タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコク市内運河の水上バス旅<2013年>

ラムカムヘン大学バンナー・キャンパス再び バンコク市内運河の水上バス旅[6]

ラマ9世公園を出たところのバス停で待っていると
最初に現れたのはバスではなく、


06_01


ソンテオでした。

 ラマ9世公園
ラムカムヘン大学2
  ロータス


と書かれています。

あ、このソンテオ見たことあるぞ!
以前訪れたラムカムヘン大学バンナー・キャンパスの前を走っていました。

よしっ、じゃぁこれに乗ってラムカムヘン大学バンナー・キャンパス
ランチとしますか!

時刻は、11:04。


シーコンスクエア前から乗って来たソンテオが曲がって入った
チャルームプラキアット・ラマ9世通り・ソイ30にこのソンテオも左折。

景色はすぐに単なる住宅街に。細い生活道路を進んで行きます。


06_02


ところどころ道路が冠水している箇所が。
昨日の雨がまだ残っているようですね。この辺りは水はけが悪いのかも。

くねくねと生活道路を進み方向感覚が無くなった頃に
ようやくまっすぐな2車線道路に出て公園の横を走ります。

それからまた何度か角を曲がり、いくつめかの角でビックリ。


06_03


怖ぇぇぇぇぇっ!!


夜、前を通る勇気が私にはありませんよ!
立ち上がって捕食されそうです、『進撃の巨人』みたいに。
バチ当たりなこと言ってすみません。でも本当にオソロシイです m(_ _)m


この角を曲がったところから急に風景が賑やかに。


06_04


商店街が続き、大きめの市場も見えます。
ようやくラムカムヘン大学前の通りに出たようですね。

左側に大学の門が見えたところで下車。


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運転席で運賃8バーツ支払い。
時刻は、11:21。


ラムカムヘン大学バンナー・キャンパスに足を踏み入れます。
一番奥に食堂があるのは、以前来て知っています。

あれ?


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ガラーン。

学生の姿が一人として見えないんですが。


あっ!!


まだ休み期間中なのか!!
迂闊だったー! ってことは食堂も休み!?
ここまで来たんだから取り敢えず行ってみるか。


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ぐえっ -_-;)


でも一店だけ開いている店発見。
せっかくなのでクイッティアオを食べることにしますか。


06_08


大学生で賑やかな食堂を期待していたのに、淋しすぎる・・・。


早々に食べ終え、肩を落としながら門まで戻ります。
するとちょうど、


06_09


アソーク通りでお馴染みの38番バスが。
慌てて飛び乗ります。11:43。

バンナー・トラート通りに出たバスは左折してからUターン専用高架橋で反対側へ。
その途中…


06_10


あっ、メガ・バンナーってこんなところにあったのか!!
2012年5月にオープンしたばかりの巨大ショッピングモールで、
「IKEA」も入店しています。今回は立ち寄りませんが、そのうち来てみますか。

最初のバス停で下車。シーコンスクエア方面へ行くバスに乗り換えです。
何番バスが行くのかな…。


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133番バスが登場、お、これが行きそうな雰囲気。
時刻は、11:52。

バスはバンナー・トラート通りからインターチェンジでシーナカリン通りへと。
北上していくと車窓に、


06_12


ショッピングセンターのパラダイス・パーク(PARADISE PARK)が。
入ったこと無いから寄ってみるかな。





<交通費>
ソンテオ:8バーツ
38番バス:8バーツ
133番バス:8バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


パラダイスパーク

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パラダイスパーク&シーコンスクエア バンコク市内運河の水上バス旅[7]

133番バスを降りちゃいました。

07_01


時刻は、12:10。

歩道橋に上がります。


07_02


パラダイス・パークは初めてなんですよね。
歩道橋からそのまま2階に入れるので便利。涼みがてら中を歩いてみますか。


まぁ、予想どおりにフツーのショッピングセンターです ^_^;)

敢えて他との違いを探すなら、外観がウッディなことを含めて森だか緑の多い公園だかの
イメージをコンセプトにしているっぽいところが、落ち着いた雰囲気を醸し出していて
好感が持てますね。

トイレに向かう廊下の窓にも森の木々の写真があしらってあって
そんなところに癒されてしまいました。


ぶらぶら歩いていると、人気のカフェ発見。


07_03


COFFEE BEANS by Dao

現在6つの支店がある大人気のカフェ・レストランです。
サイアム・パラゴンG階の店はいつ行ってもウンザリするほどの行列。
お値段高めですが、料理もケーキも美味しいからでしょうね。


ところがです。郊外だからか平日だからか、まさにお昼時というのに
ここパラダイスパークの店はガラガラじゃないですか。

これは入っておかないと(笑)

席に着き、ホットコーヒーだけ注文。だってランチはもう済ませたもので ^_^;)
店員さんはイヤな顔一つせず快く受けてくれました。


07_04


クッキーが付いてて嬉しいですね。

優雅なひと時を満喫した後、外へ出ようと1階へ。
そこには、


07_05


ハロウィンの飾り付けが。
こういうところって必ず写真撮っている女性がいますよね、タイって ^^


外に出てみると、


07_06


ほぉ、オープン3周年なのか。

そう、ここはかつてセーリーセンターという名のショッピングセンターだったんですよ。
15年前後営業していたようですが、段々と客足が遠のき、末期はIT関連ショップが
多かったようで。

それが一新されてパラダイス・パークとして2010年8月24日に正式オープン。
セーリーセンターの頃は知りませんが、きっと見違えるほど良くなったんでしょうね。


さてさて、そんなパラダイス・パークを後にして、シーナカリン通りを北へと歩きます。
目指すはシーコン・スクエア


07_07


気になったのが、歩道にあるマンホールの蓋。
何これ?(笑)

この一ヶ所だけじゃなくて、ほとんどがこんな感じにサイズが合って無くって、
というかコンクリートの塊をただ置いただけだったりするんですよ。危なくないのかな…。


5分ほどで、


07_08


シーコン・スクエアに到着。
時刻は、12:42。


こここそ規模は大きいものの、ごくごくフツーのショッピングセンターな印象。
もちろん便利なんでしょうけど、あまり特徴が無いかな。

そんな中で唯一気になったのが、この店。


07_09


どうぞご (笑)

しかも下には KIKI SARU と。
みざる きかざる いわざる をもじったつもりなんでしょうか?

どうやらスイーツ店らしく、好奇心から買ってみようかと思ったら、
開店時間はとっくに過ぎているのに店員さんこぞってチンタラ準備中。
きっと準備完了はさらに1時間後でしょう。全てどこかはずしまくりな店でした(笑)


他にこれといって興味をひくところがないので、
早々に2階から歩道橋に出ました。


07_10


シーナカリン通りをさらに北へと歩いていくことにします。
時刻は、12:54。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


パラダイスパーク


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イアムソンバット市場船着場へ バンコク市内運河の水上バス旅[8]

シーコンスクエアを出て再びシーナカリン通りを北へと歩いて行きます。
今度はちょっと距離がありますよ。

しかも途中で雨がポツポツと。
我慢していたんですが段々強くなってきたので、折り畳み傘を差して歩きます。

意外と遠かったな。
30分歩いて到着したのは、イアムソンバット市場


08_01


時刻は、13:26。

別にここ目当てでこんなに歩いてきたワケじゃないんです ^_^;)

この近くにセンセープ運河のとは別の水上バス路線の始発となる船着場が
あるらしいんですよ。取り敢えず目印となるこの市場を目指したということでして。

でも来たからにはちょっと覗いてみましょう。


08_02


昼過ぎなのに賑わってますね。
地方で最近見た市場は大方午後にはもぬけの殻状態だったので、新鮮に映ります。


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お米屋さんも~。

同じジャスミンライスでも値段が違うのが何種類も並んでいます。
とくに説明書きが無いけど産地の違いなんですかね~。


イアムスンバット市場を抜けると細い運河が。
その運河沿いに…


08_04


食堂発見! 良く言えばリバーサイド・レストランではないですか。
これは入ってみないと!

短い橋を渡って店内へ。食事できますか?
「できますよ」
スカーフを被ったムスリムの女性がにこやかに答えてくれました。

何にしようかな。
豚のカオパット・ガパオ(バジル炒めご飯)を下さい。

「豚はありません」

あっ! すみません。ムスリムの店に豚があるワケないじゃないですか。
ウッカリしてました m(_ _)m

鶏でお願いします。


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ほぉ、挽肉じゃないタイプのガパオなんですね~。


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細い運河の水面を眺めながら優雅に…といきたいところがドブ状態ではなんとも(笑)
それでも意外なところで水辺の食堂を見つけて嬉しい気分です。

ちなみに橋の向こうに見えるのがイアムソンバット市場

食べ終わる頃にはラッキーなことに雨が止みました!
代金を払いつつ、船着場の場所を尋ねてみると、

「橋の下ですよ。船着場は反対側だけど、こっち側でも呼べば来てくれるから大丈夫。
 でも本数は少ないですよ。」

ありがとうございます!

本数が少ないのは承知の上。事前調査で判明したのは、日中は1時間に1本ということ。


シーナカリン通りを再び北へ向けて歩きます。


08_07


あのテントはバス停なのか。
イアムソンバット市場前からの利用客は多そうですね。


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見えてきた右の橋は渡らずに左側を直進してみると、運河に出ました。


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なるほど。対岸のアレが船着場なのか。
こっち側で待っていてもいいんだろうけど、どうせならちゃんと船着場で待ちたいな。

というワケで戻って橋を渡ります ^_^;)


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プラウェート・ブリーロム運河です。
この先でプラカノン運河と名を変えるんです。


ようやく対岸のイアムソンバット市場船着場に着きました。


08_11


時刻は、13:55。


看板にはプラウェート・ブリーロム運河の歴史が記されています。
なんでもラマ5世がプラカノン運河を延伸してチャチューンサオと繋げる運河の
掘削を指示し、1877年から3年の歳月を経て全長46kmのこの運河が開通したんだとか。

歴史のある運河なんですね。


さて、船はいつ来るんだろう…。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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プラカノン行き水上バス バンコク市内運河の水上バス旅[9]

イアムソンバット市場船着場からプラウェート・ブリーロム運河を眺めてみます。


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実に静かな運河です。

ここイアムソンバット市場船着場からはプラカノン船着場まで
水上バスが運行しているんです。


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シーナカリン通りの橋の下に船の姿が。きっとあれがそうなんでしょう。

平日の9:00~17:00の間は1時間に1本だとか。
朝夕はもう少し多く運行しているんですけどね。

しばらく待つ覚悟で腰を下ろすと5分と経たずに
橋の下から軽やかなエンジン音が聞こえてきました。

あれ?


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一艘の舟がバックでスーッと前まで来て船着場に船体を寄せます。
慌てて運河べりまで向かうと、若い兄ちゃんの船頭さんがそこから乗れと
無言で指示してきました。


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よいしょっと。

船着場を離れます。時刻は14:04。
きっと日中は毎正時発なんですね。


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しばらく待つ覚悟だったのにラッキーでした ^_^;)


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向きを変えた船は、鏡のような水面の運河をゆっくり西へと進んでいきます。


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運河の両岸にはびっしりと木造家屋が建ち並んでいる箇所がそこかしこに。
船はそんな屋並みにスピードを落として近付いていきます。


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なんと、船着場だけでなく、乗る人がいれば民家にも横付けしてくれるんですね。
なんとも生活に密着したユルい水上バスではないですか!
センセープ運河の少々荒々しい水上バスと好対照です ^_^;)

最初は私一人だったんですが、こんな感じで民家や簡素な船着場で
お客さんを拾っていき、
そのうち6~7人がいつも乗船している状態に。


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あ、モスクが見える。
実は
イアムソンバット市場船着場を出てすぐにもあったんです。

この辺りもムスリムが多いのかな。
イアムソンバット市場の食堂もそうでしたしね。


09_10


徐々に緑が多い景色に…。

どこまでがプラウェート・ブリーロム運河で、どこからがプラカノン運河なのか
イマイチ分からないんですが、この辺はもうプラカノン運河で間違いないでしょう。


09_11


お、初めて船とすれ違いました~。
買い物帰りかな? ^^





<交通費>
水上バス運賃は未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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プラカノン船着場着! バンコク市内運河の水上バス旅[最終回]

プラカノン運河の水上バスがイアムソンバット市場船着場を出発して
15分ほど経った頃、目の前に立派なお寺が見えてきました。


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ワット・ヤーン (วัดยาง) です。

境内はかなり広大なようで、プラカノン運河沿いに
まるで要塞のように円弧状に突き出して佇んでいます。

ワット・ヤーンを通過中に船がスピードを落としてなぜか停止。
すると岸に張り付いて浮かんでいた一艘の舟が近付いてくるではないですか。


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袋を船の船頭さんに渡してました。
またもやユルい光景に癒されたり ^^

まだまだ続くワット・ヤーンの横を再び走り始めると、


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お、きっとプラカノン船着場発の反対方向行きの水上バスですね。


ワット・ヤーンを抜けたその先にはまた違う光景が。


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「1950年代のプラカノン運河の光景」と言っても違和感が無くないですか。
こんなところでしばらく滞在してみたいもんですね~。


しばらくすると、賑やかな船着場に着きました。


10_05


手にバケツを提げた人が何人も見受けられます。
きっと小魚かカメが入っているんでしょう。ここもまたお寺のようですね。

…と思ったら、ここは有名な幽霊メー・ナークが祀られている
ワット・マハーブット (วัดมหาบุศย์) だったのでした。

ついでだからここで下船してお参りして来ようかとも思ったのですが、
次の船を1時間待つのが面倒でパス。バチ当たりですみません -_-;)


ワット・マハーブットを過ぎるといきなり


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巨大な壁のようなコンドミニアムが出現。
いよいよ終点が近いことを感じさせます。


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近代的なコンドミニアム群と緑豊かな運河との対比が
バンコク郊外らしさを醸し出しているなーと感じていると、


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向こうにBTSスクンビット線の高架が見えてきました。
いよいよ終点ですね。

船はここで向きを変え、バックしながら右岸の船着場へ近付きます。


10_09


終点、プラカノン船着場に到着!

船着場に上がってから、船頭さんではなく、
この船着場で現れた運賃徴収係(?)の人に船賃10バーツ支払い。


10_10


時刻は、14:38。
イアムソンバット市場船着場から34分の船旅でした。

船着場にある看板を見ると、

月~金 6:30 - 19:00
土曜  6:30 - 18:00
日曜  6:30 - 18:00

と。センセープ運河のもそうですけど、結構早く終わっちゃうんですね。


船着場から外に出ます。そこは、


10_11


スクンビット通り沿いの市場。
振り返って見ると、


10_12


この奥の突き当たり左側がプラカノン船着場です。
右上に見えるのがスクンビット通りプラカノン運河を越える橋。


と言うわけで、数分歩いてBTSプラカノン駅へと出て帰ったのでした。



行きはセンセープ運河の水上バス、帰りはプラカノン運河の水上バスと
水上交通を組み入れてバンコクの東部郊外を巡った今回の旅もこれにて完結。

気軽に行けてちょっぴりアドベンチャー気分も味わえるのでオススメですよ。



さて、次の旅は、たぶん北部方面の旅をお送りします。
炎天下1時間も歩いたりで、自分でも何やってるんだと呆れる旅ですがお楽しみに(笑)





<交通費>
水上バス:10バーツ
ここまでの合計:68.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

10_13

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