サーンジャッポースアを出て再びタナーオ通りを右側に沿って
歩いて行こうとすると、すぐのところにこんな店が。


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ガイヤーン・ボーラーン

と看板にあります。訳せば「古式ガイヤーン(ローストチキン)」。

古式のガイヤーンって一体? と興味を抱いたのが最期、
吸い込まれるように店内に入ってしまいました(笑)

ここで朝食としましょう ^_^;)


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席について見まわすと、ウッディーな内装でなかなかいい感じ…なんですが、
店を訪れた芸能人の写真がこれでもかというくらいに掲げてあって、
店の人気ぶりを垣間見せています。美味しいってことかなぁ?

時刻は09:05。
帰ってからネットで情報をチェックしたらオープンは09:00だそうで、
なんと、開店したばかりに飛び込んだんですね。

それでも私以外に2人連れのお客さんもいました。


店員の若い女性にガイヤーンとカオニャオ(もち米)を注文。
受け答えがイサーン訛り、というかイサーン語。

奥の厨房のおじさんとの会話もイサーン語が聞こえてきます。
この店の公用語はイサーン語かぁ。
ガイヤーンのみならず、本格的なイサーン料理が楽しめそうですね。


注文したガイヤーンは、どうやら表の店先から持ってくる様子。
出刃包丁で切っているのが見えます。


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いよいよ来ました!


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ほぉ、ワイルド系が来るかと思いきや、
意外にもややジューシーなガイヤーンではないですか。

私は肉汁が抜け落ちたパサパサなワイルド系よりも
肉汁たっぷりなジューシー系ガイヤーンのほうが好き。

一番好きなガイヤーンはS&Pのもの、
と言うとみんなに異端視されるんですが(笑)

そんな私の(多分異端派の)評価基準で言うと、
ここのガイヤーンはまずまずと言うのが正直なところ。

でもバンコクのこんな旧市街にいながらイサーン語が飛び交う中で
食べられるなんていいじゃないですか。


勢い良く平らげて、トイレを借りてから店を出ます。
さらにタナーオ通りの右側を歩き始めると、食堂が軒を連ねる一角が。
タームサン(なんでも作ってくれる)の店かな?

そこを過ぎるとこんな店が。


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クイチャーイ・クンメー

うげっ、私の大の苦手なクイチャーイじゃないですか。
でも可愛らしい内装で興味を惹きます。ここも自家製ですし。

看板には「皮が薄くやわらか、具がたっぷり、蒸してアツアツ」と。
食べてみたい気になってしまいます(笑)

後で知ったんですが、この店、なんとサイアム・パラゴンとエンポリアムにも
支店を出しているんだそうで。ってことは美味しいんでしょうね。
私のクイチャーイ観を変えてくれるかも。そのうちチャレンジしてみますか。

でも今日は、パス(笑)


しかしちょっと歩いただけで、何店もの有名店に遭遇できるなんて、
タナーオ通りは侮れませんねぇ。まだまだありそうですよ!


つづく

※旅は2013年1月14日(月)に行いました。


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