ターチーン川を渡り、曲がりくねった道をバスは走っていきます。
車窓はのどかな田園風景。

と思っていると突然建物が現れて街らしい雰囲気に。
おっ、バーンルアンはここかな?


するとバスは右折して停車。
そこはちょっとしたバス・ターミナルでした。

車掌さんに教えてもらうまでもなく
席を立ちあがった私は、下車。


時刻は13:47。


バーンルアンに到着したバス


バスはしばらくここで停車してからナコーン・パトムへ向かうようですね。


待合所のトイレを借りてから、
掲げてあった地図で目的地のバーンルアン市場の場所をチェック。

ん? バス・ターミナルの目の前?


そちらへと目を向けると


バーンルアン市場の入口


なんだ、本当に目の前だ!
バーンルアン市場の入口です。


バーンルアン市場の入口


 バーンルアン市場 ラッタナコーシン暦122年
       網鑾老市場二四四六
       木造家屋群の古集落



と門には書かれています。
あ、3行目の訳はちょっと自信がありませんが(汗)


早速バーンルアン市場へ足を踏み入れてみましょう!

平日なので閉まっている店も多く、観光客もほとんどいない市場を
奥へ向かって歩いていきます。


バーンルアン市場
 

奥の奥までズラ~っと木造の商店が軒を連ねている様は圧巻!
片側だけで68軒並んでいるんだとか。


バーンルアン市場は1903年からあるようです。
中国からの移民が、ターチーン川沿いの交通の便が良いこの地に辿り着いて開きました。

スパンブリーから下流の国鉄の駅までを結ぶ船ができてから
一層繁栄したとか。

それが他の水上マーケット同様、陸上交通機関の発達とともに衰退。


最近になってTVドラマのロケ地として使われたことから、
観光客が増えて活気を取り戻したんだそうです。


確かに日光江戸村や太秦映画村みたいな、タイムスリップしたような趣がありますよね!
(と言いつつどちらにも行ったことがありませんが…)


とにかく奥まで長~く続いています。
最奥まで歩いてからランチとしますか。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:110バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


ワット・パイ・ローンウア~バーンルアン市場