タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

2015年03月

クロントイ・スラム北東入口 クロントイ・スラムへ[4]

木材屋街伝いに西へ歩いていくと、


04_01


向こうに高速道路入口の料金所が見えてきました。
5年半前に来た時の記憶では、このすぐ左手に…


04_02


やっぱりあった!

パッタナー4-5-6コミュニティー
ようこそ WELCOME

との看板が。

ここがクロントイ・スラムの北東側入口なのです。
前回はここから出てきたので逆の道を辿ることになりますね。

時刻は11:57。
線路を渡りゲートをくぐって真南へ歩いていくと…


04_03


あんれ? ソンテオが追い抜いていったぞ。
あんな路線もあるのか。エカマイ方面からでしょうか。


この右手が、もっとも家屋が密集しているゾーン。
下の地図でいうと、西(左)の濃いグレーの高速道路脇まで広く続いています。

突き当たりの学校から右のソイへと。

ソイ沿いの屋並みを眺めているうちに、
間の細い路地に分け入ってみたくなりました。

右手にある路地を覗き込んでみます。
下の地図では「クロントイ・スラム」の「ム」の上あたり。


04_04


水が溜まっています。

元は沼地の上に不法占拠のスラムができ、ここまで発展したところなので、
今でも水はけが悪いのかもしれませんね。

以前は板張りの路地の下には沼地の水面が見えていたそうですが、
路地のコンクリート舗装化後は、そんな光景は多分もうどこにもないのでしょう。

ちょっと入ってみますか。
(※危険もあると思いますので、立ち入りを勧めるものではありません。)


04_05


路地は左右に折れながら奥まで続いています。
観葉植物が飾ってあったりで、意外と普通ですよ。

元のソイへ戻ろっと。


04_06


クロントイ・スラムってスラムの代名詞みたいに言われているので、
内部はさぞかし粗末な小屋が密集しているんだろうと思っていましたが、
屋並みだけに関して言えば、予想外に普通のスラムという感想を抱きました。

まだ路地1本しか見ていないので断言はできませんけどね。


さて、元のソイを道なりに歩いていくと、


04_07


右手には学校があり、さらにその南側には、


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有名なドゥアン・プラティープ財団の白いビルが佇んでいます。

そのすぐ先は十字路。


04_09


ちょっと歩いてきてしまいましたが、
「国王陛下万歳」の看板の向こうにその十字路が。

下の地図だと、「クロントイ・スラム」の「ム」の字の左下角です。

右へ行くとドゥアン・プラティープ財団
左へ行くと碁盤目状に綺麗に区画整理されたスラムが続き、
突き当たりの壁の向こうはクロントイ港になります。

個人的には、この十字路がクロントイ・スラムの中心だと
勝手に思っています。

それには理由があって、この十字路一帯には
ドゥアン・プラティープ財団をはじめ、
多くのNGOや各種支援団体の施設が建ち並んでいるんですよ。


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シーカー・アジア財団もその一つ。

あれ?
以前来た時はこんな立派な建物じゃなかったような記憶があるんだけど…。


04_11


中を覗いたら、「ようこそ 未来ブラリーへ」と
日本語で書かれていて驚きました。

ウェブによると、このクロントイ・コミュニティ図書館「未来ブラリー」 は、
2014年11月29日に「改修後のオープニング・セレモニー」が行われたとのこと。

やはり綺麗になったということなのか。
そしてこの時はまだ正式オープン前だったんですね ^_^;)


さあ、かなり暑くなってきましたがせっかく来たので、
クロントイ・スラムをもっと歩いてみましょう。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:14.5バーツ

※旅は2014年9月19日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

クロントイ

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バンコク大学クルアイナムタイ・キャンパス クロントイ・スラムへ[3]

廃線通りとクルアイナムタイ通りの交差点左角のバンコク大学で
ちょっと一服するとしましょう ^^


03_01


バンコク大学は、1984年設立。
私立の中でのレベルは、アサンプション大学に次ぐ2番手でしょうかね。

キャンパス内に足を踏み入れ、学食を探します。
賑やかな一角を探せば大抵、そう。
歩いているうちに先に見えるビル1階から喧騒が聞こえてきました。


03_02


間違いない。ここだ。


03_03


今まで訪れたことのあるどの大学の学食とも雰囲気が全然違うぞ!

自由 オシャレ 大人っぽい

そんなイメージが瞬時に頭に浮かびました。

男性は顎ヒゲ生やしたチョイ悪系率高し。
女性はロングの明るい茶髪率高し。そして細い!

そうか。今まで国立大学の学食しか行ったことがなかったもんな。
私立になると、こうも校風が違うのか。

自由でいいけど、保護者はお金がかかりそう ^_^;)


03_04


学生だけでなく、ブースも洗練されていて、
まるでどこかのショッピングセンター内のフードコートみたい。


03_05


英語まで併記されてるじゃないですか。

そう言えば、欧米人学生の姿もよく見かけます。
インターナショナルのコースがあるからなんでしょうね。

バンコク大学
は、ここクルアイナムタイ・キャンパスの他に、
バンコク北方パトゥムタニー県内にランシット・キャンパスもあります。
学部によってキャンパスが異なったり、1,2年次はランシット
3,4年次はクルアイナムタイという学部もあったりで、ちょっと複雑そう。

インターナショナル課程は、各専攻とも4年間ここみたいですね。


さて私はというと、


03_06


チャーイェン(アイスミルクティー)を購入。
20バーツ也。学食にしては高め。さすが私立。


一服できたので、バンコク大学を後にして歩き始めます。
時刻は、11:43。


03_07


相変わらずトラックが列をなして行き来していますね~。
あちらへ向かい、高速下の橋から右手を眺めると、


03_08


ここも広い意味ではクロントイ・スラムでしょうね。
位置的には先ほど歩いた廃線通りの裏手になります。

この先、クロントイ港ゲート前の交差点を右折。
運河に沿って西へ歩き、渋滞中の道路を渡ることに。


03_09


大きな車ばかりでちょっと怖いけど、
渋滞でまったく動かないので大丈夫でしょう ^_^;)


さらに西へ歩きます。


03_10


さっきからちっとも動かないんですけど、
ここを抜けるのに何時間かかることやら。お疲れ様です…。

ちなみに左手の道路沿いには、


03_11


木材屋が数百メートルに渡って連なっているのです。

中には木材だけでなく、家具を組み立てて販売している店も。
でも、クオリティーはかなり低め。

この木材屋街の裏手に回るとですね。そこには、


03_12


線路があるのです。
…ってこの辺りのことは、2009年12月に訪れた際にも書きましたね ^_^;)

その時頂いた近隣にお住まいだった方のコメントによると、
夜間のみ貨物列車が走っているのだとか。

なので安心して線路上にも木材を広げて
トンカンやっている店もあったりします。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:14.5バーツ

※旅は2014年9月19日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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廃線通り クロントイ・スラムへ[2]

「クロントイ・スラムへ」を再開します!

大人気の食堂「ジェー・ジョン」で食事を終え、
トイレを借りるために一旦ロータスに立ち寄った私は、
再びジェー・ジョンの前に戻ってきました。


02_01


うおー。相変わらずの行列ですね。
1時間後のお昼時にはどうなっちゃうんでしょうか。

さて、ジェージョンの目の前の道を左、つまり東へと歩いていってみます。


02_02


時刻は11:00ちょうど。

左側は長屋ビルが連なっているんですが、
右側は相当粗末な木造家屋がゴチャゴチャっと続いています。
半ばスラムですね。

ちなみにこの真っ直ぐな道は、タノン・ターン・ロッファイ・サーイガオ
訳すと「廃線通り」。

その名のとおり、かつてここには鉄道が通っていました。
しかも国鉄のフアランポーンアユタヤ間開通よりも早い、
タイ初の鉄道路線だったんですよ。

開業は、1893年4月11日。
新橋~横浜間鉄道開業の21年後のこと。

フアランポーン駅
向かいからパークナムウィブーンシー船着場
プラサムット・チェーディーへの渡し船)前までの21.3kmを
約1時間で結ぶ路線で、パークナム線と呼ばれていました。

デンマーク人がオーナーの民間鉄道会社で当初は
ドイツ製の蒸気機関車が客車を牽いていましたが、のちに電化。
日本車両製の電車が4両編成で走っていたそうですよ。

50年間の事業権が切れた後は国鉄の所有に。

かつて外航船は水深の浅いチャオプラヤー川を遡上できず
河口に停泊したので、船員のバンコク間の往復などでそれなりの
需要があったようです。

でも戦後のチャオプラヤー川浚渫とクロントイ港開港の影響か、
乗客数が減り、ついに1960年1月1日、時のサリット首相の命令で廃止に。

フアランポーン駅
付近の線路跡は並行する運河とともに
ラマ4世通りの拡幅用地と相成ったのでありました。

で、ラマ4世通りから分岐した先は、このとおり廃線通りとなり、
巨大なゾウの像で有名なエラワン・ミュージアム付近まで続いています。


02_03


ケムいなと思ったら、先でおばちゃんがガイヤーンを焼いていました(笑)
しかし思ったより長い道で、歩き始めたことを後悔し始めましたよ。


02_04


右手に高速道路が迫ってきました。直下はドブの運河のはず。
この辺の屋並みはまったくもってスラムですね。

なんて思っていると目の前に、


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引越しは日通!?

日本語のままじゃないですか!


02_06


NIPPON EXPRESSとの看板が掲げられています。
日本通運さんの営業所はこんなところにあるのか。
そうか。クロントイ港至近ですもんね。


そのすぐ先の左手には、


02_07


大きなお屋敷が。

廃線通り
を挟んだ左右の屋並みのマリアナ海溝級なギャップに
映画『ブレードランナー』の世界をつい思い出してしまいました -_-;)


02_08


ずっと交わる道が無かったのですが、
ようやく遠く先に交差点が見えてきましたよ。

ちなみに左手の白いビルは、私立のバンコク大学です。


02_09


ようやく交差点に出たー!
時刻は11:23。

ジェー・ジョン前
から20分あまり歩いたのか。

しかし行き来する車は、トレーラーばかり!

交差点に出て右を見た光景なんですが、
あの正面にあるクロントイ港のゲートから
トレーラーがひっきりなしに出入りしています。


02_10


この辺の空気悪そうだな ^_^;)

あ、そうだ。ちょうどいいや。
炎天下歩いて疲れたので、バンコク大学で一服しますか。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:14.5バーツ

※旅は2014年9月19日(金)に行いました。

<参考>
Wikipedia "ทางรถไฟสายปากน้ำ"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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タラート・ロッファイ・ラチャダー(ラチャダー鉄道市場)

タラート・ロッファイ(鉄道市場)という若者に大人気の
週末限定ナイト・バザールが以前、チャトゥチャク近くにありました。

それがどうやら地主の国鉄との契約切れで
バンコク東部シーナカリン地区のシーコン・スクエア裏に移転
遠くなったのでなかなか行く機会が無くなっていたのですが…。

ここに来て朗報が!

なんと、ラチャダーにも2015年1月8日にオープンしたのです!

タラート・ロッファイ・ラチャダー
(ラチャダー鉄道市場)

英語で「TRAIN NIGTHT MARKET RACHADA」。


私は今回の滞在中、2月20日(金)夜に行ってみました。

地下鉄MRTのタイ文化センター駅(Thailand Cultural Centre駅)が
最寄駅とのことなので、BTSアソーク駅からエスカレーターを下り、
下のMRTスクンビット駅からバンスー方面行きに乗車。

そしてタイ文化センター駅で下車し、
3番出口」から地上に出ます。


01_01


目の前の歩道に下り、左手を眺めると、


01_02


明かりが煌々と輝くショッピングセンター「ESPLANADE
(エスプラナード)がすぐそばに聳えています。

上でリンクを貼ったタラート・ロッファイ・ラチャダー
FACEBOOKによると、あのESPLANADEの裏手にあるそうなのです。


ESPLANADE
の前まで来ると、


01_03


タラート・ロッファイ・ラチャダーの捨て看板が立ってました。
が、看板にも「ESPLANADEの裏」としか書かれていません。

具体的にはどうやって行けばいいんだよぉ。

裏手と言うんだから、ESPLANADEの中を突っ切って裏へ出てみますか。

入口から入ります。ついでにトイレをお借りしてと。
このショッピングセンターは1階にもトイレがあって良心的ですね。

そして裏口を探すと、


01_04


あった…。
外へ出てみると、


01_05


なんだ。真正面にあるじゃないか!

タイ文字で「タラートナット・ロッファイ」(鉄道定期市)との
トレードマークの看板がお出迎えしてくれてますよ。

ちなみに「タラート・ロッファイ」(鉄道市場)の名称ですが、
初代のチャトゥチャク近くの敷地は、国鉄の操車場跡地か何からしく、
敷地内に線路が残ってたんですよ。多分それが由来なんだと思います。


この看板の奥右手へと歩いていくと、


01_06


これが敷地に足を踏み入れて最初に見える光景。
若者で賑わってますね!


01_07


左手には、またもやトレードマークが。
チャトゥチャク近くにあった初代を彷彿とさせるじゃないですか。

この前ではライブも行われるようですよ。


そして肝心のマーケットはというと、


01_08


広大な敷地にブースがぎっしり。
その間を細い通路が長く続いています。


01_09


商品のラインナップは現地若者向けのものがほとんど。
でも個人的には、観光客向けナイトバザールの類よりもずっと楽しいです。


一番奥、つまり北端の一角まで辿り着くと、
そこは飲食店ブースのゾーンでした。


01_10


食事のできる店もあり、


01_11


飲める店もあり、


01_12


オシャレな屋台感覚の店の多くがお客さんで賑わっていました。

初代タラート・ロッファイにあった超大盛バミー・ヘンの人気店、
ジョーム・パラン」はちょっと探したものの見当たらず。
シーナカリンへ市場と一緒に移転したようですが、
こちらには出店してないようですね。


営業日ですが、当初は木~日曜だけだったのが、
2月10日から火・水曜には持ち込んだ車の後部をブースにした
CAR BOOT SALE」を開始したそうです。

なので、火・水曜と木~日曜では違ったタラート・ロッファイ
楽しめるということですね。

ルンピニー・ナイドバザール
が閉鎖されて以来バンコク中心部で
夜のショッピング観光のオススメ・スポットが限られていましたが、
タラート・ロッファイ・ラチャダーのオープンでまた楽しく過ごせそうです。


タラート・ロッファイ・ラチャダー
(ラチャダー鉄道市場)
場所:ラチャダー・ピセーク通りの「ESPLANADE」裏手。
地図:グーグルマップ参照。
最寄駅:地下鉄(MRT) タイ文化センター駅
     (Thailand Caltural Centre駅)3番出口。
営業日時:火~日曜 17:00~01:00

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)



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