バスの給ガスを待つ乗客3人(笑)

すると一人の女性が待ちきれないのか気が変わったのか、
日傘代わりの雨傘を差して消えていってしまいました。

もう10分も待ってるもんなー。

そう思いバスの方に目をやると、
運転席から運転手が手で「乗れ」と合図してるじゃないですか。

おぉ、やっと終わったか。
残りのもう一人とバスに乗り込みます。

乗ってきた車掌さんが乗客を数え、
「あと一人いないな」と外をキョロキョロしたものの、
「どこかにいなくなっちゃったね。行こう」と運転手さんに促します。

そ、そんなもんなんですか!!(笑)


だだっ広いカンチャナーピセーク通りを北上したバスは、10分ほどで左折。
ここから、バーンクルアイ・サイノーイ通りに入ります。


ちなみに、この通りは、バーンブアトーンから北西に一直線に伸びる
プラピモンラーチャー運河の北側を並行して走っています。

同様に南側にも並行する道があります。
通りの名は、バーンクルアイ・サイノーイ通り(笑)

カタカナ表記だと同じになっちゃうんですよ!
なんとも紛らわしいですよね。

仕方がないからアルファベットで書きますか。

北側が、Bang Kruai - Sai Noi 通り
南側が、Ban Kluai - Sai Noi 通り

です。正確には声調も違うんですけどね。
リンク先のタイ文字表記をチェックしてみてください。

紛らわしいのは日本人にとってだけかと思ったら、
Bang Kruai - Sai Noi通りのリンク先に、
「Ban Kluai - Sai Noi通りとの混同に注意」とあって笑ってしまいました。


で、その北側のBang Kruai - Sai Noi通りに入ると景色が一変。

車窓に見えるのは、工場が時々。あとムーバーンって言うんですか?


車窓に見えるムーバーン


こんな感じの門のある住宅街が時々忽然と現れる以外、
ほとんどは・・・


車窓に広がる田野の風景


のどかな田野の風景です。
とくに通りの左側=南は、ほとんどが田んぼか林。
つい1時間ちょっと前まで都会のバンコクにいたのが信じられない光景です。


気付くと乗客は私一人に。

舗装状態が悪いのか時々ガタガタと揺れる道をひたすら一直線に
528番バスは疾走します。


するとスピードを緩め左折。


528番バスが左折


えっ、こんな道に入るの!?
大丈夫でしょうか・・・


南下を始めたバスは、運河にかかる橋を渡りました。

「あっ! あそこだ!」
最初の目的地が車窓に見え、正直ホッとした私です(笑)


左側に見える広場の端を左折したところで停車。

ん? 終点かな?
車掌さんのほうを見ると、運転手さんとの談笑に忙しく
私には目もくれません。あーのー(汗)

ま、いっか。
降りるとバスが去って行きました。

時刻は、09:47。


サイノーイ到着!


ここが、サイノーイ
思えば遠くへ来たもんだ、ですね(笑)





<交通費>
バスに乗っているだけなので:0バーツ
ここまでの合計:37バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


バーンヤイ~サイノーイ