シーロム通りにある通称ワット・ケーク、
正式名称ワット・プラシーマハーウマーテーウィーで
参拝を済ませたと思いきや、


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まだ奥の本堂らしきところに人々が入って行くのに気付きました。
何があるんだろう?

本堂内部は撮影禁止らしいので、
外からズームで狙ってみると、


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上半身裸のマッチョなインド系男性が立っているではないですか。
神官なんですかね? 目が合ってしまったし ^_^;)

さらに男性の背後に女神らしき像の姿も見えています。
なるほど、あれが寺院名の元になった本尊の
プラメー・ウマーテーウィーか。

プラメー・ウマーテーウィーとはタイでの呼び名で、
インドではマリアンマンと呼ばれているんだとか。
寺院名の英語表記も Sri Maha Mariamman Temple になっています。

このマリアンマンは虎に乗った女神で、
シヴァ神の妻、ガネーシャの母親らしいです。
そんなことから恋愛の神様として崇拝されているのかもしれませんね。

しかしまぁ、『インディジョーンズ 魔宮の伝説』さながらの
世界が広がっているじゃないかと不謹慎ながらも感じてしまいました。

ちなみに本堂から出てきた女性の額真ん中に赤茶色の印が。
あの神官が塗るのかな。まあいいや、入ってみましょう。


足を踏み入れると、中央には確か赤い絨毯が奥まで続いていたような。
左手の壁伝いにヒンズーの神様の像が並んでいます。

列に並び私の番になったところで、奥に立つ例の神官が
独特な旋律の呪文? お経? を唱えながら
指で私の額にあの赤茶色の印を付けたのでした。

ありがたいものなんでしょうけど、
付けたまま外を歩くのはちょっと… ^_^;)

そしてお供え物の乗ったお盆を私の手から受け取り、
マリアンマン像のあるさらに奥の部屋の片隅に消え、
お供え物の一部を回収して、残りを私に返したのでした。

お盆の上には水のペットボトルとバナナが。

他の人を観察すると水だけ返されているんですよね。
なぜ私だけバナナも? 何か意味があるんでしょうか。
気になって仕方がありませんよ(笑)

神官の前を離れ戻ろうとしたら、出口左手にも行列が。
つられて並ぶとそこはマリアンマンのブロマイド売り場でした。

100バーツを渡すと腕に赤い紐を結んでくれて、
マリアンマンのブロマイドを渡されました。

これで一とおり終わりのようです。
あ、トレー返さなきゃ。

出口すぐ右手にある、先ほどお供え物セットを購入した
コーナーに返却すると、「バナナは要らないの?」とおばさん。

一房も食べきれないし結構です ^_^;)


出てきたところで椅子に座り額の印をティッシュで拭きつつ、
貰った物を改めて確認してみました。


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これが結んでくれた赤い紐。


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これがマリアンマン(プラメー・ウマーテーウィー)の
ブロマイド。結構デカいです。


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こっちはお供え物のお盆に乗っていたカード。
ヒンズーの神様なんでしょうけど、
人の頭を数珠繋ぎにしたレイがオドロオドロしくてもう (>_<)


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それとこの寺院の名前入りミネラルウォーター。
この後、貴重な水分補給源として使わせていただきました。


男性神官の独特な呪文が頭の中をグルグル回ったまま、
ワット・ケークを後にします。

時刻は、12:58。

次はちょっと行きにくいところにあるんですよね。
とりあえずBTSに乗るためにチョンノンシー駅まで
歩いて出ました。が、乗る前に、


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チョンノンシー駅階段の目の前にあるビル1階の店、
DEAN & DELUCA へ!

DEAN & DELUCA
というと、数年前には渋谷を歩けば
ここのトートバッグを持った女性だらけだった光景が
強烈に脳裏に焼き付いています。

あの店がタイにもあるんですよー。
というか、2014年11月にタイの不動産ディベロッパー
PACE Development Corporation に買収されたので、
DEAN & DELUCA は今や世界中でタイ企業のブランドなんですけどね。


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オシャレな店内は、欧米人男性率非常に高し。
なるほど、あちらの人ってこういう雰囲気が好みなんでしょうね。
あとはタイ人OLさんも多い印象。


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英語やら中国語やらが飛び交う喧噪の中で
一人コーヒーをすすってノンビリしたのでした。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:109バーツ

※旅は2015年7月23日(木)に行いました。

<参考>
siamganesh.com "พระแม่อุมาเทวี"
Wikipedia "พระแม่มารีอัมมัน"
日本経済新聞 「タイのペース、米カフェチェーン買収」,2014/11/20

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ディーンアンドデルーカ

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