タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅<2010年>

バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅[1]

バンコクに滞在した7月某日、またまた日帰りバスの旅に行ってきました!

今回は、5/29に開通した高速輸送バス路線 BRT の初試乗も兼ねて、
路線終点の先、バンコク・ヤイ運河周辺を探訪しようと思います。

しかしこの日、朝起きると窓の外は土砂降り…。

小降りになるまで待ってからの出発となりました。
お願いです。止んでくださーい!


まずは、サヤーム駅からBTSシーロム線に乗車。
時刻は09:40。

遅めの出勤客で適度に混んだ車内です。


ほどなく、チョンノンシー駅に到着。
ここで下車してBRTの始発駅、サートーン駅まで歩きます。

案内表示に従って歩道橋をくねくね歩くと、
眼下に見えてきました!


BRTサートーン駅

あれですね、BRTサートーン駅は!


駅のゲートに到着。


BRTサートーン駅


閑散としててちょっと不安がよぎりました(汗)


左側の窓口でチケットを受け取ります。

運賃支払いは不要なのです。
今は開業したばかりなので、無料期間中なのだそうで。
ラッキー。


ホームへ下りると、もう来てるじゃないですか!


BRTのゲート


へぇ~、MRT(地下鉄)みたいに、ホームに扉があるんですね。

などと感心してる場合じゃないです。
早く乗りこまないと(汗)


車内でも早速撮影。


BRT車内


路面電車のようだけど、やっぱりバスなんですよねぇ。
なんだか面白いです。


お、前方窓際の席が空いてるじゃないですか。
これは座らない手はありません!(笑)

時刻は09:48。




<交通費>
BTSサヤーム~チョンノンシー:20バーツ
ここまでの合計: 20バーツ

つづく・・・


※旅は2010年7月10日(土)に行いました。


BTSサヤーム~BRTサートーン

道やら川やら運河やらでゴチャゴチャして
見づらくてスミマセン(汗)
ピンク色は、今までの旅で通った箇所です。



快走!BRT バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅[2]

サートーン駅でBRTに乗りこんだ私は、
窓際の席に陣取ることに。

すぐに発車。
初めてのBRT、子どものようにワクワクしている私です(笑)


そうそう、チケットはこんなの。


BRTの乗車チケット


左上にはBTSのマーク。バックにもBTSの写真が。

お客さんから運賃をまだ貰えないんで、
BTSのを流用して経費節減なんですかね?


窓から前方を眺めると、ホントだ。専用レーンを走ってます。
ハンドルがあるんで、やっぱりバスなんですね~。


BRTの運転席


次の駅に到着。

あれ? ここのホームにはドアが無いぞ。
続く駅もことごとくドアがありませんでした。
はて?


途中の走行時、横からクラクションの音が聞こえたので振り向くと、
なんとBRTの車両が、専用レーンの外から追い越そうとしているじゃないですか!


追い越すBRT車両


え~っ! BRTもやっぱりそんなもんなのか!?

と思った私は早とちりでした。
追い越すBRTをよくよく見ると「OUT OF SERVICE」の表示が。

なんだ、回送車両ね(汗)


専用レーンは、交差点や高架橋で何度か途切れます。
その部分は一般車に交じって走行。


BRTは、いよいよクルンテープ橋でチャオプラヤー川を渡ります!


チャオプラヤー川を渡るBRT


しかし、いったんほとんど止みかけていた雨が
再び降り始めたようですね(T T)


橋を渡り終え、右手のTHE MALL タープラ店を過ぎると
大きな交差点に差しかかります。


ラーチャプルック通りとの交差点


手前に見える高架橋はBTS。でもまだ開通してません。
ここまで伸びるのはいつなんでしょうね。


あ、ということは、終点がもうすぐに違いありません!




<交通費>
BRTに乗ってるだけなので:0バーツ
ここまでの合計: 20バーツ

つづく・・・


※旅は2010年7月10日(土)に行いました。


サートーン~ラーチャプルック




終点ラーチャプルック駅 バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅[3]

交差点で右にそれたBRTは、高架下の専用レーンに入ります。


終点ラーチャプルック駅


おぉ、あそこが終点、ラーチャプルック駅ですね!


始点サートーン駅を出発してちょうど30分で到着。
時刻は10:18。


乗る時には出発間際に飛び乗ったので、
実はまだBRTの車体をまじまじと見てないのです。

なのでここで至近距離で初対面(笑)


BRT


ほんと、バッタみたいでカワイイですね。


さて、乗る時に受け取ったチケットはどうするのかというと・・・


チケット返却箱(汗)


ここまで経費節減ですかっ! (-_-;)


立派かつ清潔な公衆トイレを使わせていただいて、
いよいよ今回の旅の最初の目的地へ向かうことに。


交差点に戻り、BRTが走って来た通りのその先へと歩き始めます。
この通りって、


ここもラチャダーピセーク通り


ラチャダーピセーク通りなんですよね。

フォーチュンやジャスコ、カーフーがあるあっちのラチャダーピセーク通りの
イメージが強いので、なんだか不思議な気分。まぁ、ずっと繋がってるんですけど。


傘を差すほどではない小雨の中、歩道を歩いていくと・・・




<交通費>
BRTに乗ってただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 20バーツ

つづく・・・


※旅は2010年7月10日(土)に行いました。


ラーチャプルック駅



国鉄タラートプルー駅 バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅[4]

ラチャダーピセーク通りを北へ向かってとぼとぼ歩いていると、
遠くから踏切の音が・・・。


あっ!!


タラート・プルー駅に到着する列車


かなり前方を列車が横切るのを見て、
すかさず走り出す私(笑)


間に合うかーっ!?


国鉄タラート・プルー駅


ふぅ、間に合いました!


ここは、国鉄マハーチャイ線のタラート・プルー駅
マハーチャイ線は、ウォンウィエン・ヤイから伸びている路線です。

降りたお客さんが、駅端の食堂を通り裏側へ抜けていくのを見て、
私も後に続くことにしました(笑)


食堂を抜けたすぐには、お菓子の屋台が。


カノム・イウクアイの屋台


カノム・イウクアイ と書いてあります。

サツマイモの一種を練った中に具を詰めて揚げた
中国伝統のお菓子だとか。


味見してみたい気にはなったものの、
まずはまだ食べてない朝食を優先したいので…。


この並びには、タイ・スイーツの有名なお店もあるはずなのですが、
定休日なのかまだ営業時間ではないのか、開いてません(T T)


表通りへと抜けました。


トゥートタイ通り


トゥートタイ通りです。

このあたりは、タラート・プルーと呼ばれていますが、
現在のタラート・プルーの、言うなれば目抜き通り。

なぜ「現在」なのかは、追って解説します(笑)


写真の方向、右側に歩き出すとすぐに、また興味深いお店が。


タイ・スイーツの店


ガオラオの食堂の軒先に、タイ・スイーツの店が。

これは美味しそうだな~。
あとでまた来るとしましょう。


まずは、朝食、朝食・・・





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 20バーツ

つづく・・・


※旅は2010年7月10日(土)に行いました。


国鉄タラート・プルー駅



トゥートタイ通り バンコクヤイ運河にトンブリー王朝を感じる旅[5]

タラートプルーのトゥートタイ通りを引き続き東へ歩きます。

このあたりは中華系の住民が圧倒的に多い様子。

中国やタイのスイーツを売るお店をよく見かけます。
ここもそう。


タイ菓子をうるお店


もう暫く歩くと、こんなお店が。


ラマ5世像とタークシン王像


両側はラマ5世の胸像。

中央は、タークシン王の像です。

アユタヤ王朝がビルマの攻撃で滅んだ後、バンコクのトンブリー地域に
トンブリー王朝(1767~82年)を創始したタークシン王の像って、
他の場所ではあまり見かけないので新鮮に目に映ります。


実はここタラート・プルー(プルー市場)は、タークシン王が首都南端外側に
潮州系華僑を住まわせたことから始まった歴史ある町なのです。


トンブリーが再びビルマ軍に攻められるとしたら北方から。
もし圧倒的な軍勢で太刀打ちできなかったら、首都南側からチャオプラヤー川を下り
土地勘のあるチャンタブリーまで退却し態勢を立て直す・・・。

そのために、タイの王朝再興に際して多大な協力をしてくれた潮州系の人たちを
防衛と脱出の足のためここに住まわせよう。


自らも潮州系の血を引くタークシン王は、そう考えた。


…タラート・プルーのそもそもの始まりには、こんな説もあるようです。



さてさて、いいかげん腹が減りました!

ちょうど美味しそうな雰囲気のカオマンガイ屋が現れたので
飛び込んでみることに。


ケーオ・カオマンガイ


ケーオ・カオマンガイというお店。

看板メニューであろうカオマンガイを注文すると、
ほどなくしてやってきました!


ケーオ・カオマンガイのカオマンガイ


これはなかなか美味しい!

そして侮っちゃいけないのが、カオマンガイには必ず付くスープ。
こんな深い味わいのあるこのスープは初めてってくらいに最高!!


ここまで朝食を我慢した甲斐がありましたよ~!(笑)


時刻は、10:40。




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 20バーツ

つづく・・・


※旅は2010年7月10日(土)に行いました。


ケーオ・カオマンガイ



 
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