タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

2017年03月

カンチャナブリー城壁! カンチャナブリー市街への旅[1]

もう1年近く前になっちゃいましたが、
カンチャナブリーの市街へ旅をしてきました。

というのもタイ字新聞で興味深い記事を見かけたもので。

実施日は2016年5月27日(金)。


その頃は戦勝記念塔周辺のロッ・トゥー乗り場がまだ
強制移転されてなかったので、私はBTSで戦勝記念塔駅へ。

南側出口近くにあったロッ・トゥーのターミナルから
カンチャナブリー行きに乗ります。
移転後の今だと南バスターミナル発なんでしょうね。

01_01

チケットは120バーツ也。
07:01に出発しました。

07:52にナコーンパトムの国道4号線沿いロータス手前の
乗り場にいったん停車してチケット確認がありました。
半券をもぎ取って返されます。

08:24にはバーンポーンで一人が下車。

08:54にもまた停車しました。
すると道路脇にいたバイクの女性が歩み寄って来て
助手席の窓からビニール袋に入った食事を運転手に手渡します。

「何?」

「ゲーンソム。50よ」

運転手さん、いつもこの女性にお任せで朝食を
作ってもらって買ってるんですね(笑)


そして、

01_02

終点、カンチャナブリー・バスターミナルに到着しました。
時刻は09:16。

目の前には、

01_03

カラフルなローカルバスがずらーっと並んでいて壮観!

01_04

カンチャナブリーのバスターミナルは活気があって
いつ来てもワクワクしますね。

01_05

早速ターミナル正面から西へと歩きます。

カンチャナブリー市街地のメインストリート、
セーンチュートー通りに出ました。
向かいの正面にはカンチャナブリー地方警察署が。

そこをちょこっと右へと歩くと、

01_06

警察署の角から奥へと伸びる道が。
あそこだ。横断歩道を渡ってあの道を進みます。

すると、

01_07

カンチャナブリー県柱廟が道のど真ん中に鎮座しておりまする。
場所は、ここ(グーグルマップ)。

お参りしておきましょうか。

01_08

ここのラックムアン(県柱)は、ラグビーボール状の
面白いかたちをしてますね。

ネットで詳しい情報が見つからなかったんですが、
カンチャナブリーの町が現在地に移されたのが1787-1817年のようで、
その後ラマ3世の命で恒久的な町に整備されたのが1831年でした。

県柱廟が建てられたのも、その1831年。

元のカンチャナブリーの町はアユタヤ時代からもっと北にあったんですが、
1767年のアユタヤ陥落数年前にビルマ軍によって破壊され住民もあらかた
ビルマへ強制連行されてしまっていたようで。

そんなことから、ラタナコーシン朝(チャックリー朝)になってから、
ビルマへの戦略的な面と、ラーチャブリーとの交易の利便性から
よりメークローン川下流の現在の地でカンチャナブリーの町が造営されたのです。

01_09

県柱廟の先に、1831年に同時に造られたものが見えました。

01_10

カンチャナブリー城門

場所は、ここ

2006年に修復されたこともあって綺麗な姿で
残っていて嬉しいですね~。

前に座ってらっしゃるのはラマ3世です。


で、残っているのは城門だけじゃないんですよ。

01_11

城壁もしっかり残っています!
思わず狂喜乱舞してしまいました(城壁マニアなもんで 笑)

どうもこっち側が城内のようですね。
で、

01_12

こちら側が城外。
大砲が5門、外のメークローン川を向いて並んでいます。

この右手の城壁沿いには、

01_13

タイ文字で「カンチャナブリー」とのオブジェ(?)が。
観光の記念撮影にいいですね ^^


さて、この城壁に沿った道沿いに古い商店街があるので、
歩いてみましょう!



<旅費交通費>
ロッ・トゥー:120バーツ
ここまでの合計:120バーツ

<参考>
ศูนย์มานุษยวิทยาสิรินธร "จารึกหน้าศาลหลักเมืองกาญจนบุรี"
baanjomyut.com "จังหวัดกาญจนบุรี"

※旅は2016年5月27日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

城門

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タイ映画博物館内のカフェ タイ映画博物館[最終回]

タイ映画博物館(Film Archive)内で食事を取れるのは
どうやらここだけのようで。

03_01

ホットドッグのスタンド。

さっき古い映画を観たピッツバーグの「Nikelodeon」の
向かいにあるビルの陰にあります。

売り子の女性に注文すると
無表情で黙々と作り始めました。

うーん、ここの他のスタッフのホスピタリティとは
落差が激しいな。たぶん雇用の形態が違うんでしょう ^_^;)

近くのテーブルに座っていたら持ってきてくれました。
25バーツ也。

03_02

まるでヨーロッパの古い街にでもいるかのような
景色を眺めながらささっと頬張ります。


さーてと、ついでなので並びにあるエジソンが発明した
映画の原型キネトスコープの初の上映店も覗いておきますか。

03_03

ニューヨークのブロードウェイにあった
Kinetoscope Parlor」です。

男性スタッフが入口でお出迎えしてくれて、
館内展示物の解説をしてくれました。

熱心に解説を続けるので話を遮って写真を撮るわけに
いかなかったんですが、胸の高さほどのキネトスコープの木箱が
並んでいて、実際に上から覗き込んで見られるようになっています。

5バーツだか10バーツだかの硬貨を投入すると、
約1分間の動画を鑑賞できますよー。


それから、このムアン・マーヤー(幻の町)の広場に
もう一つ建物があるのを見落としてました。
引っ込んだところにあったので ^_^;)

03_04

Black Maria」というこの真っ黒な建物は、かのエジソンによって
1893年に建てられた世界初の映画撮影所です。

さっきの「Kinetoscope Parlor」で上映する映画を
撮影するための施設だったんだとか。

ここでは映画登場初期の歴史や俳優に関する展示のほかに、
100バーツで自分が出演して映画撮影体験ができるみたいです。
後日DVDに焼いて郵便で送ってくれます。国内限定でしょうけど ^_^;)

でも今は閉まっているみたいですね。
ここもやはり入館時刻が決まっているのかな。


ということで素通りして、敷地の奥まで行ってみました。
そこには、

03_05

古き良き時代の映画館を模した建物が。

模しているだけでなく、ちゃんとした映画館で、
シーサーラーヤー映画館」(โรงภาพยนตร์ศรีศาลายา)と言います。

月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00に上映してますよ。
上映映画は Thai Film Archive の facebookで告知されています。


で、その前の女性スタッフが歩いているコンクリート張りのところは、
スター広場」(ลานดารา)。

まるでハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターみたいに
タイ映画俳優の手形足型&サインがびっしり!

思わず知っている俳優さんを探しちゃいました(笑)
あ、ありましたよー。

03_06

映画『フェーンチャン』(แฟนฉัน)のノイナー役女優フォーカスさん!
それに上隣は同映画ジアップ役俳優のネックさん!

ほかにも小栗旬主演の『ルパン三世』に出演した
ゴティーさんとか色んな方のがありました。
タイ映画好きの人には堪らないかもしれません ^^


ということでタイ映画博物館をひととおり見たので、
そろそろシメにしますか。

向かったのは、世界初の商業映画が上映された
パリの「Hotel Scribe」。

さっき「Nikelodeon」での映画観賞チケット購入時にも
行ったんですが、1階の

03_07

カフェ「Grand Café & Salon 」へ。
この店名も現在の「Hotel Scribe」内にかつてあって、
世界初の商業映画が上映されたカフェの名にちなんでいます。

月~金は9:00~18:00、土日祝は9:30~18:30の営業。

カウンターで女性にホットアメリカンコーヒー 30バーツを注文。
ついでに小さなケーキ菓子 25バーツも頂きました。

さっきも気になっていたんですが、
ここって2階席があるんですよ。

2階で飲んでもいいですか?

「どうぞ上がってください」

ってことでらせん階段で2階へ。

03_08

2階は狭いんですが、逆に隠れ家的な座席で気に入りました(笑)

ほぉ、カップもお皿も店名が入ったオリジナルじゃないですか。
意気込みを感じますね~。

2階の広場側に窓があったのでちょっと眺めてみました。

03_09

タイにいるとは思えない♪ ^^


のんびりコーヒーを楽しんで満足満足。
タイ映画博物館入口へと戻ります。

入口横の、最初に概要を説明してくれた
女性スタッフが出てきた建物に立ち寄ってみました。

03_10

土産物や映画グッズを販売してるんですね。

03_11

Tシャツも売ってるし~。

03_12

あっ!
さっきのカフェ「Grand Café & Salon Indien」の
カップと皿じゃないですか!!

さすがにカップまでは買えませんでしたが、
スタッフみなさんがとてもいい人達だったので、
お礼も兼ねて安いやつですが一つグッズを購入。

さあ、帰りましょー。


表のプッタモントン・サーイ5通りに出たところ、
なんとちょうど515番バスがやってくるじゃないですか!

バス停じゃないけど停まってくれるかな?
いいや、手を伸ばしてみよう。

あ、停まってくれた!!
スタスタと駆け寄って乗車。

03_13

時刻は、13:23。

始点からすぐなのでガラガラです(笑)
このまま終点まで乗れば戦勝記念塔ですよ~。

そうそう、さっき買ったグッズをここでお披露目しましょう。

03_14

キーホルダーです。

上に「SRIKRUNG SOUND FILM」と。
例の現在のMRTスクンビット駅の場所にかつてあった
タイ初の映画撮影所の名前ですね。

下にはタイ文字で「タイ映画博物館」とあります。


戦勝記念塔には14:17に着きました。

またバンコク滞在中に暇ができたら、515番バスに飛び乗って
気軽に訪れたいですね。カフェでまったりするだけもいいかも。

てな感じで今回の旅もこれにて完結です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

次は、カンチャナブリー市街の旅をお届けします!


<情報>
Film Archive(Public Organization) (หอภาพยนตร์ไทย)
タイ映画博物館 (พิพิธภัณฑ์ภาพยนตร์ไทย)
場所:グーグルマップ
料金:無料。但し一部有料。
営業時間
 1 ムアン・マーヤー(幻の町):土日祝
 2 図書館:月~金9:00~17:00
 3 映画博物館:土日祝10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00の5回
 4 映画館:月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00
 ※変更の場合あり。
 5 カフェ:月~金9:00~18:00、土日祝9:30~18:30

<旅費交通費>
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:46バーツ

<参考>
หอภาพยนตร์ไทย "มายาราตรี Night at mayacity"

※旅は2016年11月27日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

タイ映画博物館

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ムアンマーヤー(映画ゆかりの米仏タイ建築物広場) タイ映画博物館[2]

タイ映画博物館(Film Archive)に足を踏み入れてみるとしますか!

02_01

ここには、19世紀末~20世紀初頭の映画にゆかりのある建物を
「映画セット風」に模して建ててあるんだそうですよ。
広場全体で「ムアン・マーヤー」(幻の町)と名付けられています。

国内外で受賞経験のある著名なタイ人映画美術監督さんの
手による設計だとか。


02_02

左手の星条旗が掲げられている建物は、エジソンが発明した
映画の原型キネトスコープの初の上映店を模したもの。

1894年、ニューヨークのブロードウェイにオープンし、
店内には覗き込んで見る機械が並んでいたんだそうで。


正面奥のフランス国旗がはためく建物は、
パリの「Hotel Scribe」。

1895年12月28日に世界初の商業映画が上映された場所なんだそうです。


右手のこちらも星条旗が掲げられている建物は、
ペンシルバニア州ピッツバーグに1905年にオープンした
世界初の常設映画館「Nikelodeon」。


また欧米だけでなく、バンコクの映画黎明期の建築物を
模した建物もありますよ~。

02_03

入口を振り返ると、C56横の建物は駅舎のようですね。
恐らく20世紀初頭、ラマ5~6世期の駅舎がこんな感じなんでしょう。

02_04

この「モンコン・ボーリサット」(มงคลบริษัท)との看板がある建物は、
ラマ5世期にあった王族経営の劇場を模しています。
ここを賃借した欧州人によって、1897年6月10日にタイ初の商業映画が
上映されたんです。


右の白い門は、ラマ5世期にヤワラートのチャルンクルン通り始点にあった
サームヨート門(ประตูสามยอด)を模したもの。
モンコン・ボーリサットは、この門の近くにありました。

なお、タイの映画黎明期にもっとも人気のあった映画館は、
日本人渡辺知頼が日露戦争の記録映画を引っ提げて
1904年に開いた映画館だったんですよ。
当初は同じくサームヨート門近くにありましたが、
翌年タイ初の常設映画館を今のナコーンカセームに設けました。

ってことは、ピッツバーグの世界初の常設映画館と同年じゃないですか…。

02_05

これは、タイ初の映画撮影所シークルン(ศรีกรุง)を模した建物。
オリジナルはイタリア人建築家による設計で1935年築。
なんと現在の地下鉄MRTスクンビット駅の場所にありました。

一時期は映画館としても使われていたんだそうですよ。

で、ここでは狭い意味での「タイ映画博物館」として使用されています。
ただ入館できるのは土日祝10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00の
5回という
決まった時間のみ。ガイドに連れられて見学するスタイルです。

タイミングが合わないのと館内撮影禁止のため、
私は今回見学しないことに ^_^;)
でももしかしたら渡辺知頼関係の資料も展示されているかもしれませんね。


…てな感じで、広場の周囲を概観したところで、
C56のところに戻りますか。

02_07

シネマ」駅なんてシャレた駅名板が立っています ^^
池までこしらえてあっていい雰囲気ですよね。

この連結された客車が展示コーナーになっていまして、

02_08

1922~32年に設けられていた国鉄の報道伝播映画隊の業績や
使用機材・フィルムが展示されています。

同隊はTVのまだ無い時代にニュース映画を撮影し、
鉄道網を使って全国を巡り住民相手に上映する役割を担っていたんだとか。

客車後部から外に出ると近くには、

02_09

こんな車が。

薬売りの車なんだそうで。
なんでも昔、薬売りはこの車で地方を行脚してやはり映画を上映し、
そこに集まってきた住民たちに薬を販売していたんだとか。

客集めから映画上映、語りももちろん薬販売も
全て一人でこなす神業。

富山の薬売りのタイ版は、なんというかアイデア賞もんですなー。

そう言えばタイ映画『モンラック・トランジスタ
(มนต์รักทรานซิสเตอร์)、
邦題『わすれな歌』で
後半にそんな薬売りのシーンがありましたね。


車ではなく船でしたが、『モンラック・トランジスタ』トレーラーにも
薬売りの客集めと映画上映の様子がちょこっと登場しますよ。
2:43あたりからです。


さてさて、ピッツバーグの世界初の常設映画館「Nikelodeon」で
11:30に映画の上映があるとのことだったので見てみましょうか。

チケットはパリの「Hotel Scribe」内にあるカフェ
Grand Café & Salon Indien」で販売しているというので
スタッフに案内されて店内へ。
時間までここで待機です。

02_10

当時の映画鑑賞チケットを模してあるんでしょうね。
シャレてます。10バーツ也。安っ!!

「11:30の回はあなただけですよ」

と言われマジかよとドキドキしていたら、
家族連れ3人が直前になって来てくれて一安心。

02_11

時刻になったので「Nikelodeon」に移動。
入口に「5¢」との看板が。当時の映画チケット代だそうで。

02_12

階段で地下へ下りると、

02_13

ここが上映室かー。

02_14

味のある映写機をスタッフが操って上映開始です。

まずタイで撮影された最初の映画とされるものが上映されました。
「ラマ5世が映っているのでよく見てください」と言われたものの
よくわかりませんでした ^_^;)

そんな感じで白黒の無声映画を上映しながら
スタッフがタイ語で解説してくれます。


次は世界初の映画とされるフランスの作品。
第一回目の商業上映でお金を払って見た客は33人だったんだそうで。

その33人の中にいたマジシャンが映画に魅せられ、
自ら映画を製作し商業上映して大成功。
しかし第一次世界大戦終結とともに広がった厭世的な風潮とともに
映画人気が去ったため、彼は映画フィルムを溶かして靴底の原料として
売るしかなく、その後失意の中、おもちゃ屋に転身した…

というドキュメント映画を続けて上映してくれました。


なかなか興味深くて勉強になったぞ。
これが10バーツだなんてお得すぎる!

しかも前回も言いましたが、スタッフが皆笑顔で気持ちがいいんですよ。
一人でも十分楽しめます!


30分弱で上映が終わった頃にはちょうどランチの時間。
どこか食べるところはあるかな?



<情報>
Film Archive(Public Organization) (หอภาพยนตร์ไทย)
タイ映画博物館 (พิพิธภัณฑ์ภาพยนตร์ไทย)
場所:グーグルマップ
料金:無料。但し一部有料。
営業時間
 1 ムアン・マーヤー(幻の町):土日祝
 2 図書館:月~金9:00~17:00
 3 映画博物館:土日祝10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00の5回
 4 映画館:月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00
 ※変更の場合あり。

<旅費交通費>
見学しただけなので:0バーツ
ここまでの合計:23バーツ

<参考>
『日・タイ交流600年史』,石井米雄・吉川利治,講談社,1987年
หอภาพยนตร์ไทย "วันสำคัญทางภาพยนตร์"
หอภาพยนตร์ไทย "มายาราตรี Night at mayacity"
slideshare.net "หอภาพยนตร์ไทย"
Hall of Fame Records "หนังยุคแรกของไทย ที่มาของ หนังเร่"

※旅は2016年11月27日(日)に行いました。



元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

タイ映画博物館

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蒸気機関車C56がここにも! タイ映画博物館[1]

前々から行きたいと思っていた「タイ映画博物館」に
昨年2016年11月27日(日)、ようやく訪れる機会を得ました!

場所はバンコクの西のはずれ。ナコンパトム県に入ったところです。

まずは戦勝記念塔からバスに乗りますよ~。

01_01

ラーチャウィティー側」から戦勝記念塔始発の
515番エアコンバスに乗車。

何度も利用したことのある路線なので安心して飛び乗ります。

時刻は、10:10。

Mr.オクレ似の車掌さんに、タイ映画博物館に行くにはどこで
降りればいいか尋ねたところ、

「スッ・サーイ」(終点)

との返事。

運賃は23バーツでした。

01_02

クルントン橋でチャオプラヤー川を渡ります。

手持ち無沙汰なので、

01_03

座席背面に貼られていたバス車内無料WiFi利用手順を見ながら、
WiFiに繋いでネットをして暇つぶし(笑)

南バスターミナルに寄ったのは10:36。
ここまで大した渋滞にも捕まらず順調ですね。

ジャンクションからプッタモントン・サーイ4通りに入ると、
左手にマヒドン大学サーラーヤー・キャンパスの広大な敷地が
見えました。

奥を左折して国鉄南線に沿った道をまっすぐ西へと進みます。
この頃には乗客はほんの数人に。

さらに途中のバス停で残りも下車して、とうとう私だけに~。
終点ってどのあたりなんだろう?
不安になって車掌さんのほうを向くと、「まだだよ」と。
覚えていてくれたんですね ^_^;)

左折してプッタモントン・サーイ5通りを南下し始めたところで、
「タイ映画博物館はここだよ。道を渡った反対側だ」と車掌さん。
親切にありがとうございます!

01_04

時刻は、11:04。
戦勝記念塔からなんと1時間弱で着いちゃいましたよ。
日曜日だからでしょうね。

01_05

反対側ということはあそこか。

と、道を突っ切ろうと数歩進んだところで、
中央にある緑地帯が深い溝になっていて容易に
越えられなさそうなことが判明。

しかたないな。歩道橋で渡るか。
えーと、歩道橋はどこだ?と左手を向くと、

01_06

はるか彼方じゃないか!!
車掌さん、こんなところで降ろさないでくれよーー!!

日差しを遮るものが何にもない中、
汗をかきながらようやく歩道橋に辿り着きました。

01_07

あぢー。

歩道橋を渡りつつ南側を眺めると、

01_08

先の方にオレンジ色のバスが2台停まっているのが見えますか?
どうやらあそこが515番バスの始点のようですね。

ちなみに右手の敷地はラチャマンガラ工科大学ラタナコーシン校です。

歩道橋を下りて北へと戻るかたちで歩き、
ようやく入口に到着しました。

時刻は、11:13。

01_09

タイ映画博物館です。
タイ語では「ピピッタパン・パーパヨンタイ」(พิพิธภัณฑ์ภาพยนตร์ไทย)。

場所はここ(グーグルマップ)。

正確には「ホー・パーパヨンタイ」(หอภาพยนตร์ไทย)、
英語で「Film Archive (Public Organization)」という、
映画保存が役割の日本で言う独立行政法人のような組織の施設なんです。

なので訳せば「独立行政法人タイ映画保存館」ですかね?

その中の1施設としてタイ映画博物館があるんですが、
全体をタイ映画博物館と呼んだほうが分かりやすいので
ここではそうさせていただきます ^^

ところで、ここに来た最大の目的が、
既に見えてますよ!

01_10

C56 47号機!!

言わずと知れた日本製蒸気機関車です。

1936年の三菱重工業製。1941年11~12月に日本軍に供出され、
タイ・ビルマに運ばれた90両のC56のうちの1両です。
太平洋戦争中に泰緬鉄道などで使用されていたんでしょうね。

01_11

前方デッキ部にはブロンズ像が乗ってますよ。

説明によると、このカメラを構えた人物は、
カンペーンペットアッカラヨーティン親王

ラマ5世の第35子で、タイ国鉄総裁を1917~26年の間務めた人物です。
国鉄の近代化と路線延伸を進め、「タイ国鉄の父」と呼ばれているんだとか。

またタイ初のラジオ局を開設したことから「タイ・ラジオの父」でもあり、
テレビ放送もアジア初を目指して進めていたものの、立憲革命でとん挫。

きっと映画にも関わっていらしたことから、像が置かれたんでしょうね。

01_12

ここはちょっとした映画の歴史のテーマパークっぽくなっているようで。
入ろうとすると、左の建物からおもむろに若い女性スタッフが出てきました。

入場料無料であることや、どんな施設があるのかを説明してくれた上で、
映画上映や博物館の解説の時刻は何時からなのでまずはどこそこから
見学なさるといいと思いますよと、終始笑顔で親切に解説してくれました。

タイのミュージアムってわりと事務的対応なところばかりなのに、
民間のテーマパークのスタッフのようなスマイル満点のホスピタリティに
しょっぱなから「ここは他と違うんだ」という意気込みを感じとりました。

よし、期待しながら入ってみましょう!


<情報>
Film Archive(Public Organization) (หอภาพยนตร์ไทย)
タイ映画博物館 (พิพิธภัณฑ์ภาพยนตร์ไทย)
場所:グーグルマップ
料金:無料。但し一部有料。
営業時間
 1 ムアン・マーヤー(幻の町):土日祝
 2 図書館:月~金9:00~17:00
 3 映画博物館:土日祝10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00の5回
 4 映画館:月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00
 ※変更の場合あり。

<旅費交通費>
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:23バーツ

<参考>
ウィキペディア『国鉄C56形蒸気機関車』
การรถไฟแห่งประเทศไทย "การรถไฟฯจัดงานวันบุรฉัตร ๑๔ กันยายน"
Wikipedia "พระเจ้าบรมวงศ์เธอ พระองค์เจ้าบุรฉัตรไชยากร กรมพระกำแพงเพชรอัครโยธิน"

※旅は2016年11月27日(日)に行いました。



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つづく

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