ベーリンから先へ進む前に、ベーリン唯一(?)の見どころを
今回紹介しておきます。

実は旅をした8/15にはすっかり忘れていて、
翌日8/16にこのためだけにベーリンを再訪したのでした(汗)


BTS延伸区間の新しい終着駅ベーリンは、
バンコク都サムット・プラーカーン県の境にあります。

バンコクバスマニアさんの情報では、駅近くにバンコク都県境標柱
あるそうなのです。

はい、今のところこの駅の見どころってこれぐらいではないでしょうか? ^_^;)


バンコク都県境標柱と言えば、以前の旅で、
第28標柱第29標柱を見てきました。

ここのは第何番目なんでしょうね!


ベーリン駅からサムローン方面に少し行くと、スクンビット・ソイ107
またの名をソイ・ベーリンを越えたところでBTSの高架橋が途切れます。

その直下にスクンビット通りを跨ぐ歩道橋があるんですが、
その奇数番号側(サムローンに向かって左側)の橋下に、まずこんな標識を発見。


バンコク都域標識


「バンコク都域」と書いてあります。
が、これは都県境標柱ではないですね。


ちなみに後方の青い看板には、
「サムローン・ヌア市にようこそ」と書かれています。


この黒い標識頭上の歩道橋で偶数側(右側)へ渡り、ベーリン駅側に
ちょっと歩いて戻ると、また似たような標識がありました。


サムローン・ヌア市域標識


「サムローン・ヌア市域に入る
 ようこそ」

と。

これはサムット・プラーカーン県側の標識ですね。
でもどうせならさっきの「バンコク都域」標識と入れ替えたほうがいいのでは?

車でサムット・プラーカーン県側から来ると、この標識を見たところで
バンコク都域に入るワケですから…。


まぁそれはいいとして、肝心のバンコク都県境標柱は、
この標識のすぐ近くに地味に佇んでいました。


バンコク都県境標注第3標柱


「バンコク都境参考標柱第3標柱」とあります。

そうか。ここのは第3標柱なんですね!


裏側に回ると、


サムット・プラカーン県境参考標注第3標柱


「サムット・プラカーン県境参考標柱第3標柱」と。
両都県とも書いてあるんですね。


で、表側にはこんなプレートが打ちつけてあります。


都境標柱参考座標


都境標柱参考座標、とのタイトルで、
第3標柱であること、
Indian 1975測地系での座標、
WGS84測地系での座標
が記されています。

さらに、

行政区域境参考用使用のみ。
バンコク都都市計画局調査地図部

と。

標柱自体はバンコク都が設置したものなんですね。


ここでちょっと不思議なことが。
この標柱、座標まで記されているんですが、グーグル・マップ上に引かれた
都県境の線はここを通ってないんですよ。


グーグル・マップで見たベーリン駅周辺


都県境第3標柱があるのは、スクンビット・ソイ107(ソイ・ベーリン)
スクンビット通りにぶつかったポイント。
グーグル・マップではもう少し南側に境が通ってます。


どちらが正しいんでしょうね???


ナゾが残る、ベーリン駅近くのバンコク都県境標柱でした…。



※旅は2011年8月16日(火)に行いました。