タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

チェンマイ日帰り旅<2015年>

チェンマイ日帰り旅[1]

2月中旬の渡タイ直前、楽天ブログ仲間でチェンマイ在住の Tuiさん
ブログで驚きの発表を。

 『チェンマイ市内西郊に
 「Cafe & Dining COTO COTO
  をソフトオープンしました!


前々からお店をやるとの話はチラホラ聞いていたのですが、
まさに青天の霹靂というか、こんな突然オープンするとは予想外!

しかもちょうど私がタイへ行くタイミングで。
これはチェンマイのお店まで行かない手はありません。

Tuiさんは、かつて私の職場にもタイから一時帰国中の貴重なお時間を割いて
訪問してくださったこともあるので、今回は私の番です!


というワケでタイ到着翌日2月18日(水)の朝5時台起床。
タクシーで一路ドンムアン空港へ向かうことから、
チェンマイ日帰り旅が始まったのでした。

チェンマイ
へ行くと決めてから航空券の値段を調べたところ、
エアアジアの早朝便と夜遅い便ならグンと安いことが分かったんですよ。

当初、Tuiさんのお店「COTO COTO」だけ寄って帰って来るつもりだったんですが、
せっかくなら朝から夜まであり余った時間でチェンマイ観光もして来ようと。

ブログネタにもなりますしね(笑)


念のためトールウェイ(高速道路)に乗って
ドンムアン空港着が、06:25。

飛行機は07:40発なので、ちょうどいい時間でしょう。


01_01


チェックインを済ませます。

ちなみにカウンターへの入口(荷物検査機があるところ)が
国際線と国内線で同じなので一瞬戸惑いました。

通過して左手の国際線カウンターはウンザリするほどの行列でしたが、
こちら右手の国内線カウンターは空いていて、ほぼ待たされずに完了。


01_02


エアアジアのCAさんにくっついて中に入りまーす。

機内持込荷物検査を経ると…、お店が待ち構えています(笑)
スタバにSUBWAYにKFC、リボンバッグのNaRaYa、さらには


01_03


セブンイレブンまであって、昔のドンムアン国内線ターミナルより
かなり充実してますね。


ゲートは77番とのことで案内に従うと、
かなり遠くまで歩かされ、その挙句、


01_04


下へ。
こ、これは沖止めパターンかぁ -_-;)


01_05


ゲートで並んでバスに乗るのを待ちます。
搭乗開始時刻07:00を少々過ぎて、バス搭乗開始。


01_06


乗りますよー。


バスはぐるっと南端まで回ります。

そこで目に飛び込んできた光景にビックリ。錆が浮いたり、
エンジンが取り外されたりした飛行機が何機も並んでいるではないですか。
南端は飛行機の墓場になっているんですね。

そんな間を縫ってバスは走っていきます。
あまりいい気はしませんよね。一抹の不安が(笑)

そのすぐそばでバスは停車。


01_07


さすがに搭乗する飛行機は綺麗でマトモな機体でした。

07:42に動き出し、07:56離陸。


ノックエアーでは飲み物と軽食が出されたんですが、
エアアジアはすべて有料。頼まないと一切何も出ません。
だからこそこの安さなので喜ぶべきなんでしょうけど。

気付いた限り、食事を予約した人はゼロ。僅か1時間20分の空の旅ですもんね。
また機内で何か買った人は、飲み物を注文した人が1人だけ。

持ち込みでの飲食は禁止なんですが、
PETボトルの飲み物を密かに飲んでいる人がそこかしこに(笑)


そうそう、気になったのが、


01_08


飛行中コクピットの扉が空き、中から出てきた機長?副操縦士?が脇のトイレへ。
飛行中ってあそこの扉を開けていいんでしたっけ?
いいから開けたのか…。


そしてあっという間にチェンマイ空港に到着!


01_09


定刻09:00より早かったですね。
この写真を撮った時点で08:55でしたから。

背後には、バンコクからは見えない山が!
これだけでも遠くに来たぞという気分になります。


01_10


預けた荷物は無いのでさっさと出ますよー。


チェンマイ空港
からの足ですが、
ネットで調べていていいニュースを発見したんですよ。
CHIANG MAI NEWS 2014年7月25日付 タイ語)

2014年8月1日から、チェンマイ市内にソンテオ路線が
12路線運行を開始したんだとか。
05:00~20:00の間に20分間隔、全線均一20バーツだそうで。

そのうちどうも1,3,4,5番路線がチェンマイ空港を通るようなのです。
で、「COTO COTO」には1番に乗れば行けそう。

ということでゲートを出て1番ソンテオを待ちます。


01_11


赤いソンテオはちょくちょくやって来るのですが、
番号を掲げたソンテオは待てどもちっとも現れません。

15分ほど待って、さすがにおかしいと思い始め、
中に戻ってインフォメーションに聞いてみることに。

市内へ行けるソンテオ路線があると聞いたんですが、
どこで待っていればいいですか?

「ロッ・デーン(赤い車)で行くしかないですよ。」

えっ!?

食い下がって上記のニュース記事をスマホで見せたんですが、
そんなのは無いとのこと。

どうなってるんだ!!

しょっぱなっから計画が崩れてしまいました。
それじゃ赤いソンテオに行き先・料金の交渉をした上で乗るしかないのか。
路線運行の公共交通機関だけを極力使うのがモットーなのに…。

ところであれはチェンマイではロッ・デーンと呼ばれているんですね。
次に来たロッ・デーンを捕まえて交渉するとしますか。




<旅費交通費>
航空券(ドンムアン-チェンマイ往復):1,923バーツ
トールウェー代:70バーツ
タクシー代:175バーツ
ここまでの合計:2,168バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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ニマンヘミンでカオソーイ チェンマイ日帰り旅[2]

チェンマイ空港から、ロッ・デーンこと赤いソンテオに乗ることにします。
路線ソンテオが無いっていうんですもん。

さて、行き先を何て説明すればいいかな。

Tuiさんのお店「Cafe & Dining COTO COTO」はチェンマイ市街西部、
ステープ通り方面にあるんですよね。


ニマンヘミン


やって来たロッ・デーンの運転手に交渉します。

ステープ通りニマンヘミン通りとの交差点まで行けますか?
こんな感じにしか説明できませんでした ^_^;)

頷いて50バーツだと運転手さん。
ほぉ、ボラれるかと思ったら良心的な値段でホッとしましたよ。

ステープ通り
ですよ! と念押しして乗車しまーす。


02_01


時刻は、09:10。

チェンマイ空港
を出て、セントラル・エアポートプラザを左折してお堀へ。

本当は空港から北上すれば道一本で「COTO COTO」なんですが、
途中が軍管理地域のため許可車両以外通行不可なんだそうで。


02_02


ちなみにソンテオ内部はこんな感じ。

途中で呼び止めて交渉した西洋人グループがいましたが、
結局乗車しなかったので私一人の貸し切り状態。

iPhoneのマップで現在地を追います。
ちゃんとスアンドーク門のところで左折してステープ通り
入ってくれるか一抹の不安が。

…なんて思っていたら、案の定左折せずに直進しやがった!!
おい、こらー!!

ステープ通り」と念を押したのに、
きっと「ドイ・ステープ方面」だと思い込んだんでしょう。

ふつうニマンヘミン通りの交差点っていったら
リンカム交差点を指すようですし。

私の説明が悪かったってことか _| ̄|○


02_03


お堀の北西角までやってきました。
ここから左折して北西方面へ。

そして、


02_04


リンカム交差点手前で下車。50バーツ支払います。
時刻は、09:18。


02_05


ここが、リンカム交差点(แยกรินคำ)。
向かいに MAYA というショッピングセンターが。
でもまだ営業時間前ですね。

ここを左折して、


02_06


ニマンヘミン通りへ。
チェンマイの青山、とか呼ばれているんでしたっけ?
オシャレな店が多いんだそうで。

ニマンヘミン通り
を端から端まで歩いて抜けるしかないか。
路線バスや路線ソンテオが無いって、なんて不便なんだ -_-;)

でも涼しくて良かったです。
iPhoneの「天気」アプリでチェックしたら、現在のチェンマイの気温は18℃。
バンコクよりも気温の点では快適ですね。


ニマンヘミン通り
を歩き出してすぐに気付いたのが、
やたらめったらカフェが多いこと。


02_07


あそこには DOITUNG が。


02_08


Wawee Coffee も!

有名から無名まで林立しててもやっていけてるんですから、
需要はあるんでしょうね。凄いなー。

さて、偶然とはいえせっかくニマンヘミン通りに来たんですから、
どこかお店に立ち寄ってみたいものです。

歩きながらiPhoneで検索すると、
ニマンヘミン・ソイ7カオソーイ・ニマンというカオソーイの店を発見。

そのニマンヘミン・ソイ7の入口に到達すると、


02_09


違う店だけどカオソーイの看板が。奥へ300mか。
とりあえずソイ7に入ってみます。


02_10


バーっぽい店がちらほら。夜のほうが賑やかなのかな。
ところでカオソーイ・ニマンが見当たらないんですけど。
いすれにしてもさすがに9時台じゃ営業してませんよね。

と思いきや、


02_11


さっきの看板の店発見。しかも営業しているし!
これは入るしかないですね。


02_12


バーン・タワーイ(Baan Twai Noodle and Fusion Food)
(ราดหน้าฮ่องกงบ้านถวาย @ นิมมาน)
という店でした。

スタッフの女の子に注文したのは、もちろんカオソーイ!

しばし待つと、やって来ましたよ~。


02_13


牛乳が入ってるのかな?
クリーミーなお味で美味しかったです。
60バーツ也。

さっそく北タイ名物カオソーイにありつけ満足したところで、
COTO COTO目指して再び歩き始めましょう!

時刻は、09:54。




<旅費交通費>
ソンテオ代:50バーツ
ここまでの合計:2,218バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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Tuiさんのお店「COTO COTO」 チェンマイ日帰り旅[3]

ニマンヘミン・ソイ7のバーン・タワーイというお店で
カオソーイを食べ終えた私は、再び歩き始めたのでした。
時刻は、09:54。


03_01


同じニマンヘミン・ソイ7には、こんな店もありました。
いかにもチェンマイ!って感じですよね。


ソィ入口まで戻ったので、ニマンヘミン通りを南下していきます。

気付いたんですが、賑やかなのはリンカム交差点から
そう遠くない範囲までで、その先は大して店が無いんですね。

しかもチェンマイ大学の敷地らしい空き地やら会議場の建つ敷地やらが
通り沿い両側のかなりの部分を占有しているので、
商店街を作ろうにも作れない感じ。

もったいないですよー。
チェンマイ大学にはぜひチュラロンコン大学がサイアムスクエアを整備して
貸し出しているみたいに、ニマンヘミン通り沿いを開発してほしいですね。


03_02


ようやく先にニマンヘミン通りの終わり、
ステープ通りとの交差点が見えてきました!

ところで目の前を通過しているソンテオ、
「無料 チェンマイ大学-スアンドーク 22」
と正面に書いてあるんですよ。

くだんの路線ソンテオではなさそうですが、
通学用ソンテオか何かですかね?


で、交差点到着。
時刻は10:09。

ソイ7に寄り道した時間を差し引くと、リンカム交差点から19分で
ニマンヘミン通りを端から端まで踏破したことになります。


さて、交差点から右手を眺めると、


03_03


ステープ通りが山へ向かって西へと伸びています。

で、もう左折するポイントは見えてますね~。
早速歩いていきましょう。

ほんの1,2分でそのサナームビンガオ通り入口に到着。


03_04


車の列にならってここを左折したところから見た景色が、


03_05


これ。
正面にあったー!


03_06


Tuiさんのお店「Cafe & Dining COTO COTO」です。

良かった。一時はどうなることかと思いましたが、辿り着けました!
時刻は、10:12。

店内を覗き込むと、Tuiさんが温かく出迎えてくれました。
では、お邪魔しまーす ^^


03_07


洗練されたいい雰囲気の店内ですね。
もちろんエアコン完備。


03_08


壁沿いのテーブルは、カップル席でしょうか。
タイ人カップルって向かい合うよりも並んで座るのが好きみたいですから、
その点も考えてのことなのかもしれませんね。

ディナータイムに近所のチェンマイ大学生のカップルが
仲良く並んで食事している光景が目に浮かびそう(笑)

実はどんなメニューがあるのか全く知らずに訪れたんですよ。
Tuiさんから手渡されたメニューを開いてみると、1ページ目に


03_09


オムライスが!

しかも「トマトソース」は普通だとして、
「グリーンカレー」と「マッサマンカレー」って一体!?

「人気メニューなんですよ」とTuiさん。

ではそれにしてみますか。
どうせなら「マッサマンカレー」のほうで ^^

で、シェフ長の奥さまの手による料理がやって来ました!


03_10


オムライスとマッサマンカレーが本当にコラボしてる!

いただきまーす。

うん、なんとも不思議なんですが、絶妙にこの2つがマッチしてますよ。
優しい味わいです。

単体でもそれぞれ美味しくて、とくにオムライスの卵焼きの部分は
物凄くフワフワで絶品。こりゃ人気メニューなわけだ。


他のメニューは日本の洋食がメインで、タイ料理もありますよ~。


☆お店情報☆
Cafe & Dining COTO COTO
地図:グーグルマップ(赤いピンの場所)
住所:4/1 Sanambinkao Rd., T.Suthep, Amphoe Muang, Chiang Mai
電話:053-282-005、日本語は098-852-0334

※お店への行き方ですが、空港からでもチェンマイ市内からでも、
赤いソンテオに「タラート・トンパヨーム」(ตลาดต้นพยอม)と告げるといいです。
上の写真のサナームビン・ガオ通り交差点で下車して徒歩すぐです。
タラート・トンパヨームは交差点の100mほど先です。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,218バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ニマンヘミン

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ソイ・モン(モン・マーケット) チェンマイ日帰り旅[4]

チェンマイ市街西部にある、楽天ブログ仲間Tuiさんのお店
Cafe & Dining COTO COTO」で食事の後、
お店のもう一つのこだわりであるコーヒーを注文。

タイのカフェで出されるコーヒーは濃過ぎてお腹を下すことが
よくあるんですが、COTO COTOさんのコーヒーは、ちょうど良い濃さ。

安心して味わいながら飲みつつ、
Tuiさんに今日巡る場所を相談します。


04_01


実はCOTO COTOさんに来ること以外、
ノープランでチェンマイまでやって来たんですよ(笑)

嬉しいことにTuiさんはプランをいくつか考えておいてくださいました。
その中で私が選んだのは、カオソーイ食べ歩き!
さらに時間が余ったら、追加でいくつか興味深いスポットも訪ねようと。

とても参考になりました。
Tuiさん、ありがとうございます。


夜に時間があったらまたお邪魔するかもしれませんと告げ、
COTO COTOさんを後にします。時刻は、11:11。

ステープ通り
を反対側に渡り、バス停(?)でソンテオを待ちます。


04_02


まずはワローロット市場に行こうと思います。
2台に断られつつ、3台目でやっとOK。30バーツとのこと。
時刻は、11:20。


04_03


市内中心方面へ向けて走っていきます。


そうそう、チェンマイ空港から当初乗るつもりで「無い」と言われた
路線ソンテオですが、どうもやはり運行しているようだということを
つい数日前に偶然ネットで見かけた情報で知りました。

元々2014年8月から運行開始予定だったものが実際に運行して
中止になったのか、結局直前でお流れになったのかはわかりませんが、
新たに2015年2月15日から 暫定的に1,2,7,9番の4路線のみで
運行を開始してるようなのです。

chiangmaibus.org
というサイトに、路線図や、
なんと走行中ソンテオの現在地マップまで掲載されています。

「経緯」などを読むと、どうやらチェンマイ大学が中心になって
行政や民間も協力した試験運行のようです。様々なデータを収集して、
今後の路線バスサービス本格運行に活かしていくんだとか。

でも例えば1番路線を見ると、7:00~17:00の間に
10便しか運行していないようなんですよね。
いくら定時・路線運行・定額が売りでもこの少なさでは… -_-;)

それに1番路線って当初の計画ではチェンマイ空港に寄ることに
なっていたんですが、通らないルートに変更になってますね。

果たして定着するのかどうか…。

いずれにせよ、チェンマイ市内に路線運行の公共交通機関が
無いというのは観光客には不便この上ないです。
ぜひ利用価値のあるかたちで本格運用させて欲しいものです。


さてさて、乗車したソンテオは、お客さんの行き先に応じて
空港近くやらお堀の南東方面やらに寄り道して、
最後の行き先がやっと私のワローロット市場

が、ターペー通りを走っているところで、やおら端に寄せて停車。
ん? ここまでってこと?

下車して運転席まで行くと、「渋滞だからここまで」だと。
まあいっか。運賃を渡します。
時刻は、11:46。


04_04


さすがこの辺りは活気がありますね!

ちなみに青いソンテオにはランプーンと書いてありますよ。
へぇ、そんな路線のソンテオもあるのか。

ターペー通り
から北へ向かう路地に入りこんでみます。
たしかワローロット市場ってこっちの方向ですよね。

すると、


04_05


細くて小汚い川を渡った先にテント風市場が。
覗いてみると、


04_06


山岳民族柄のバッグやら服やらだらけ! なんだここは?

入っていってみると、まあどの店も見事に同じような商品ばかり扱ってます。
見た目は壮観なんですが、どの店も売れてるのかな。


04_07


東側の路地に抜けたところで看板発見。

ソイ・モン(ซอยม้ง)
Hmong Lane(Hmong Market)

と書いてあります。
なるほど。モン族の市場なのか。

ちなみにバンコク周辺の中部地方に多く居住するモン族(มอญ)とは別の
山岳民族のモン族です。カタカナ書きだと同じになっちゃいますが。


04_08


あ、布製品よりこっちのアクセサリー系のほうが良さそう。


どこをどう歩いたのかよく覚えてませんが、
こんなところに出ました。


04_09


ちょうどトルッ・チーン(中国正月・春節)の時期のため、
中国廟の前にこんな装飾がされています。


04_10


真っ赤な「武廟」に入ってみますか。


04_11


あれ、意外と参詣客がまばらでした。
今日は大晦日。本番は翌2月19日だからでしょうかね。


さて、肝心のワローロット市場はどこ~? ^_^;)




<旅費交通費>
ソンテオ:30バーツ
ここまでの合計:2,248バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワローロット

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ワローロット市場 チェンマイ日帰り旅[5]

武廟を出ると向かいには、


05_01


月餅販売ブースが出ていて、覗き込むおばさんがちらほら。


ふと左手奥の黄色い看板に目が留まりました。

ん? ワローロット市場 と書いてあるじゃないですか。
ワローロット市場への近道なのかなと思い入っていってみると、


05_02


なんと。ここがワローロット市場そのものじゃないですか!

実に約20年ぶりなもので、うろ覚えなんですよ。
もっと川沿いにあるのかと思ってました。


05_03


お、ガラメー(กาละแม ココナッツ味のキャラメル風スイーツ)が
売られているところは昔のままですね。でも以前より扱う店が減ったかな。


止まったままのエスカレーターを上り2階へ。


05_04


この場所は元々、ランナー王家の葬儀場と墓所だったんです。

ラマ5世の側室となることでランナー王国のタイ編入に大きな役割を果たした
ランナーのダーラーラッサミー王女がチェンマイの地に一時戻った際、
王家墓所を西方のワット・スアンドークへ移設しました。

そして前王の子(王女の兄弟?)で本来ならランナー王になるはずだった
インタワローロットスリヤウォン公とともに資金を拠出して、
この場所に市場を開いたのがワローロット市場の始まりです。
1909~10年頃と思われます。

その後ランナー王家経営の会社が市場を運営したのですが、
1968年に火事で全焼したのを契機に王家は経営から手を引き株式を売却。
引き継いだ会社が、チュラロンコン大学建築学部のアン・ニマンヘミン教授に
建物の設計を依頼し、72年に再開させたのが現在のワローロット市場です。

地上3階地下1階建てで、屋根に採光窓を施し市場内が明るくなるように
工夫されているんだとか。さらにチェンマイ初のエスカレーターを備えた
市場になったそうで。今では止まったままですが。

左端に掲げられた大きな白黒写真は、
オープン当初の市場なんでしょうね。

ところで地下階があるなんて、まったく気付きませんでしたよ。


1階へ戻ってぶらぶら歩きます。


05_05


カノム・トーンムアン(ヨックモックのシガールみたいなお菓子)を作っています。

機械に挟んで生地を円形に平べったく焼いた後、
棒にくるくる巻いて仕上げるんですね。初めて見ました。


05_06


東側に出ましたよ~。

タイ文字で「チェンマイ人の市場 ワローロット市場」と書かれています。

そうそう、ワローロット市場の別名は「ガート・ルアン」(กาดหลวง)。
ガートはチェンマイの方言で「市場」の意味。
ルアンは「中央」「王」の意味なので、
中央市場とか王の市場とかって意味になりますね。

チェンマイ市内では「ガート○○」っていう地名を
本当によく見かけるんですよ。
Tuiさんの奥さんに意味を尋ねてようやく理解できました ^_^;)


05_07


出た目の前の道は、トルッチーン(中国正月・春節)を祝うお祭り状態。


05_08


歩道橋の垂れ幕にはタイ語とともに、

The 13th Chiang Mai Chinatown Festival 2015
清邁唐人街第十三届(二〇一五年)春節盛會

と。
チェンマイって中国語ではそう書くのか。


道の反対側の市場にも足を踏み入れてみます。


05_09


こちら側は正確にはワローロット市場ではないんだそうで。
ラムヤイ市場と花市場から成っていて、
それぞれ経営母体がワローロット市場とは異なるんだとか。


05_10


日々の食料品はこっちのほうが揃いそうですね。

そしてその市場も抜け、ようやく


05_11


ピン川沿いに出ることができました。

川沿いの道に多数駐車中のソンテオを見て歩いていたら、
こんな看板に遭遇。


05_12


例の2015年2月15日から運行を開始した路線ソンテオのことじゃないですか。
この場所が1番ソンテオの停留所だと書いてあります。
右の看板は7番ソンテオの停留所でした。

こんな写真、私撮ってたんですね。
取り敢えず撮影しておいて、後で何が書いてあるかじっくり読もうと
思っていて、今の今まですっかり忘れていました(笑)

この時にしっかり読んでいれば、路線ソンテオを利用して
旅もまた違ったものになったかもしれないのに。

まあ、また次の機会に、ですね。


さて、ここに止まっているソンテオは客待ちなのか休憩中なのか。
乗るにはどうしたらいいんでしょうか?
慣れない土地にはホントとまどいます。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,248バーツ
※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
ตลาดวโรรส (กาดหลวง)
Wikipedia "เจ้าดารารัศมี พระราชชายา"
ウィキペディア「インタワローロットスリヤウォン」

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワローロット

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