南へと城壁に沿ってさらに歩いていきます。


03_08


お、この門にはスロープがありますね。
ゾウを出し入れしやすいようにしたのかな。


03_09


段差があるとは意外。
宮殿は真っ平らな土地に建っているんじゃないのか。


03_10


ようやく到着。
アユタヤ時代創建のワット・チューンター(วัดเชิงท่า)入口です。
時刻は、09:27。

実はネットで事前に調べた情報によると、この寺の裏に流れる
ロッブリー川沿いに土日だけ「ロッブリー水上マーケット」が
開かれているんだそうで。

何の案内表示もないことに不安を覚えつつも
境内を進みロッブリー川に出てみると、


03_11


ここだな。

でも…、シ~ンと静まり返っているんですが。
店の姿がまったくない!

いかだに下りて、何やら作業中のお坊さんに尋ねたところ、
「もう無くなりました」との返事。

またやっちまった。せっかく来たのに -_-;)

ロッブリー水上マーケット
は、ロッブリー市の肝いりで
2010年3月13日に始まったんですよ。
ダムヌーンサドゥアック市場のように舟の物売りが
多く集まる水上マーケットにすると意気込んでいたんですけどね。


03_12


それが、こんな結果に。
いつ取り止めたんだろう (T_T)


なんだ。ここで朝食を取ろうと考えていたのに。
じゃあさっきの北側城壁沿いで食べるとするかぁ。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:120バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

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ロッブリーと言えば ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[4]

ロッブリー水上マーケットがなくなっていてトホホだった
ワット・チューンターを出て、元来た道を戻ります。


04_01


プラナーラーイ宮殿の西側城壁沿いに北上して角まで来たところ。
ここを右折です。


04_02


すると左手に、これから乗るソンテオが停車しているじゃないですか。
起点はこんなところにあったのか。

でもまずは朝食。


04_03


北側城壁沿いの屋台街で伝統衣装姿の女性達に
思わず吸い寄せられて、一緒に覗き込みます(笑)


04_04


なんとも綺麗に魚が並べられてますね~。
何という魚ですか?

「プラー○○○ケム」

店のお婆さんが答えてくれたものの
聞き慣れない固有名詞は耳に残りませんなー ^_^;)

まあいいや。美味しそうだからこれにしましょう。
あと何か辛くないものはあるか尋ねたら
豆腐料理を勧められたのでそれもぶっかけ飯にして追加で。


04_05


裏の席までおじいさんが運んでくれました。
いっただっきまーす。

ケム(塩辛い)というわりには、まったく塩辛くなく、
日本の魚の煮付けみたい。生姜の味がもっと強いですけど。
イケるじゃないですか~。


ご馳走様でした。
ミネラルウォーターと合計で80バーツ也。


城壁沿いを足早に歩きつつ店を覗きます


04_06


おぉっ、カノムモーゲンがズラ~っと!
豪快に食べてみたいなー。


04_07


こちらは蜂の巣を飾ったハチミツ売り。
間違いなく純度100%でしょうね。


04_08


プラーンケーク礼拝所にまた戻ってきました。
相変わらず伝統衣装姿の人達が順番に記念撮影中。

さらに歩いて、目抜き通りのナーラーイ・マハーラート通りに出ました。


04_09


お、いたいた!
ロッブリーに来たからには、サルを見ておかないと(笑)


04_10


大人しくしていれば可愛いんですけどね~。


04_11


道の真ん中にもサルの姿が。
これですもん、交通事故に遭うサルが多いワケですよ。

なんて思っていたら、背後からソンテオがやって来ました。


04_12


慌てて撮ったのでこんなになっちゃいました ^_^;)
飛び乗ります。

時刻は、09:59。

行き先は、シースリヨータイ・ロータリーです。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
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ロッブリーバスターミナル ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[5]

ナーラーイマハーラート通りでやってきたソンテオに乗車しました。
時刻は、09:59。

前回ロッブリーに来た時にレストラン「マットミー」へ
行くのに乗ったのと同じ路線です。

いよいよヒマワリ畑へ行くために、
ロッブリー・バスターミナルへ向かおうと。


発車するとすぐに左手に、


05_01


クメール遺跡、プラプラーン・サームヨートが。
今回は車窓から眺めるだけにしておきます。

しかしサルの数が半端ないですね!


05_02


国鉄の線路を渡って停車。

向こうに見えるのは、サル密度最高の危険地帯、
プラカーン廟です。前回、私も襲われたなー(笑)


通りを真っ直ぐ東進したソンテオを、
歩道橋が見えたところで下車。


05_03


時刻は、10:04。

目の前に停まったバスに何気なく目を向けたら、


05_04


ミシュランマン・デコバス!!(笑)

よーく見ると屋根にまでいるじゃないですか!
自由でいいですね~。

ロッブリー
市街から13km北方の
コークガティアムというところまで行くようで。

クラクションをけたたましく鳴らして
お客さんの呼び込みをしてます。

あ、私は乗りませんって ^_^;)


反対側へ渡るために歩道橋に上りましょう。


05_05


歩道橋上から東を見ると、シースリヨータイ・ロータリーがどーんと。
地元の人はサゲーオ・ロータリーという通称で呼んでいるようですが。

ピブーン政権時の1938年にロッブリーの都市計画整備の一環で完成。
…って前回も書きましたね。


反対の西側、つまり今来た方角は、


05_06


ナーラーイ・マハーラート通りがずどーんと続いています。

向こうの両側に見える緑は陸軍基地と大学かな?
さっきいた旧市街はその向こうにあります。

ところで左手脇からロッ・トゥーが頭を出してますね。
あそこがバスターミナルっぽいな。

と思い向かったところ様子が変なのです。
ロッ・トゥーしかいないので、ロッ・トゥー専用のターミナルのようで。


ロータリー方向へ歩き、右手の路地を覗くと、


05_07


うん、あっちのような気がする。
向かいましょう。


すると、奥左手に


05_08


あった。
ロッブリー・バスターミナルです。

早速入ってみると、


05_09


思ったより栄えてるじゃないですか。

これから乗るバスは、えーと…


05_10


一番奥の左に停まってました。
ロッブリーワンムアン(วังม่วง)行き。

県が2月いっぱい残しているヒマワリ畑は、
ここから20kmほど東にあるのです。

駅前からソンテオをチャーターしていくのが普通なんですが、
それじゃつまらないですよね。ネットで情報収集したところ、
このワンムアン行きのバスが近くを通ることが判明。

ただ、下車後4km歩かないといけませんが…。

ベンチにいた運転手さんに一応確認してみますか。
バーン・ノーンタム学校のソイ入口を通りますか?

「何しに行くの?」

ヒマワリ畑に行きたいんです。

「花はもう無いよ。あるのは茎だけだって」

そういう答えが返ってくると思ったんですよねー。

でも下手に余所者が知ったかぶりして
県が残しているんですよなどと説明して
気分を害されるのがイヤなんですよ。

なので、一応ダメモトで見に行きたいので、と答えると、

「でも役所が残してるって…」

と売店のおばちゃんが遠慮がちに加わってきました。
おばちゃん、あなたは正しいです!




<旅費交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:128バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

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つづく

ロッブリー市街

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