タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

2014年01月

ナーンピム交差点でロッ・トゥー乗車 スパンブリー北部の山を訪ねて[最終回]

バンハーン・ジェムサイ・タワー2階でコーヒーを飲みつつ景色を眺めた後、
再びエレベーターで1階へ戻ります。

案の定ここも土産物売り場でした。
が、3階と違うのは、


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ここならではの商品が並んでいること!

デザインはどうかなとも思いますけど、
バンハーン・タワー・グッズがあるのはいいことですよね。

こっちにも。


10_02


タワーのミニチュアやバッジが。

さらに…


10_03


これはスパンブリーが本拠地のサッカーチームスパンブリーFC
ユニフォーム!


2013年からJ1にあたるタイ・プレミアリーグに昇格して
勢いが復活しているみたいですね。

横浜Fマリノスと業務提携関係にあるんだとか。


スパンブリーFC公式サイトを開くと流れるチーム応援ソング(?)の

ラオ プームチャイ スパンブリー♪ (เราภูมิใจสุพรรณบุรี)

訳すと「我々はスパンブリーを誇りに思う」ってなフレーズが
耳について離れません(笑)


おっ!


10_04


スパンブリーFC柄のスマホケースじゃないですか!!

iPhone用ケースはありますか?
売り場のお姉さんに聞いてみると出してくれました。

いいじゃーん! いくらですか?

「450バーツです」

高っ!!

「正式に商標利用許諾を得た商品なので」

うぐぅ。仕方がない。これください。

…ってことで私のiPhoneケースは現在、スパンブリーFC仕様です(笑)


最後に思わぬ収穫のあったバンハーン・ジェムサイ・タワーを後にします。


10_05


時刻は、16:46。
日が傾き始めてしまいました。

本当はこの後もう一ヶ所行きたいところがあったんですが、
またの機会にしますか。


来た時にソンテオを降りた通りまで戻ります。


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それなりに渋滞が始まってますね ^_^;)


北へと少し歩き、ナーンピム(นางพิม)という交差点で左へ。


10_07


そこにはスパンブリー県内各地へと向かうソンテオと
バンコク行きロッ・トゥーが集結しているんです。

バンコクへ帰りましょう ^^

受付で100バーツを支払い、しばらく待つと目の前にやって来ました。


10_08


17:31出発。

国道340号線をひたすら南下してくうちに夜の帳が下り…、


10_09


バーンブアトーンの少し手前あたりかな?
観覧車まであってお祭りのようですね。

その後またもや給油休憩を経たのち、チャオプラヤー川ピンクラオ橋で渡り、


10_10


終点のバンコク、ラーチャダムヌーン・クラーン通りに到着!
朝、ロッ・トゥーに乗車した地点のちょうど反対側あたりです。

時刻は、19:18。
スパンブリーから1時間47分でした。


というワケで、今回の旅も完結です。

さんざん歩きましたが、バイクに声をかけてもらうこと2回、
本当だったらもっと歩いてヘトヘトになっていたかもしれませんね。
後ろに乗せていただいたお二人に感謝です ^^

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!


次回は、バンコク近場の水上マーケットへの旅をお送りしようと思います。
気軽に行けるスポットなのでオススメですよ!





<交通費>
ロッ・トゥー:100バーツ
ここまでの合計:363バーツ

※旅は2013年10月30日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


ワットカオクン


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バンハーン・ジェムサイ・タワー スパンブリー北部の山を訪ねて[9]

入口で入場券を買います。

「タワーに登りますか?」と受付のおじさん。

はい。
40バーツ也。

登らないで公園を歩くだけだったら10バーツのようで。


09_01


その名もバンハーン・ジェムサイ・タワー

バンハーン元首相とその夫人の名が付けられているってのが驚愕。
バンハーンブリーとも言われるスパンブリーだけのことはあります。

タイ初かつタイで最も高い(123メートル)タワーなんだそうで。


そうそう、ここのチケットは回収されませんでしたよ(笑)


09_02


では、タワー内へいざ!

入るとまずエレベーターに乗るようです。


09_03


お、エレベーター・ガールがいるんですね。
何人も乗り込むまで少し待ってから出発。

上に到着までの間、エレベーター・ガールさんが解説をしてくれました。

タワー内は4階あり、4階は72メートル、25階建てビルに相当するんだとか。

でも後でネットで調べたところ4階の高さは78.5メートルなんですよね。
ま、いっか(笑)


4階に到着でーす。
「景色を見終えたら、階段で3階へお下りください。」

はーい ^^


09_04


まずは南側の眺望を。


09_05


スパンブリーはそんなに大きくはないけど、
そこそこ栄えている町であることが分かりますよね。


もっとも賑わっているのは西側でしょう。


09_06


ターチーン川沿いが商業の中心地。大きな市場もあります。

そのまま視線を北西へと移したところで、


09_07


中央やや上に妙なモノが見えるのに気が付きました。
あれは…


09_08


巨大な竜!?

調べたらマンゴーン・サワン公園(อุทยานมังกรสวรรค์ 天龍鎮)、
日本語で天竜公園という中国村的なテーマパーク内にある
ルークラーン・パンマンゴーン・ミュージアム(พิพิธภัณฑ์ลูกหลานพันธุ์มังกร)と判明。

訳すと竜の末裔ミュージアムってところでしょうか。
あの竜の内部には中国古代~近代史が模型や人形を使って展示されているようで。

公園内にはスパンブリー国柱廟もあるのでいつか訪れてみたいと思ったのですが、
入園料がタイ人でも299バーツ、外国人だと499バーツと目が飛び出る高さ。

だったらヤワラートに行って美味しい中華料理食べたほうがいいかな(笑)


さて、次に北側の風景。


09_09


一気にのどかになりました。

でも意外だったのは、山が見えない!
さっき登ってきたカオ・ナーンブアットの姿をまた拝めるかなと期待していたのに。

考えてみたら50km近く離れているので、さすがに無理ですかね。


残る東側はというと、


09_10


こっちものどか。
左上の白い建物群のもう少し左にスパンブリー・バスターミナルがあります。


一周したので、狭いらせん状の階段で3階へ。

この階は土産物売り場なのか。

ぬいぐるみ、かばん、帽子…。
うーん、もっとスパンブリーらしいものを揃えたほうがいいような。
もしや1階に行けばあるんだろうか。


つまらないのでサーッとスルーして、エレベーターで2階へ。
ここは、軽食と飲み物のコーナー。

無愛想なおばさんにホットーコーヒーを注文。
インスタントで30バーツか ^_^;)


09_11


席に着いて今一度のんびり景色を楽しみながら、ぬるいコーヒーをすすったのでした。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:263バーツ

※旅は2013年10月30日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ワットカオクン


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スパンブリー再訪 スパンブリー北部の山を訪ねて[8]

ワット・カオナーンブアット(ワット・カオクン)を後にしますか。
282段の階段を下りて行きます。


08_01


西の田園風景を眺めながらなので気持ちいいもんです。

麓到着14:21。
暑い真っ盛りだけど、今度こそ1.2km歩くぞ ^_^;)


08_02


てくてくと歩を進めます。
ふと振り返ると、


08_03


カオ・ナーンブアットって意外と低い山なんですねぇ。
階段を懸命に登ったせいか、もう少し高く感じましたよ。

引き続き歩いていると、後ろからバイクの音が。
まさかまたはないでしょう(笑)

「道の入口までですか?」
とバイクの男性。

えっ、はい。そうです。バスに乗るんです。

…ってことでまた乗せてもらっちゃいました!
ありがとうございます~。


表の国道340号線まで来たところで、

「バスはたぶんここには停まってくれませんよ。先まで行かないと…」

と男性。そのまま左折して大きめの交差点角まで送ってくれたのでした。


どうもありがとうございました!

男性は、さも普通のことのようにニコっとしただけで去って行ったのでした。


往復ともに地元の人の優しい親切に触れて、
一気にスパンブリーが大好きになっちゃいましたよ ^^

時刻は、14:31。


08_04


向こうが今来たワット・カオナーンブアットのある北の方。
で、ここを右折すると、かのバーンラチャンの地へとを行くことができます。

角には、


08_05


売店が。
ちょうどいいや。中華系店主に代金払ってミネラルウォーターをゲット。

ちびちび飲みながら長期戦覚悟で待っていると、
間も無くバスが現れるじゃないですか!


08_06


さっき乗って来たのと同じ、ナコンサワンスパンブリー行きです。
あれ? さっき降りたのが13:50だから1時間弱間隔なのかな。
思ったより本数があるんですね。

ということで乗車。14:39。


08_07


終点のスパンブリー・バスターミナルまで行きましょう。
35バーツと車掌さん。

途中、ガソリンスタンドの給油休憩で数十分もロスして、
ようやくスパンブリー・バスターミナルに到着!


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時刻は、15:59。

右端のが乗って来たバスです ^_^;)

スパンブリーのバスターミナルって初めて来ましたよ。


08_09


コンパクトなわりに利用客が多い印象。


さて、外からソンテオに乗って中心市街まで行きますか。


08_10


お、ちょうどいるじゃないですか!

と乗り込もうとして中を覗いたら、女子大生がビッシリ。
シャイな私にはちょっと乗れない…(笑)

見送って、後ろの白いソンテオに乗ったのでした。


何度も曲がって方向感覚を失った頃に例の目印が見えてきました。
ってことはもうすぐ。

案の定、停まると全員が下車。終点ですね。
すぐにここからの客が乗り込んできます。


08_11


運転手に運賃8バーツを払います。
時刻は、16:12。


以前、サームチュック百年市場ドラえもん寺ワット・サンパスィウ
カーオホン百年市場を尋ねる旅でスパンブリー市街を訪れているんですが、
なぜ再訪したかと言うと、さっき言った「目印」に登るため。

前回は休みだったんです。

その目印はソンテオ終点から徒歩わずか2分。


08_12


ここです。
良かった。今日はやってますよ!





<交通費>
バス:35バーツ
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:263バーツ

※旅は2013年10月30日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ワットカオクン


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ワット・カオナーンブアット(ワット・カオクン) スパンブリー北部の山を訪ねて[7]

たどりついた頂上にある寺院は、ワット・カオナーンブアット。
地元の人にはワット・カオクンと言ったほうが通じるようです。

カオナーンブアットとは、「出家女性の山」の意。
昔、山頂にある洞窟に出家女性が居を構えていたからなんだとか。


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まずは本堂から。中に入ると、


07_02


コンパクトながら開放的な造りなので気持ちいいです。
参拝を済ませて出ようとすると入口の門に目が行きました。


07_03


彫刻が素晴らしいですね。

山頂をいっぱいに使った境内を、
階段のある西側から反時計回りに回ってみましょうか。

南側は社務所とその背後に木々が茂っているために景色がまったく見えません。
ここがバンコクから国道340号線を北へ向かって最初にある山であることを
確認できないじゃないですか。

次は東側へ。


07_04


うわー、高いものの何一つない、のどかな田舎の風景が広がっています!
山も全然見えませんね。

ちなみにこの東側にはこんな風に


07_06


あずま屋があって休憩できるようになってるんです。いいですよね。
売店でもあればゆっくり座ってジュースでも飲みながら
景色をぼーっと眺めたいものです。



次に北側。


07_05


こんもりとした山が点在してますね~!
山があると景色が一層壮大になる気がしますよ。

ところで手前に見えているのは、はい、道路なのです。
なんとこの頂上まで車で上がって来れるんですよ。さすがタイですよね(笑)

朝の托鉢も、まさか車で麓とまで下りて、なんてことはないとは思いますが…。


この東側の一角にもう一つお堂が。


07_07


内部はこんな感じ。


07_08


中央の像は、タンマチョート僧侶。かつての住職です。

アユタヤ王朝末期、ビルマ軍の侵攻を何度も防いだ現在のシンブリー県にある
バーンラチャンという村の住民たちの心のよりどころとなった僧侶です。
なんでも呪文に長けているということで村に招聘されたんだそうで。

しかし1766年、ビルマ軍との戦い8回目にしてバーンラチャンはとうとう陥落。
この話は映画『バーンラチャン』(YouTubeトレイラー)で描かれているので
観た方もいるかもしれませんね。


タンマチョート僧侶はというと、
なんとラオスのチャンパーサックへ逃れていたのでした。

数年後、タークシン王がトンブリーでタイ王朝を再興すると、
ここ
カオナーンブアット戻ってきて、82歳で亡くなるまで
ほとんど人と会わなかったそうです。



で、後ろの上段左右にある小さな仏像も
バーンラチャンで最後の戦いがあった頃のものだとか。


次に残る西側へと歩いて行くと、


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大仏が西を向いて鎮座しています。

大仏の眺める先はというと…


07_10


こちらも見事な田園風景ですねー!

中央左寄りに先ほどバイクで送ってもらった道が見えます。

でも西にも山が見えないんですね。
と言うことで、この山がバンコクから北方で最初にある山でほぼ間違いなしかと。


時刻は、14:10。

さて、下山してスパンブリーへ向かいましょう!





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:220バーツ

※旅は2013年10月30日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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山上の寺院へ スパンブリー北部の山を訪ねて[6]

無事にナコンサワン発スパンブリー行きのバスに乗車できて一安心 ^_^;)


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わりとゆっくり走っていたバスが、突然右へ逸れ
さらに
ターチーン川まで渡りました。そして細い道に入りこんでいきます。

どうやら
ターチャーンという町のようで。

「バンコクへ行く人はいますか? 乗り換えできますよ!」
と車掌さんの大声が響きます。

ちょうどバンコク行きバスが町を出発したところだったようで、
お互いに停車して数名のお客さんが乗り移っていきました。

で、その先に見えてきたのは、


06_02


ターチャーンのバスターミナルのようです。
時刻は13:23。

そう言えばターチャーン行きのロッ・トゥーを何度か見かけたことがあるんですよ。
ここまで来るってことですね。小さな町ですがバンコク行きバスもあるってことは、
そこそこ人口が多いんでしょうかね。ちょっぴり不思議。

しばらく停車するようなので、ちょっと降りてみます。


06_03


派手派手なバス、いい味出してますね(笑)
左手がバスターミナル。


13:30に再び走り出したバスは、国道340号線に戻り南下を続けます。

iPhoneのマップで現在地を逐次確認。
一応車掌さんに着いたら声かけてとお願いしたんですが、
忘れられたらたまったもんじゃないですからね ^_^;)

…よし、そろそろだ。

と顔を上げると同時に、「ここだよ」と車掌さん。
ありがとうございます ^^


06_04


時刻は、13:50。
ブン・チャワークから40分でした。結構時間かかったな。
場所は、ここ(グーグル・ストリートビュー)です。


さーて、これから向かうのは、


06_05


この看板にある、ワット・カオナーンブアット (วัดเขานางบวช)、
別名ワット・カオクン (วัดเขาขึ้น) です。

カオは「山」、クンは「上る」の名のとおり、山の上にあるお寺なのです。
山上のお寺なんて珍しくないよとお思いかもしれませんね。

実は、地図をまじまじと見てて気付いたんですが、
バンコクから国道340号線を北上していって最初にある山が
どうもここらしいんですよ。


それで訪れてみようと思った次第 ^_^;)


06_06


山の麓までこの道を1.2kmほど歩くようです。
よしっ、行くぞ!

ズンズン歩いていたら、後ろからバイクが。
追い抜くかと思いきや私の真横で停まるじゃないですか。

「どこへ行くんですか?」と男性。

ワット・カオクンです。

ポンポンと後部座席を叩きます。

うわぁ、ありがとうございます!

「ちょうど店に帰るところなんですよ」


その店はまさに山麓にある小さな池のほとりにありました。
魚がいるようで、その魚にあげるエサの売店のようです。

売店前で停車。
どうもありがとうございました!

時刻は13:55。


06_07


あそこが登山口、というかお寺への入口ですね。


06_08


また試練だな -_-;)
気合いを入れて登りますか!

階段を一段一段踏みしめます。
途中で間隔や高さが変わるあたりがタイらしくていいですね(笑)

両側の木々の間ではリスが軽快に飛び回っているのが見えました。

ん?


06_09


サボテン? 途中からは両側にこんな感じでニョキニョキ群生してるんですよ。
ちょっと気持ち悪いですね ^_^;)


おっ、あと少しだ~。


06_10


280、281・・・

282段で頂上に到着しましたー!!





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:220バーツ

※旅は2013年10月30日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ワットカオクン

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