タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンブアトーン再び!<2009年>

バーンブアトーン再び![1]

今回のタイ滞在中、またもや行ってきました、1dayトリップ!

向かう先は、バンコク西北のバーンブアトーン

このシリーズ第一回目の「トンブリー路線バスの旅」
一度訪れているのですが、その時は目的地の場所が分からず
たどり着けなかったのです。

なので、今回は入念に事前調査を。

多くの方が情報提供に協力してくださいました。
そのお陰でなんとかなりそうだと踏んだので、
今回の決行と相成ったのです!


ついでと言ってはなんですが、もう1か所も目的地に定め、
10月31日(土)朝に出発!


今回も旅の起点は、戦勝記念塔

乗るのも「トンブリー路線バスの旅」と同じく・・・


戦勝記念塔発の522番バス


522番エアコンバス!
快晴の青空にオレンジ色の車体が映えて奇麗ですねー。

08:20にいよいよスタートです!

すぐに左折して高速道路に乗ったバスは、順調に疾走。
気付くと左手にモーチットの長距離バス・ターミナルが見えました。

右手遠方にまるで巨大戦艦のようなThe Mallンガームウォンワーン店が
見えてきたら高速を降り、ンガームウォンワーン通りに入ります。

「The Mall カァ」

バス車掌さんの声に促され、バスを降りました。
時刻は08:35。

歩道橋を渡って反対側のThe Mallンガームウォンワーン店前に向います。

そこにあるのは、次に乗るバスの来るバス停。
が、


バス停一時使用休止の看板が・・・


青い看板がデカデカと掲げられていて、

 バス停一時使用休止
 10/1~11/15の6:00~9:00
 200m先のバス停をお使いください。

と書かれているじゃぁないですか!

ぐわっ。幸先悪いな~。

どうやら、正面の立体交差橋補修修理の影響のようです。
まだギリギリ9時前なので、バスはここには停まらないってこと?

いや、タイのことだから大丈夫かも(笑)

しばらくの間、やって来るバスを観察してみると、
なーんだ、全てのバスが停まるじゃないですか。

心配して損しましたよー。

ほどなくして、乗る予定のバスもやって来ました。


528番バス


戦勝記念塔-サイノーイ間を走る、528番のエアコン・バスです。


最初からコレに乗れば良かったじゃん、とお思いかもしれませんが、
528番は一般道でここまでやって来るのです。
高速に乗る522番で時間を節約したワケです(笑)

08:49出発。

車掌さんに「サイノーイ」と告げ20バーツ札を渡すと
1バーツ返ってきました。そうか、19バーツか。

しかし、一緒に渡された切符には「20バーツ」との表示が。
はて?(笑)


あ、そうそう。
最初に向かう目的地は、このバス終点のサイノーイです。


ンガームウォンワーン通りを一直線に西へと走り、
プラナンクラオ橋で、チャオプラヤー川を渡りました。


プラナンクラオ橋から眺めたチャオプラヤー川


いよいよチャオプラヤー川対岸へ入ります!





<交通費>
522番バス:18バーツ
528番バス:19バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


戦勝記念塔~The Mallンガームウォンワーン店



バーンヤイでバス寄り道 バーンブアトーン再び![2]

プラナンクラオ橋を渡った528番バスは、
そのまま真っ直ぐ突っ走っていきます。

すると高架橋で大通りを渡りました。
カーンチャナーピセーク通りです!


カーンチャナーピセーク通り沿いのバーンヤイの街並み


この辺りは、バーンヤイ

高架鉄道のパープル・ラインが開通したら、
ちょうど目の前にバーンヤイ駅ができる予定とか。


通りの両側には巨大なショッピングセンターがデーン、デーンと林立してます。

右側には、Home ProとBig Cが。

左側には、まずBANYAI Night Bazaarという興味がそそられるネーミングの建物が。
でもどうやら、まあフツーのショッピングセンターのようです。
そして中央右寄りに見える青と白のツートンの巨大な建物がカーフー(カルフール)。

随分栄えているみたいですね~。


橋を渡りきったバスはぐる~っと回って下のカーンチャナーピセーク通りに降り、
北上を始めました。

・・・かと思いきや、
おもむろに左折して通りをはずれるじゃないですか!

えっ!?

やはり、あれっ?と思った他の乗客が車掌さんに声をかけると、

「トゥーム・ゲース」

トゥーム・ナムマン(給油)ではなく、トゥーム・ゲース!?
そうか。給ガスなんだ。このバスはガス車だったんですね。

あ、という問題じゃなくて、運行の途中で給ガスに立ち寄るとは
なんともまあ・・・(笑)

ガソリンスタンドで停車するとドアが開きました。

「トイレに行ってきます」
他のお客さんがそう言って降りたので、私もついでに降りることに。

降りたところにいた車掌さんに、ちょうどいい機会なので
この先のことをちょっと尋ねてみましょう。

サイノーイ水上マーケットに行きたいんですが、
どこで降りればいいですか?

「さっきいくら払った?」

19バーツですけど。

「それなら大丈夫。終点まで乗って。
 水上マーケットは、日曜日のほうがイベント開催もあるし
 賑わっているけど、土曜日でも楽しめるよ。」

そうか。やっぱり終点まで乗って行けばいいんですね。
ありがとうございます~!


運転手さんが様子を見に給ガス口のほうへ向かったので、
私もついて行ってみました(笑)


給ガス中の528番バス


こんな機会は滅多に無いので、思わず興奮して写真撮影(笑)


給ガス中の528番バス


ほんとだ。ガソリンよりもホースが細いから、
やっぱりガスなんでしょうね。


写真を撮り終え、車内で待とうとバスに乗り込んだら、
運転手さんが覗きこんで、「給ガス中は危ないから降りていてください。」

はぁ、そういうものなんですか。
じゃぁ、ついでに私もトイレへ行くかぁ。


給ガス中の528番バス


なんとも不思議な光景。


トイレを済ませました。給ガスが終わるのをひたすら待つしかないんですね。
他の乗客のみなさんも手持ち無沙汰気味。

と言っても私を含めて、たった3人ですが(笑)


給ガスが終わるのを待つ乗客の図(笑)





<交通費>
待ってるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


プラナンクラオ橋~バーンヤイ



サイノーイ到着 バーンブアトーン再び![3]

バスの給ガスを待つ乗客3人(笑)

すると一人の女性が待ちきれないのか気が変わったのか、
日傘代わりの雨傘を差して消えていってしまいました。

もう10分も待ってるもんなー。

そう思いバスの方に目をやると、
運転席から運転手が手で「乗れ」と合図してるじゃないですか。

おぉ、やっと終わったか。
残りのもう一人とバスに乗り込みます。

乗ってきた車掌さんが乗客を数え、
「あと一人いないな」と外をキョロキョロしたものの、
「どこかにいなくなっちゃったね。行こう」と運転手さんに促します。

そ、そんなもんなんですか!!(笑)


だだっ広いカンチャナーピセーク通りを北上したバスは、10分ほどで左折。
ここから、バーンクルアイ・サイノーイ通りに入ります。


ちなみに、この通りは、バーンブアトーンから北西に一直線に伸びる
プラピモンラーチャー運河の北側を並行して走っています。

同様に南側にも並行する道があります。
通りの名は、バーンクルアイ・サイノーイ通り(笑)

カタカナ表記だと同じになっちゃうんですよ!
なんとも紛らわしいですよね。

仕方がないからアルファベットで書きますか。

北側が、Bang Kruai - Sai Noi 通り
南側が、Ban Kluai - Sai Noi 通り

です。正確には声調も違うんですけどね。
リンク先のタイ文字表記をチェックしてみてください。

紛らわしいのは日本人にとってだけかと思ったら、
Bang Kruai - Sai Noi通りのリンク先に、
「Ban Kluai - Sai Noi通りとの混同に注意」とあって笑ってしまいました。


で、その北側のBang Kruai - Sai Noi通りに入ると景色が一変。

車窓に見えるのは、工場が時々。あとムーバーンって言うんですか?


車窓に見えるムーバーン


こんな感じの門のある住宅街が時々忽然と現れる以外、
ほとんどは・・・


車窓に広がる田野の風景


のどかな田野の風景です。
とくに通りの左側=南は、ほとんどが田んぼか林。
つい1時間ちょっと前まで都会のバンコクにいたのが信じられない光景です。


気付くと乗客は私一人に。

舗装状態が悪いのか時々ガタガタと揺れる道をひたすら一直線に
528番バスは疾走します。


するとスピードを緩め左折。


528番バスが左折


えっ、こんな道に入るの!?
大丈夫でしょうか・・・


南下を始めたバスは、運河にかかる橋を渡りました。

「あっ! あそこだ!」
最初の目的地が車窓に見え、正直ホッとした私です(笑)


左側に見える広場の端を左折したところで停車。

ん? 終点かな?
車掌さんのほうを見ると、運転手さんとの談笑に忙しく
私には目もくれません。あーのー(汗)

ま、いっか。
降りるとバスが去って行きました。

時刻は、09:47。


サイノーイ到着!


ここが、サイノーイ
思えば遠くへ来たもんだ、ですね(笑)





<交通費>
バスに乗っているだけなので:0バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


バーンヤイ~サイノーイ



サイノーイ水上マーケット バーンブアトーン再び![4]

終点サイノーイでバスを降りたところは、大きな広場の横。


ワット・サイヤイ前の広場


なにやらステージがこさえてありますね。
車掌さんの言っていた日曜にあるイベントとは、
ステージでのコンサートなのかもしれません。

右に立つ「1013」と書かれた青い看板は道路標識。
この道が、地方国道1013号線 Ban Kluai - Sai Noi通りであることを示しています。

帰りはこちらの道を使う予定・・・ですが、どうなることやら。


広場の向かいは、ワット・サイヤイです。


ワット・サイヤイ


あそこにも移動式のメリーゴーランドが見えますね。
今だけなのか分かりませんが、週末の夜はきっと賑やかなんでしょう。

夜来たほうがよかったかな?
いや、こんな遠い未知の地に夜来るなんて、心細すぎます(笑)


しかし、田舎の雰囲気満点の景色ですねー。


ここサイノーイに来たのは、サイノーイ水上マーケットを見るため。
つい最近その存在を知ったんです。

さっき橋の上から見えたのが、それです。
取り敢えず橋まで戻ってみましょう。


向こうに見えるのが橋


しかしホント、イサーンにでもいるような景色です。

先のほうの勾配になっているところが橋。
10時前なんですが、既に日差しがジリジリ暑いです・・・。

橋の上に到着!
下流=東側を眺めると・・・


サイノーイ水上マーケット


右側に連なる屋根が、サイノーイ水上マーケットです!!

橋の反対側=西側を眺めると、


サイノーイ水上マーケット


プラピモンラーチャー運河の南岸に沿って、橋の両側に伸びてるんですね!
否応なく期待が高まってきました。


さて、いよいよ水上マーケットに足を踏み入れますか!!





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


サイノーイ水上マーケット



いよいよ水上マーケットへ バーンブアトーン再び![5]

サイノーイ水上マーケットの全景を橋の上から確認してから、
いよいよ入り口に向かうことにしました。

すると、


上りの528番バス


ちょうど上り方面の528番バスがやってきました。
乗ってきたのではなく、さっきの広場に停まっていたバスですね。

その広場まで戻り、向かいの入り口から
サイノーイ水上マーケットへと入ります!


サイノーイ水上マーケット入り口


ゲートには、

サイノーイ水上マーケット(ワット・サイヤイ)

と書かれています。
ノーイなんだかヤイなんだか、混乱しますね(笑)


足を踏み入れてすぐのところには、


カーオ・ラームのお店


竹筒にココナッツミルク味のご飯をつめたヤツを売っているお店が。
「カーオ・ラーム」って言うんですね。名前は初めて知りました(汗)

わざわざナコーン・パトム県から出店している様子。
「チャオ・ドゥーム」は、「元祖」って感じですかね。


おぉ、そういえばまだ朝食を食べてなかったんだ。
でももう少し色々見てからにしますか。


裏には、こんな懐かしい露店も~。


タイにもある「射的」!


射的!!!!

タイにもあるんですよねー。
思わず子どもの頃、神社の縁日でよくやったことを思い出していました(笑)


おもちゃ屋、食器屋などを過ぎると、植物のコーナー。


植物のコーナー


サイノーイ水上マーケット ワット・サイヤイ
    皆様を歓迎いたします。

って感じの横断幕をくぐり、さらに進むと、
いよいよ運河沿いに出ました!!


サイノーイ水上マーケット


うわっ、まだ10時だというのに結構活気があるじゃないですか!!
これは楽しみです!





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく



サイノーイ水上マーケット



 
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