タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

空港近くの新水上マーケットへ<2011年>

不思議空間マハーナコーン水上マーケット 空港近くの新水上マーケットへ[6]

ソムタムを食べ終えて、マハーナコーン水上マーケットの奥まで歩いてみます。

すると運河に突き当りました。プラウェート・ブリーロム運河ですね。
洪水の際にセンセープ運河と並んで排水の要としてよく名前の挙がった運河です。

運河沿いに敷地の端を辿ってみると、船着き場発見。


スワンナマート船着き場


看板には「スワンナマート船着き場」と書かれてますが、
なんとも統一感のない雰囲気。
羽の生えた白馬のメルヘンなオブジェが場違い感たっぷりに佇んでいます。

その前でワンちゃんが私を見つめてたり…。

足元の土嚢は洪水に備えて並べたんでしょうかね。


そうそう、「船着き場」とのことなので、週末には
プラウェート・ブリーロム運河巡りの観光船が出ているのかも。


運河沿いを離れて中央に向かってみます。
すると・・・


バンパイン宮殿の塔を模したんでしょうか?


忽然と現れたこの塔、もしかして!


バンパイン宮殿の塔を模したんでしょうね。

目指すはムアンボーラーンなのでしょうか?
他にも歴史建造物を模したものがあるのかなと思い歩いて行くと、


岩のトイレ


トイレがワイルドな岩のオブジェになってました。
なぜ岩にする必要があったんだろうと悩みながらも使わせていただいて
入口のほうに戻ってみると、


キリンくん


なぜかキリンくんが突っ立てます -_-;)


メルヘン&歴史&ワイルド&動物園な水上マーケットですか…。


頭を抱えそうになりつつも、きっとお子さんを連れた家族連れが喜ぶと考えて
こんなコンセプト(?)にしたんだろうと、いいほうに考えてみました。


敷地内には小さな運河もあったりするんですよ。
その辺は仕切り直してまた次回にでも ^_^;)


しかし一とおり歩いてみて、開いている店が5,6店だけとは。
朝早く来過ぎましたね (T T)






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット




運河もあるよ@マハーナコーン水上マーケット 空港近くの新水上マーケットへ[7]

統一感の無いマハーナコーン水上マーケットですが、
敷地内に運河があるんですよ。多分コレが一番の見どころですね。


マハーナコーン水上マーケットの運河


で、運河の上には趣のある木の橋が架かってたりして
写真撮影にもってこいのスポットとなっています。

ちなみに左手に見えるカマボコ屋根は、
前にステージがあるのでイベント用の広場なんでしょう。

週末夜にはタイ舞踊だとかムエタイのショー、
あるいは歌手のライブもあるのかもしれませんね。


運河沿いの一角に小さなタイ風建物を見つけたので入ってみました。
中には…


ラマ1~8世像


現チャックリー王朝のラマ1世からラマ8世までの像が並んでいます。
現王ラマ9世だけが肖像画。

各像の前にはお供え物が。
ナム・デーン(赤いジュース)が添えられているのがタイらしいですね ^^


ぐるぐる歩いているうちにコーヒーが飲みたくなったんですが、


閑散としたマハーナコーン水上マーケット


この調子じゃぁ、コーヒー屋さんに出会うのは望み薄かな -_-;)


でもテナントは結構埋まっている雰囲気なんですよ。
6~7割は店舗が入っているんじゃないですかね。

私が朝早く来過ぎたってことです。うう。


そうこうしていると雨がまたポツポツと降り始めるじゃないですか。
慌てて屋根のある一角に避難しつつ営業しているコーヒー屋を探します。

すると、


バーンパオ


看板に「Coffee」と書かれた店が!
営業してるぞ。やった!!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット




コーヒーとシュウマイ@マハーナコーン水上マーケット 空港近くの新水上マーケットへ[8]

コーヒーのある店を見つけたので、雨宿りがてらここでゆっくりしますか!


バーンパオ


「バーン・パオ」という店名のとおり、メインはサラパオ(中華まん)のようです。


覗くと女性2人の店員さんに大歓迎されちゃいました。

「あなたがきっとここの今日最初のお客さんですよ。あはは」

私もそう思います -_-;)


ホット・コーヒーを頼みつつサラパオにも興味津々・・・


バーン・パオのサラパオ


うー、ソムタムを食べたばかりなのでこのボリュームはちょいとキツイかな。
そこでその横の蒸し器にあったカノム・ヂープ(シュウマイ)を注文。


バーン・パオのコーヒーとシュウマイ


コーヒーはレギュラーです。嬉しいですね~。
席につくと、お店の女性が出てきて向かいに座るじゃぁないですか。


どこから来たか、なぜタイ語が話せるのか…といったいつものパターンの質問の後、

「日本に帰ったら、マハーナコ-ン水上マーケットに美味しいサラパオ屋があると、
 みんなに伝えてもらえませんか?」と。

はい、いいですよ。私はブログをやってるので宣伝しておきますね!
ってなワケで、しっかり宣伝しておきましたよ~! ^^


「あの写真の人を知ってますか?」と女性。
店内の神棚の写真を指差します。えっ、どなたでしょう?


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


「プラチャオボーロム・・・」

う、うわぁ、王族の方の長~い名前を言い始めます。
そんなの覚えられませんよぉ… -_-;)


すると、「チュムポーンケートウドムサック」で終わるのが聴き取れました。

あれ? その名前って!!


「海軍の父」、ですよね!?


「そうです。かつてこの一帯の土地を所有なさっていた方なので祀っているんです。」


そうなんですか!!


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


私がなぜ覚えているかというと、今年3月にワット・サイ前から舟で運河巡りをした際
この方の名が書かれた宮殿・・・


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック宮殿


の前を通って印象に残っていたからなんです。

実はそれ以前にも私の旅にちょっと関わったことがあるんですよね。
奇妙な縁に不思議な気持ちになりました。


さらに女性は、「そこにある舟は100年前のものなんですよ」と。


店の前には運河が作られていてそこに木の舟が何艘か浮かんでいます。


「100年前の舟」と灌漑用の木製機械


1人30バーツで乗れるとの看板が。
へぇ~。


ちなみにその左側の先端に水車がついた木製の機械は、
かつて水田に水を汲み上げるために使われていたのだそうで、
現在は壊れているもののこれも100年前のものだとか。


色々と教えてくださってありがとうございます!
いい店と出会えてラッキーでした!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット




フアタケーからソンテオに 空港近くの新水上マーケットへ[9]

サラパオ屋「バーン・パオ」でお店の女性と話しているうちに、
雨が止んでくれました。やった!

時計を見ると10:15。

サイアム・パラゴンで11:30に約束があるので
そろそろ帰らないとヤバイです。っていうか間に合うのか? -_-;)

のんびりし過ぎたのをちょっぴり後悔しながら代金を払い、
お店を後にします。お客さん沢山来るといいですね!


マハーナコーン水上マーケットを出て、
来る時同様、チョーラケー運河(?)に架かる橋を渡ります。


右がマハーナコーン水上マーケット、左がフアタケー市場


もう一度、右がマハーナコーン水上マーケット
左の2艘の舟が裏手に見えるのがフアタケー市場


フアタケー市場


フアタケー市場にも興味はなくはないんですが、いかんせん時間が。
またの機会にとっておきましょう ^^


橋を渡ったところで下をくぐりラートクラバン通りの反対側へ出ます。
フアタケーの市街地を少し歩いたところでソンテオを待つこと数分。


ラートクラバン駅行きソンテオ


僅かに冠水した道をエアポートリンクのラートクラバン駅行きソンテオが
ゆっくり進んで来ました。


乗り込むと・・・あれ? 車掌さんがいないぞ?
前回はロボットみたいな女性車掌さんに集金されたんですが、
今回は後払いのようですね。日頃利用している人たちは混乱しないんでしょうか? -_-;)


走り出すと・・・


冠水したラートクラバン通り


うわぁ、来る時の下り車線より冠水が酷いですなー。


念のためまた書きますが、この旅はバンコクに洪水が到達する前の10月10日に
行ったんです。この一帯は大雨が降ると冠水し易い土地のようですね…。






<交通費>
ソンテオはまだ払って無いので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


フアタケー




ラートクラバン駅に戻る 空港近くの新水上マーケットへ[10]

ソンテオは冠水したラートクラバン通りを西へと走ります。

停車する度にお客さんはバシャバシャと水の中を歩いて乗り降り。


冠水した道を渡る女性学生


ありゃ、女子中学生? 高校生? までも、まーったく臆せず
というか普通に涼しい顔で冠水した道を進んで行きます。

慣れっこなのかもしれませんね… -_-;)


右折してロムクラオ通りに入ったところでおじいさんがブザーを押したんですが、
停車できるような道路のつくりではないためか、ソンテオは止まる気配が全く無し。

で、そのまま終点ラートクラバン駅に到着…。


ラートクラバン駅に到着したソンテオ


時刻は、10:44。


運賃8バーツを運転手に払って去ろうとした時、
背後で「なんでブザー鳴らしたのに止まらないんだよ!」と
くだんのおじいさんの怒りの声が聞こえてきました。

運転手が何やら返答しています。
「あそこには止まれないんだよ」といったところでしょうかね。

おじいさん、まだ揉めるのかと思いきや、そのまま立ち去って行きました。
うーん、ちょっぴり可哀相。


さてさて、今回は急ぎなので国鉄には目もくれず
エアポートリンクのほうのラートクラバン駅へ。


前回は階段を上ろうとしたのですが、奥にエスカレーターがあることを発見。


エアポートリンクのラートクラバン駅へ


ちょっぴり学習しました(笑)


ホームに着いたものの、どうやら行ったばかりのようで
しばらくボーッと待つ羽目に。うぅ、約束に間に合うのか??


15分ほどしてようやくパヤタイ行きのシティー・ラインが入線。


ラートクラバン駅からエアポート・リンクに乗車


えっ、こんなに乗客がいるんだ!?
ってぐらいドワッと大勢が乗り込みます。

時刻は11:06。






<交通費>
ソンテオ:8バーツ
エアポート・リンク:40バーツ
ここまでの合計:96バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


フアタケー~ラートクラバン駅




 
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